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男性不妊症の新規療法として期待される鍼治療が臨床応用段階へ-京都・「SR鍼灸 烏丸」で新規療法の応用施術を開始-

@Press / 2018年6月27日 9時0分

京都市中京区の「SR鍼灸 烏丸」は、明治国際医療大学はり・きゅう学講座と京都府立医科大学泌尿器科学教室(以下 研究グループ)の共同研究で2018年6月15日に「日本アンドロロジー学会第37回学術大会」で発表された、鍼治療により精液所見の改善が確認されている治療の臨床応用を2018年6月より開始いたしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/159694/LL_img_159694_1.jpg
男性不妊症に対する鍼治療の効果

【不妊治療の現状】
現在の日本は、5.5組に1組が病院で不妊症の検査や治療を受けており、2015年には約20人に1人が生殖補助医療(体外受精や顕微授精など)により誕生しています(※1)。世界的にみても、これほど不妊治療が行われている国はありません(※2)。
(※1)生殖補助医療による出生児数:日本産科婦人科学会「ARTデータブック(2015年)」
(※1)全出生児数:厚生労働省「平成27年(2015)人口動態統計の年間推計」
(※2)国際生殖補助医療監視委員会(International Committee Monitoring Assisted Reproductive Technologies: ICMART)調べ


【臨床応用に至るまでの背景】
特に、不妊症の中でも男性不妊症が近年大きな問題となっており、男性のブライダルチェックの結果では、6人に1人が精液所見に異常があるとも報告されています。しかし、男性不妊症の約8割を占める造精機能障害(精子を造る機能に異常がある状態)は、半数以上が原因不明で治療法がありません(※3)。
このことより研究グループは、早期に臨床応用することが可能な鍼治療に着目して、男性不妊症の新規療法として有用であるのか研究を行いました。
(※3)厚生労働省 平成27年度総括・分担研究報告書調べ


【期待される効果】
研究の結果、鍼治療を行うことで、精子数の増加と精子運動率の上昇が確認されました。実際に、乏精子症(精子の数が少ない状態)や精子無力症(精子の動きが悪い状態)、または両方が併発している症例においても自然妊娠が可能となる状態まで改善する例が認められています。※日本アンドロロジー学会第37回学術大会で発表


【臨床施設について】
この研究結果を受け、研究グループは京都市中京区に「SR鍼灸 烏丸」を開院させ、男性不妊症患者への臨床応用を開始しています。夜は20時まで、また土日・祝日も診療していますので、仕事終わりや休みの日にも施術が受けられます。鍼治療により精液所見を改善させることで、不妊治療の成功率上昇や治療ステップの引き下げあるいは自然妊娠が可能となることが期待されます。


【今後の展望】
男性不妊症患者を対象とした多数例の臨床を実施することで、鍼治療の詳細な効果を追求し、最良の不妊治療を実現できるようにしていきます。


■「臨床施設」概要
SR鍼灸 烏丸
院長 : 伊佐治 景悠 鍼灸師/博士(鍼灸学)
所在地 : 京都府京都市中京区木之下町299 Coto Glance 姉小路通 4B
診療日 : 月・火・木・金・土・日・祝日 ※完全予約制
診療時間: 10:00~20:00
休診日 : 水曜日
TEL : 075-708-5532
URL : https://srshinkyu.com


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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