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イマジオム、ものづくりトラブルの原因を究明するカメラシステム「TargetWatcher」をバージョンアップ

@Press / 2018年1月10日 11時0分

株式会社イマジオム(本社:茨城県日立市、代表取締役:高木 太郎)は、生産ラインや製造機械で発生するトラブルの原因を究明するためのカメラシステム「TargetWatcher(ターゲット・ウォッチャー)」の最新バージョンを1月25日に発売します。今回のバージョンアップでは、カメラが写す映像を記録するのに必要な「トリガ」に関連する機能を強化します。ユーザから多くの要望が寄せられていた、PLC/アナログ信号/音声を利用してトリガをかける機能を追加するとともに、トリガの設定方法を見直して使い勝手を向上させます。
ものづくり現場で発生するトラブルは千差万別で、TargetWatcherを使いたい環境が必ずしもトリガのかけやすい環境であるとは限りません。今回のバージョンアップで、TargetWatcherの活用場面が広がり、トラブル対策をより迅速に行うことができるようになります。

製品ホームページ: http://www.imageom.co.jp/TargetWatcher/


■トラブル対策用カメラシステム「TargetWatcher」
「TargetWatcher」は、生産ラインや製造機械でごくたまに発生するトラブルの原因を究明し、再発を防止する目的で開発されたカメラシステムです。ドライブレコーダのようにトラブルの時だけ映像を残す「トリガ撮影」、時間をさかのぼって映像を残す「遡及記録」、ハイスピードカメラのように速い動きを鮮明に記録する「高速撮影」、防犯カメラのように複数の視点から撮影して死角をなくす「多カメラ撮影」といった機能・特徴を併せ持ち、いつどこで現れるか予想しにくいトラブルも見逃さずに記録して、再発防止策の検討に役立てることができます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/146679/LL_img_146679_1.jpg
TargetWatcherセット

■TargetWatcherとトリガ
カメラシステムとしてのTargetWatcherは、平常時にはカメラに写った映像を記録せずに捨て、トラブルが発生した時だけ動画として残す動作をしています。これは、たまにしか発生しないトラブルを、長い時間にわたって待ち続けるために必要な動作です。一方でトラブル発生時に映像を残すには、そのことをTargetWatcherに知らせなければなりません。そのための仕組みを「トリガ」と呼びます。トラブルには多種多様なものがあり、いつも同じトリガが使えるとは限りません。そのためなるべく多くのトリガを利用可能にしておくことが重要です。
TargetWatcherは、「トラブル対策用」として市販されているカメラシステムの中では、最も多くのトリガに対応しています。たとえば制御装置からの信号出力、各種のスイッチやセンサ、異常表示灯の点灯、製品や機械の動きなどを利用してトリガをかけることができます。しかし場合によってはそれでも充分ではありませんでした。設備管理上の理由により、トリガに使う機器を設置したり、ケーブルを敷設したりすることができない場合もあるからです。そのためTargetWatcherには、これまで以上に簡便にトリガをかけることのできる機能が強く要望されていました。


■バージョンアップの概要
今回のバージョンアップでは、TargetWatcherのトリガ機能について、次の変更を行いました。
・トリガの種類
従来バージョン:キーボード操作
ディジタル信号の入力
カメラ映像の変化
タイマ
新バージョン :キーボード操作
ディジタル信号の入力
カメラ映像の変化
タイマ
PLCとの通信(追加)
アナログ信号の入力(追加)
音声の入力(追加)

・トリガの設定方法
従来バージョン:使い方によっては、同じ設定を何度も行う必要がある
新バージョン :一度設定したトリガを使い回すことができる(改良)


それぞれの変更点について以下に示します。

<変更点1:PLCトリガの追加>
PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)は、機械装置の制御に特化した小型のコンピュータです。ものづくり現場にある多くの機械設備に組み込まれているPLCは、機械設備の異常を検出することができ、またLANケーブルを接続すれば外部と通信を行うことができます。PLCトリガは、このようなPLCを利用するトリガです。TargetWatcherの本体であるパソコンとPLCをLANケーブルで接続するだけで、TargetWatcherにトラブルの発生を知らせることができます。

<変更点2:アナログ信号トリガの追加>
一部のセンサは、連続的に変動する電気信号を出力します。たとえば温度センサは、温度に応じて出力電圧が変動しますし、光センサ・力センサ・電流センサなども同様の動作をします。アナログ信号トリガは、こうしたセンサを活用するためのトリガです。TargetWatcherの本体であるパソコンに入力モジュールとセンサを接続し、異常を判別するためのしきい値を設定するだけで、TargetWatcherにトラブルの発生を知らせることができます。

<変更点3:音声トリガの追加>
発生時に音声を伴うトラブルがあります。過負荷のかかった機械や、床に落ちた品物からは音が出ますし、警報装置からはブザー音が鳴ることもあります。またトラブルに気付いた人が声を発することもあります。音声トリガは、このような音や声を利用するトリガです。Target-Watcherの本体であるパソコンにマイクロホンを接続するだけで、TargetWatcherにトラブルの発生を知らせることができます。

<変更点4:トリガ設定方法の改良>
トリガの中には、設定が面倒なものがあります。たとえばカメラ映像の変化をトリガにして赤ランプが点灯することを検出する場合、映像の中で赤ランプが写っている部分を指定したり、赤ランプが点灯している時と消灯している時の映像の違いを教えたりする手間がかかります。従来バージョンのTargetWatcherでは、カメラごとにトリガを個別に設定する必要があったので、たとえば赤ランプが点灯した時に3台のカメラの映像を記録したい場合、同じトリガの設定を3回行う必要がありました。しかし新バージョンでは、一度設定したトリガを複数のカメラで使うことができるようになり、同じ設定を何度も行う必要がなくなりました。


■展示会出展のお知らせ
今回のバージョンアップを受け、イマジオムは下記の展示会に新バージョンを出展します。

<第4回 自動車部品&加工 EXPO>
会期 : 2018年1月17日(水)~19日(金)
会場 : 東京ビッグサイト 東ホール(東京・有明)
主催 : リード エグジビション ジャパン株式会社
ホームページ: http://www.actpt.jp/


■株式会社イマジオムについて
独創的なコンピュータ技術で、日本と世界の「ものづくり」と「ことづくり」に貢献します。

設立 : 2004年4月
資本金 : 1,000万円
本社所在地 : 〒316-0024 茨城県日立市水木町1-11-10
代表取締役 : 高木 太郎(たかぎ たろう)
ホームページ: http://www.imageom.co.jp/


■TargetWatcherに関するお問い合わせ先
株式会社イマジオム
TargetWatcher係
電話 : 0294-28-0147(代表)
ファクシミリ: 0294-28-0148(代表)
電子メール : office@imageom.co.jp (代表)


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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