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<産休・育休からの復職に関する調査>両立の壁は「時間の制約」ではない!職場復帰成功のカギは「想いへの配慮」と「“貢献”の実感」

@Press / 2018年2月20日 11時30分

株式会社インディプロス(本社:東京都港区、代表取締役:藤島 淑子)は、2014年4月以降に産休・育休から復職した女性152名に対してアンケートを行い、復職後の周囲のサポート状況や自身の気持ちの変化に関する調査を行いました。

<調査結果詳細>
http://ikukyu.indipros.com


■調査結果概要
1 復帰直前の気持ちについては、約半数の人が「不安」が最も強かったと回答

2 職場復帰後の生活に関しては、約半数の人は「思ったより楽しい」と回答しており、復帰前はネガティブな気持ちが強かった人に関しても、60%以上が「思ったより楽しい」と感じている。
一方で「思ったより辛い」と回答した人が約20%程度存在しており、その大きな要因は「周囲との関係性(無理解/パワハラ)」や「仕事での不完全燃焼感」、「待遇の悪化」を挙げている人が多い

3 復帰前に感じていた大きな不安・懸念は「時間のやりくりができるかどうか」と「子供のケアができるか/さみしい思いをさせないか」
・このうち時間のやりくりに対しては3分の2の人が「会社のサポートが十分だった」と回答
・一方で、「子供のケアができるか/さみしい思いをさせないか」といった家族への懸念に対しては、会社の配慮が十分だったと回答した人は半数に満たない

4 忙しい中でも仕事と育児の両立を頑張れる原動力に関しては、「自分が貢献できる場があることを実感したいため」が半数を超えてトップ。
しかしこの思いに反して、仕事での能力発揮に対する会社のサポートが十分だったと回答した人は25%程度にとどまっている

以上の結果について、「時間的制約に対する企業の対応はひと段落しつつある。これからは、復職時に多くの人が抱く可能性が高い以下の「3つの気持ち」を正しく理解し、その気持ちに適切に応えていくことが、復帰した社員により長く、よりHappyに働き続けてもらう上でのキーとなる」ということを示していると解釈しました。


《復帰社員の3つの気持ち》
(1) 復帰初日の不安な気持ち
(2) 「家族のケアができているか/不安な思いをさせていないか」という心配や罪悪感
(3) 「自分が貢献できる場があることを実感したい」という気持ち

より具体的な結果や個別のコメントは下記サイト、および下記サイトよりダウンロードしていただける「結果レポート【完全版】」でご確認いただけます。
http://ikukyu.indipros.com


■調査結果のポイント
(1) 復職に際しての気持ちとその後の変化
復帰前に抱く最も大きな感情は「不安」。しかし、実際に復帰した後には「思ったより楽しい」との回答が半数に及んでいる。
(復帰前にはネガティブな感情を抱いていた人でも、6割以上が「思ったより楽しい」と回答)
・復帰後の生活を「思ったより楽しい」、「思った通り楽しい」と感じた人について、その要因で特に多いものは[1]仕事内容の充実、[2]一人時間の確保/複数の世界を持つことによる充実感と心のバランス維持、[3]周囲との関係(雰囲気/サポート)
・復帰後の生活を「思ったより辛い」、「思った通り辛い」と感じた人について、その要因で特に多いものは[1]周囲との関係(無理解/パワハラ)、[2]仕事での不完全燃焼感、[3]待遇の悪化(降格/給与減額)

[復帰後の気持ちの変化]
https://www.atpress.ne.jp/releases/149076/img_149076_1.png

(2) 復帰に際しての「不安」の中身と職場フォローの充足度
時間的制約をはじめとした環境面での整備は各企業で整いつつある一方で、家族に関する心配事や罪悪感といった表に出しにくい「気持ち」は理解してもらえていないと感じるケースが多い。
・復帰に際して特に大きかった不安・懸念は「時間のやりくりができるかどうか」と「子供のケアができるか/さみしい思いをさせないか」
・なかでも最も多い懸念である「時間的制約」に関しては、70%超の回答者が「会社の配慮は十分」と回答
・一方、同様に懸念の多い「子どものケアができるか/さみしい思いをさせないか」という家族への想いの理解に関しては、「十分」との回答は40%程度にとどまっている

[不安の中身と職場フォローの充足度]
https://www.atpress.ne.jp/releases/149076/img_149076_2.png

(3) 両立の原動力
仕事と育児の両立を頑張れる一番の原動力は「貢献実感」と「将来のキャリア」。しかし職場のサポートは最も不足。
・仕事と育児の両立を頑張れる原動力は「自分が貢献できる場がある実感をもちたいため」がトップで50%超。「将来のキャリア」についても「家計のため」と並んで約3分の1が原動力と答えている
・今の会社で働き続けたい理由は、「時間の長さ・自由度」の次に「仕事の中身」が多く、「両立支援の制度・仕組み」よりも仕事の中身が優先される傾向にある
・しかし一方で、「仕事での能力発揮」や「キャリア形成」に対しては、他のサポートと比べて十分でないとの回答傾向にある

[両立の原動力と職場のサポート]
https://www.atpress.ne.jp/releases/149076/img_149076_3.png


■調査結果レポート【完全版】について
当調査のより詳細な結果レポートを下記のサイトより無料でダウンロードしていただけます(会社名等の入力が必要です)。
当レポートでは、自由記述も含めた調査結果の詳細のほか、職場で実際に活用いただける育休復帰支援策のTipsなどもご紹介しております。(A4/本文14ページ全カラー)
【調査結果】
・復帰初日の周囲の反応について
・職場復帰後に気持ちが変化した理由(自由記述)
・家族の理解・サポートについて
【復帰支援Tips】
・スムーズな職場復帰のための初日の迎え方
・復帰前に「復帰後の子育て」に関する正しい知識を伝えてあげる
・周囲との良好な関係性の維持・構築のキーとは
・復帰後の能力発揮支援の考え方とスタンス

また、ダウンロードしてくださった企業様限定で、社員意識調査の無料実施サービスや女性活躍推進関連の研修の特別価格でのご提供(一部無料)などの特典もご用意しておりますので、ぜひご活用ください。


■当調査を実施した背景
当社の代表である藤島は、外資系コンサルティング会社出身の現役の組織・人事コンサルタントであり、一児の母でもあります。
コンサルタントとして様々な企業にダイバーシティや女性活躍支援のためのコンサルテーションを行う中、仕組みや制度といったハード面の整備は進んでも、一番大切なソフト面(人と人との関わりや気持ちへの配慮)でのケアにまでは、まだ目が行き届いていないのではないか、との課題認識を持つようになりました。

そこで、育休から復帰して育児と仕事の両立に励む女性たちは、実際にどのような思いで日々仕事をしているのか、本人も周囲もよりHappyに働き続けるためには何が必要なのか、について、経験者生の声を集めたいと考え、今回の調査を行うに至りました。


■調査概要
調査方法 :インターネット調査
調査対象 :2014年以降2017年7月までに育休から職場に復帰した女性
有効回答者数:152人

[復職時の子供の年齢]
https://www.atpress.ne.jp/releases/149076/img_149076_4.jpg


■会社概要
商号 : 株式会社インディプロス
代表者 : 代表取締役 藤島 淑子
所在地 : 〒107-0061 東京都港区北青山2-7-26 Landwork青山ビル2F
設立 : 2008年1月
事業内容: 組織・人事コンサルティング/女性プロフェッショナル化支援/
ビジネスアイテムの企画・販売
URL : http://indipros.com
http://design-yourself.pw


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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