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親と子のギャラリー 東京国立博物館×びじゅチューン!なりきり日本美術館 7月24日~9月9日東京国立博物館で開催

@Press / 2018年5月21日 14時0分

東京国立博物館は、2018年夏のファミリー向け企画・親と子のギャラリーとして「びじゅチューン!」とのコラボレーションによる参加・体験型展示を行います。
「びじゅチューン!」は、アーティストの井上涼が作詞・作曲・歌・アニメーションを手がけるNHK Eテレの番組。豊かで自由な想像力で美術の楽しみを広げ、多くの子どもたちから支持を得ています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/156640/LL_img_156640_1.jpg
ザパーンドプーン北斎 会場イメージ

キーワードは「なりきり」。作品に登場する人物や描いた人になりきって、作品の背後にある物語や風景、そこに描かれた人々の暮らしを体感。自由な想像力で美術作品に親しみ、鑑賞を深めることを目指します。
会場では、「びじゅチューン!」で取り上げられた、東京国立博物館所蔵品から5点を選び、高精細画像を用いた精巧な複製や映像などを使い、多彩なアプローチで「なりきり」体験をデザインします。
たとえば、葛飾北斎の「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」。「びじゅチューン!」では、波が富士山に恋する歌「ザパーンドプーンLOVE」になりました。本企画では、映像を使ってリアルなサイズの波を再現。波の大きさを体感したり、波のキモチになって富士山に思いを伝えたり、作品世界で遊んでいただきます。


■会場構成と体験展示の内容】
●特別5室
<展示1>
体感! ザパーン ドプーン 北斎
葛飾北斎の浮世絵「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」の波はどのくらい大きかったのか?
リアルサイズで体験する大型映像展示。

「びじゅチューン!」では、富士山に恋する波が、自分をアピールするために高く伸びあがるというストーリー。
井上涼が注目した、どこまでも伸び上がる波に焦点をあてて、その大きさと構図の見事さを体感していただきます。
高さ約7.5メートルの特大スクリーンに、画中の人物が原寸大になるように「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」を拡大映像化。絵のなかの人物になりきってみると、大きな波が大迫力で迫ってくるはず。さらに、声の大きさで波がどんどん大きくなるインタラクティブな仕掛けによって、波の大きさを実感できます。

<展示2>
雨は愛すがどう描く?
歌川広重の浮世絵「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」の雨の表現に注目。
スタンプを選んで、カンタン版画体験!

「びじゅチューン!」では、主人公になった雨。ここでは、濃淡2色の墨版による雨の表現に焦点を当てます。
雨の描線を消した「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」を用意し、そこにどんな雨をふらせるか、作者になりきって考えてみる体験です。雨のスタンプを押して、「ざぁーーーーーっっっ」、「さぁさぁ」、「ぽつぽつ」好きな雨を降らせてみましょう。浮世絵の製作工程を知る、工程見本も展示します。

●特別4室
<展示3>
見返らなくてもほぼ美人
菱川師宣の「見返り美人図」。美人はなぜ振り返っているの?
前後のストーリーを想像しながら自分だけのポーズをきめてみる、インタラクティブ映像による体験展示。

「びじゅチューン!」では、恋する男性をチラチラ振り返って見ていたらぐるぐる回ってドリルになってしまった見返り美人。彼女はなぜ振り返っているのか?見返り美人になりきって、その場面を想像しながら、ポーズを決めてみよう。来場者の顔や手足の位置をセンサーが感知し、その人の動きにあわせて画面の中の美人がポーズをとります。
絵に描かれた瞬間の前後のストーリーを想像すると、登場人物がぐっと身近に感じられるはず。

<展示4>
洛中洛外 グルメチェック
岩佐又兵衛筆「洛中洛外図屏風 舟木本」のレプリカを使ってごちそうシーンを探す体験展示。

「びじゅチューン!」では、洛中洛外図の食べ物のシーンに注目しています。テーマを決めて屏風をじっくり見てみると、400年前の人々のいきいきとした暮らしが見えてくるはず。絵の中の住人になりきって、京の街をあちこち散歩。お重、おまんじゅう、焼き魚、しじみなど、屏風前のパネルに示された京のグルメを探すクイズ形式の体験展示です。

<展示5>
顔パフォーマー麗子
岸田劉生の「麗子微笑」でデジタル顔はめ!
謎の少女「麗子」のキモチを考える体験展示。

「びじゅチューン!」では悪夢をみかんの香りで撃退する麗子。
謎めいた微笑を浮かべる麗子は、見る人によってさまざまな物語をはらんでいそう。この展示では、「デジタル顔はめ」で麗子になりきり、セリフやト書きでそのキモチを表現し、自分だけの「麗子像」をつくります。自由な発想で、登場人物の背後にある物語を想像していただく体験です。


■トーハクから子どもたちへ ほんものとの出会いをプレゼント
本館展示室、平成館特別展会場には「びじゅチューン!」で取り上げられた作品を展示。
子どもたちに、「ほんもの」の作品にふれ、自分なりの発想で見る喜びを感じていただくことを目指します。
(特記されていない場合は会期中全期間展示されます)

<総合文化展>
●本館18室
「冨嶽三十六景・神奈川沖浪裏」葛飾北斎筆 7月24日(火)~8月19日(日)
「名所江戸百景・大はしあたけの夕立」歌川広重筆 8月21日(火)~9月9日(日)
重要文化財「麗子微笑」岸田劉生筆

●本館1室
火焔型土器 伝新潟県長岡市馬高出土

●本館9室
重要文化財 能面 小面「出目満昆」焼印:8月21日(火)~10月14日(日)
*以上 東京国立博物館蔵
特別展「縄文」 平成館:7月3日(火)~9月2日(日)
国宝 中空土偶 北海道函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡出土 函館市蔵(函館市縄文文化交流センター保管)
国宝 火焔型土器 新潟県十日町市笹山遺跡出土 十日町博物館蔵(十日町博物館保管)


■「びじゅチューン!」
「びじゅチューン!」は世界の「びじゅつ」を歌とアニメで紹介するNHK Eテレの番組です。作詞・作曲・アニメ・歌などすべてを手がけるのはアーティストの井上涼さん。
毎週水曜 午後7時50分放送。


■関連事業
・井上涼 トーハク×びじゅチューン! コンサート(仮称)
8月4日(土) 平成館大講堂 11:30~12:20/14:30~15:20 出演:井上涼
・ファミリープログラム「なりきり日本美術」
8月11日(土)本館 10:00~12:00/14:00~16:00
※いずれも事前申込制。
詳細は6月中旬以降、当館ウェブサイトをご覧ください。

<8月5日(日)はトーハク キッズデー>
ワークショップやギャラリートーク、子どもコンサートなど、一日博物館で遊べる子どもたちのための企画がいっぱい!


■親と子のギャラリー「トーハク×びじゅチューン!なりきり日本美術館」開催概要
会期 :2018年7月24日(火)~9月9日(日)
会場 :東京国立博物館 本館 特別4室・特別5室
主催 :東京国立博物館、NHK
協力 :公益財団法人東芝国際交流財団
開館時間:9:30~17:00(金曜・土曜は~21:00、日曜は~18:00)
※入館は閉館の30分前まで。
休館日 :月曜 ※8月13日(月)は開館
観覧料 :一般620円(520円)/大学生410円(310円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は無料。入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
※子ども(高校生以下および満18歳未満)と一緒に来館した方(子ども1名につき同伴者2名まで)は、団体料金。
※障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください
※平成館にて同時期に開催の特別展「縄文」(7月3日(火)~9月2日(日))は別料金。ただし中学生以下は無料

東京国立博物館WEBサイト http://www.tnm.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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