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春季特別展「猿楽と面 ―大和・近江 および 白山の周辺から―」3月10日(土)より開催

@Press / 2018年1月22日 10時0分

MIHO MUSEUM(所在地:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300 館長:熊倉功夫)は、
2018年(平成30年)3月10日(土)~6月3日(日)までの期間、春季特別展
「猿楽(さるがく)と面(おもて) ―大和・近江 および 白山の周辺から―」を開催いたします。

■開催趣旨
「猿楽(さるがく)」とは、能と狂言で構成される現在の能楽の古称です。
その起源は、大陸から伝来した「散楽(さんがく)」に由来し、日本古来の芸能と
融合しながら完成度の高い歌舞劇へと進化したとされています。
田楽(でんがく)や猿楽など多くの座が競い合い、また影響しあう中で、室町時代
初期に観阿弥、世阿弥によって大成された「能」「狂言」の様式は、日本を代表
する芸能のひとつである「能楽」として、現在に受け継がれています。
本展覧会は、平安時代後期、鎌倉時代の古面に始まり、南北朝から室町、安土桃山
時代の大成期にわたる350面(うち重要文化財80面)の「面(おもて)」を
通して、中世の人々が熱狂した「猿楽」の世界を、主に彫刻史の観点から、文化
芸能史、文学史の側面も絡めながら、紐解いていきます。 ※会期中展示替えあり

■開催概要
展覧会名:春季特別展「猿楽と面 ―大和・近江 および 白山の周辺から―」
英語タイトル:Sarugaku Masks: Shaping the Culture of Noh
開催期間:2018年(平成30年)3月10日(土)~ 6月3日(日)
会 場:MIHO MUSEUM
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
Tel:0748-82-3411 Fax:0748-82-3414
URL http://miho.jp
主 催:MIHO MUSEUM、京都新聞
後 援:※滋賀県、※滋賀県教育委員会、※NHK大津放送局、※BBCびわ湖放送、
※エフエム京都 ※申請中
担当学芸員:桑原 康郎(MIHO MUSEUM学芸員)
片山 寛明(MIHO MUSEUM特任学芸員)
高梨 純次(公益財団法人 秀明文化財団参事)
展示構成:1.猿楽の源流
2.猿楽と面 ― 大和
3.猿楽と面 ― 近江
4.猿楽と面 ― 白山周辺
5.近江の面打 ― 井関
6.狂言
展示総数:約370点(予定・展示替えあり)
重要文化財 84点(うち面80点)
重要美術品 3点
県・市・町指定品 178点
開館時間:午前10時~午後5時 【入館は午後4時まで】
休館日:毎月曜日 ※4月30日(月・振休)は開館、5月1日(火)は休館
入館料:一般1,100円、高・大生800円、小・中生300円
【20名以上の団体は各200円割引】
次回予告:2018年6月30日(土)~8月26日(日)
夏季特別展「赤と青のひ・み・つ
―おとなもこどもも遊んでみよう! 色いろイロの世界」(北館)(仮称)

展覧会関連イベント:
1. 能の実演とお話し「能楽ワークショップ」
●講師:片山 九郎右衛門師(観世流能楽師)
●日時:4月29日(日)14:00~15:30●会場:南レクチャーホール
●定員:100名 ●予約方法:・4/29ワークショップ希望・氏名・住所・
電話番号・メールアドレス・参加人数を明記してinformation@miho.jpまで
メール送付
2. 講演会「面のおもしろさ」
●講師:伊東 史朗(本展覧会の監修者、MIHO MUSEUM研究顧問、
和歌山県立博物館館長、京都国立博物館名誉館員)
●日時:4月22日(日)13:30~15:00
●会場:南レクチャーホール●定員:100名
●予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布●参加無料(入館料要)
3. シンポジウム「猿楽と面の進展―各地に残る面から」
●コーディネーター:高梨 純次(公益財団法人 秀明文化財団参事)
※パネリストは、各地の研究者を数名予定
●日時:5月13日(日)13:30~15:30
●会場:南レクチャーホール●定員:100名
●予約不要:当日美術館棟受付にて整理券配布●参加無料(入館料要)
4. ギャラリートーク「学芸員による特別展解説ツアー」
●担当:桑原 康郎(MIHO MUSEUM学芸員)
●開催日:3月24日(土)、4月28日(土)、5月19日(土)、※6月2日(土)
●時間:13:00より約1時間 ※6月2日のみ14:00より
●美術館棟エントランス集合にて展示解説ツアー●参加無料(入館料要)

子ども向けプログラム:
1.「子どものアトリエ」
「古代アッシリアのレリーフ」 3月25日(日)、5月20日(日)
「ローマのモザイク」4月8日(日)
●13:30~16:00●小学生対象●定員10名●材料費500円
●参加する子どもと引率者2名まで入館無料●定員になり次第締切
2.「わくわくミュージアム」※日時は決定次第HPにて発表
●上記いずれも 予約・問合せ:教育普及担当 TEL. 0748-82-8036
FAX 0748-82-2834

春のコンサート:「情熱のピアニスト 熊本 マリ・リサイタル」
●出演:熊本 マリ (ピアニスト)
●日時:5月19日(土)15:00~16:30
●会場:南レクチャーホール●定員:100名
●参加費:一般7,000円/MIHO MUSEUM友の会会員6,000円
※料金には入館料、コンサート鑑賞、消費税が含まれています。
※お食事・喫茶はありません。
●予約・問合せ:広報担当TEL.0748-82-3411

■作品画像
1. 旧金剛宗家伝来 翁(白式尉)〔重要文化財〕室町時代
三井記念美術館蔵 展示:4/10~5/6
2. 追儺 桃山時代 1581年(天正9)
滋賀県・石山寺蔵 展示:5/8~6/3
3. 若女 〔重要文化財〕 鎌倉時代 1291年(正応4)
岩手県・中尊寺蔵 展示:4/10~5/6
4. 福太夫 〔滋賀県指定〕 室町時代
滋賀県・油日神社蔵 展示:3/10~4/8
5. 父尉 室町時代前期 15世紀
福井県・福井県立博物館 展示:5/8~6/3
6. 喝食 〔重要文化財〕 桃山時代1616年(元和2)
岐阜県・長瀧白山神社蔵 展示:5/8~6/3
7. 乙 〔重要文化財〕 桃山時代
岐阜県・関 春日神社蔵 展示:5/8~6/3

■MIHO MUSEUMについて
MIHO MUSEUMは1997年11月に、琵琶湖の南、自然豊かで風光明媚な湖南
アルプスの山中に誕生しました。
建築設計は、フランス・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドで世界的に知られる
I.M.Pei氏によるものです。設計のテーマは「桃源郷」。東晋の詩人、陶 淵明の
「桃花源記」にある仙境の楽園―桃源郷の物語を、構想・設計・建設に6年の歳月を
かけて、信楽の地に実現したのです。
美術館棟へは、枝垂れ桜の並木道を通り、銀色に輝くトンネルを抜け、深い谷を
越える吊り橋を渡って行きます。美術館棟は、「自然と建物と美術品」「伝統と
現代」「東洋と西洋」の融合をテーマに、建築容積の80%以上を地中に埋設し、
建物の上にも自然を復元しています。幾何学模様が織りなすガラス屋根からは、
明るい太陽の光が降り注ぎ、訪れる人をやさしく包み込んでくれます。
所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジア、
中国、朝鮮、アメリカなどの古代美術と、仏教美術や、茶道美術をはじめ、絵画、
漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて約3000件からなり、季節により内外から
の出陳を加えて、常時250~500点を展示しています。
その質の高いコレクションは、ニューヨーク・メトロポリタン美術館、ロサンゼ
ルス・カウンティ美術館、オーストリア・ウィーン美術史美術館、オランダ・ライ
デン国立古代博物館などで公開され、海外からも高く評価されています。
施設としては、2つのホール、オリジナルグッズをそろえた3つのショップ、無肥料
・無農薬の厳選された食材を使用したレストランと、喫茶各1店舗があります。
レストラン別室では、団体様用の昼食も提供しています。
MIHO MUSEUMは、信楽の大自然、建築、美術品、すべてが融合した感動の空間
です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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