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寒波到来!“温かいスープ”は末端まで温める効果が120分持続 “温かいスープvs温かいコーヒーvs白湯”サーモグラフィで体温上昇を検証

@Press / 2018年1月18日 11時0分

2014年9月に発足した朝食に温かいものを摂取することの重要性を啓発するため、情報発信する団体『温朝食ラボ』(事務局:東京都渋谷区)は、1日のうちで最も身体が冷えると言われる朝に、身体を温めるために飲むべき1杯が何かを検証するべく『温かいスープ』『温かいコーヒー』『白湯』の3種類の飲料で体温上昇の比較検証を今津 嘉宏 先生(芝大門 いまづクリニック 院長)の監修のもと、サーモグラフィを用いて行いました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/147512/LL_img_147512_1.jpg
【サーモグラフィによる検証・上半身】


今回、3名の女性にスープを摂取してもらったところ、摂取直後より体温が上昇し、特に末梢の手においては、最大で約2℃上昇。その後も上昇した体温が120分持続しました。対して温かいコーヒーは、摂取直後は体温上昇がみられたものの、末梢の手が、20分後以降には低下傾向に。さらに100分後には摂取前よりも体温が下回る結果となりました。また白湯においては、末梢の手が、10分後から体温が低下し、45分後には摂取前よりもさらに低い体温となりました。
これらのことから、摂取直後から体温が上昇し、継続的に身体を温めるのは、温かいスープであることがわかりました。

【サーモグラフィによる検証・上半身】
https://www.atpress.ne.jp/releases/147512/img_147512_1.jpg
【サーモグラフィによる検証・手の甲】
https://www.atpress.ne.jp/releases/147512/img_147512_2.jpg
【温度量変化の検証・腹部、手の甲】
https://www.atpress.ne.jp/releases/147512/img_147512_3.jpg


<試験概要>
■被験者 :20~30代女性3名
■試料 :(1)コーンクリームスープ(温) 120ml
(2)コーヒー(温) 120ml
(3)白湯 120ml
※(1)・(2)は、市販のインスタント粉末を使用
■試験方法:試料摂取前、摂取~120分後までの上半身、両手をサーモグラフィで撮影。
試験は2日間で実施。試料は4分かけて摂食。
■試験期間:2017年11月24日、25日
■実験監修:今津 嘉宏 先生(芝大門 いまづクリニック院長・医師)


<実験監修・今津先生のコメント>
今津 嘉宏 先生(芝大門 いまづクリニック 院長)
https://www.atpress.ne.jp/releases/147512/img_147512_4.jpg
藤田保健衛生大学医学部卒業。慶應義塾大学病院で外科医として働きながら、漢方医学を学ぶ。済生会中央病院外科副医長、慶應義塾大学医学部漢方医学センター助教、北里大学薬学部非常勤講師、慶應義塾大学薬学部非常勤講師などを歴任し、東京都港区に芝大門 いまづクリニックを開院。日本外科学会認定医・専門医、日本消化器病学会専門医、日本消化器内視鏡学会専門医、日本がん治療認定機構認定医・暫定指導医、日本東洋医学会専門医。
主な著書:『子どもの心と体を守る「冷えとり」養生』(青春出版社)、『病気が逃げ出す上体温のすすめ』(ワニブックスPLUS新書)他多数

~とろみのあるスープで、お腹の中から身体が温まり続ける効果を確認~
今回の試験結果から、コーンクリームスープが、白湯やコーヒーよりも身体を温め、且つその効果が持続することが分かりました。理由としては、スープに含まれる「とろみ」が大きく関係しているといえます。とろみがあると、飲食物が胃の中に停滞する時間が長くなるのです。
本試験では、スープ摂取後、腹部の体温が平均で最大約1℃上昇し、手の甲においては平均で最大約2℃上昇しました。体温が1℃上昇すると、免疫力が約5倍高まるといわれており、とろみのあるスープ摂取が、免疫力アップにもつながるといえます。
1日のうち体温が最も下がる朝に大切なのは、朝食に温かいものを取り入れて身体を温めることです。それが冷えを解消し、免疫力を上げることにつながります。さらに、とろみのあるスープは摂取120分後も身体を温める効果が持続します。このことから、冷えや免疫力アップに貢献するだけでなく、摂取後も午前中の学校の勉強や会社の仕事がはかどるよう、身体に「エンジン」をかけ続けることができるといえるでしょう。


<『温朝食ラボ』発足の背景と目的>
朝食は一日のはじめのエネルギー源として、体温を高め、生活のリズムを整えるために非常に重要な食事です。朝食が不十分だと、やる気がでない、集中力が上がらないといった調査結果が報告されています※。(※参考:子どものからだと心・連絡会議編2006・子どものからだと心白書)
「厚生労働省 平成24年 国民健康・栄養調査結果の概要」によると、朝食の欠食率は低下傾向にあり、朝食を摂ることの重要性についての認知が拡大している現状が伺えますが、冷たいものを単品でとるだけの簡単な朝食では、せっかく食べても体温を十分に上げきれない、といった専門家の意見も見受けられます。こうしたことから、健康的な一日のスタートが切れるように、朝食に温かいものを摂取するスタイルを「温朝食」としてご提案していきたいと考え、この度情報発信のために『温朝食ラボ』を発足することとなりました。


●『温朝食ラボ』活動内容
・温朝食に関する基礎知識、効果、最新ニュースなどの収集と発信

・ウェブサイト『温朝食ラボ』( http://www.onchoshoku.jp/ )の運営管理
掲載内容(随時更新)
冷え改善/活力アップ/免疫力アップの3つテーマで、温朝食の効果やご協力頂いている先生のインタビューを通じて温朝食の魅力を紹介。また、忙しい朝に時短を実現した温朝食レシピや様々な専門家の視点で温朝食の魅力をコラム形式で発信しています。

・協賛/味の素株式会社


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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