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台湾のノーベル賞「唐獎」が「漢學賞」を発表 ステファン・オーウェン(米)・斯波義信(日)が受賞

@Press / 2018年6月26日 10時0分

台湾のノーベル賞「唐獎(Tang Prize)」は、ハーバード大学の名誉教授でアメリカ芸術科学アカデミー会員であるステファン・オーウェン氏と日本学士院会員の斯波(しば)義信氏が、2018年の「漢學賞」を受賞したことを発表いたしました。

▼2018年「唐獎」詳細
http://www.tang-prize.org


■ステファン教授について
ステファン教授は中国古典文学を研究する学者で、唐詩の研究では誰もが認める学者です。他の研究者のために古典詩文の翻訳も行っています。唐詩・文学の思想・文論と詩学の研究、さらには文学史と詩学の比較・文化史を幅広く視野にいれており、漢詩(中国学)を現代の新しい文学として、多くの研究等と文学理論を比較し、さまざまな角度から中国古典文学を研究し人々に紹介しています。


■斯波教授について
中国史家の斯波教授は、国際的に有名な中国の社会経済史学家です。日本における漢学界(中国学界)と西洋社会学の専門家で、色々な種類の中国語の資料を応用し知識を身につけています。この3つの強みが、中国史の分野で飛躍的な成果を上げ、模範的な学者となりました。さらに漢学(中国学)の枠を越えて地域学・経済学・欧米史学理論方法を研究し、《宋代江南経済史の研究》(Sodai konan keizai shi no kenkyu)を執筆。西洋が宋史を知る際の重要な教材となりました。1968年に出版した《宋代商業史研究》(Sodai shogyo shi kenkyu)では、全体の仕組みを分析し宋代の経済史について書き下ろすと、日本学界のみならず国際漢学界でも高い評価を獲得しました。
斯波教授は、学問の分野で一際優れて貢献しており、日本の特別な文化勲章も受賞しています。


■台湾ノーベル賞「唐獎」について
2012年、Samuel Yin博士が台湾で創設した「唐獎」は、2年に一度発布されており、(1)「永續發展」、(2)「生技醫藥」、(3)「漢學」、(4)「法治」の4種の賞があります。それぞれの賞金は新台幣4,000萬元(日本円で1億4,632万円)、および研究の補助金として新台幣1,000萬元(日本円で3,635万円)。なお、9月21日に国父紀念館で受賞式が行われます。

<台湾ノーベル賞の4種の賞>
(1) 「持続可能な開発」
(2) 「バイオテクノロジー医薬」
(3) 「漢学」
(4) 「法律にしたがって国を治めること」

▼関連情報
http://www.tang-prize.org


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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