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人手不足、若者離れが進む建設、造園業界造園に“カットモデル”を導入して若手の定着率アップに成功!

@Press / 2018年6月20日 10時0分

造園業を行う株式会社やましたグリーン(東京都八王子市、代表:山下力人)では、修行中の職人が剪定を行う「お庭のカットモデル」というサービスを始めたところ、従業員の独立の後押しになり、新しい若い人材も入っています。造園業界が深刻な人手不足に悩まされている中、若手の獲得に成功し業績を伸ばしています。

お庭のカットモデル= http://www.yamashitagreen.com/cut/


【人手不足倒産まで!建設業界の深刻な悩み】

今、建設業界は深刻な悩みをかかえています。一つは人員不足、建設業に従事する人が減少しています。国土交通省の調査によると、建設業就業者数は平成28年が492万人と、ピーク時の平成9年が685万人だったのに対し、約28%も減少しています。

さらに高齢化という課題もあります。平成28年度では建設業就業者は55歳以上が約34%に対し、29歳以下が約11%。建設業は他の業界と比べて高齢化は10年進んでいるとも言われ、中には人手不足が原因で倒産するところもあるほど。これから高年齢者層の引退に伴って益々人員は不足していくことが予想されます。
(※国土交通省「建設業の現状について」https://www.sato-nobuaki.jp/report/2017/20170321-003.pdf


【建設業に若者が定着しない理由】

建設業の人員不足を加速させている業界の若者離れには「きつい、危険、きたない」という、いわゆる3Kのイメージの影響もありますが、大きな理由の一つに辛い修行の時期があるからだと考えられます。現場の多くは職人の世界、まずは見習いから始まります。見習いが現場で行う仕事は、掃除や片付けと運搬、あとは黙々と下準備をするだけ。仕事は見て覚えろと言われ、間違うと怒鳴られてしまう。これでは一人前になる前に挫折して辞めてしまいます。

建設業界の中で造園業も若者が定着せず高齢化が進んでいます。東京都八王子市で造園業を営むやましたグリーンでも、これまで新人の主な仕事は掃除で数年はハサミすら持てませんでした。実際の現場では教える時間がないし、練習する場所も無い。社長は「これは修行の時期を我慢できないのが悪いのではなく、教育の仕組が良くないのでは。」と考え、従業員の声を参考に新しいサービスを作りました。


【若手獲得の秘策、カットモデル!?】

新しいサービスとは、見習いの職人が植木の剪定を行う「お庭のカットモデル」です。利用者は通常料金よりも安く済ませることができ、見習いの職人は経験を積むことで技術が早く身に付きます。また、集金するところまでを見習いの従業員が行うので、新人は自分の仕事でお金をもらった充実感と仕事に対する責任感を持つことができます。

「お庭のカットモデル」は6年前から始め、早くに一人前になった職人は独立し、また新しい人材が入って来るようになりました。今年は2名を新卒採用して40代1名、30代1名、20代1名、10代が3名と高齢化が進む業界の中で、若手の人材獲得に成功しています。


【空き家からの依頼が増加】

最近はこのサービスに空き家の依頼が増えています。住んでいるわけではないからお金をかけたくないけど、道路や隣宅に飛出した枝を剪定して欲しいというニーズがあるからです。空き家でなくても、社長や先輩が何度も見習い職人の作業をチェックして手直しもするので安心して依頼できます。

料金は6時間の一日コースが22,000円(税抜)、3時間の半日コースが13,000円(税抜)と通常の2割ほど安くなっていて、ゴミ処分費用も含まれます。エリアは東京都内を中心に、神奈川、埼玉、千葉の一部となっています。


《会社概要》
会社名 : 株式会社やましたグリーン(代表=山下力人)
所在地 : 〒192-0154 東京都八王子市下恩方町1207-9
事業内容: 造園工事一色・樹木の剪定、伐採、抜根・外溝工事一色、公共工事
URL : http://www.yamashitagreen.com




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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