N高とANAが新たな遠隔地教育の実現のため共同トライアル授業を実施
@Press / 2018年7月2日 14時0分
学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校(以下 N高)とANAホールディングス株式会社(本社:東京都港区 代表取締役社長:片野坂 真哉、以下 ANA)は、ANAが提供する遠隔操作ロボット「ANA AVATAR(Beam Pro):以下 Beam(ビーム)」を活用し、さまざまな制限によって通学が困難である生徒が参加できる「遠隔操作ロボ 通学コース」のトライアル授業を、2018年7月4日(水)~13日(金)の平日8日間、N高・横浜キャンパスにて実施します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/160027/LL_img_160027_1.png
ANA AVATAR(1)
本トライアル授業の参加者は、自宅からPCを用いて遠隔操作ロボット「Beam」の操作をし、自身の分身としてロボットが横浜キャンパスに“通学”します。これまで居住地域や身体的困難など物理的な制限の理由によって通学を断念せざるを得なかった生徒が、ロボットを通じて遠隔地から通学することで、一般の生徒と同じ授業に参加する機会得ることができます。横浜キャンパスにいる生徒とコミュニケーションを取り、ディスカッションやグループワークを中心とした授業に参加します。
N高には、日本各地から時間や場所を選ばずにオンラインで授業を受けられる「ネットコース」と、各地のキャンパスに通って学習する「通学コース」の2つのコースがあります。通学コースでは、主体的・双方向型のアクティブラーニングや、生徒が自ら興味のある分野を探求する課題発見・解決型のプロジェクト学習を多く行っています。しかしながら、居住地域や身体的困難など物理的な制約のある生徒は、通学コースでより実践的で双方向的な学びを得たいという意思がありながら、自宅から授業を受けられるネットコースを選択せざるを得ないという現状がありました。
「遠隔操作ロボ 通学コース」では、自宅にいながら自身がロボットを操作して、まるで分身がキャンパスを自由に移動しながら他の生徒とコミュニケーションできることから、より参加意識が高まることを期待しています。
一方ANAはAVATAR(時間、距離、文化、年齢、身体能力など様々な制限に関わらず「移動」できる技術)の基礎技術を集約・発展させ、AVATARで人々を繋ぎ、世界をより良くすべくイノベーションを加速させていくことを目的として「ANA AVATAR VISION」を2018年3月に策定しました。教育分野における「ANA AVATAR VISION」の実現に向け、通学が困難な生徒が「Beam」を使って授業に参加する今回のトライアル授業を通して遠隔地教育の実効性を確認します。
N高とANAは、今後も教育の発展と平等な教育機会の実現に貢献するとともに、世界を目指して未来に羽ばたく若者を育成、応援していきます。
<「遠隔操作ロボ 通学コース」 トライアル授業概要>
●日時:2018年7月4日~13日の平日
●時間:9:45~11:35(月~木)、14:15~16:05(金)
●場所:N高等学校 通学コース・横浜キャンパス
(神奈川県横浜市神奈川区栄町2-9 東部横浜ビル1階)
●授業内容:アクティブラーニング型学習「プロジェクトN」(ディスカッションやグループワークへの参加)
●参加者:N高生2名(身体的不自由がある生徒)
◆ANA AVATAR(Beam Pro)について◆
<公式サイト: https://ana-avatar.com >
遠隔地のPCから遠隔プレゼンスシステム「Beam Pro」にアクセスし、互いに差し向かいの対話が可能。
・簡単操作で自在に操縦できるので、自宅や病院に居ながら自由に移動することができる。
・液晶画面とマイク、スピーカーを内蔵しているので、その場にいる人と顔を合わせながら会話を楽しむことができる。
◆ANAホールディングス株式会社について◆
<本社:東京都港区 代表取締役社長:片野坂 真哉/公式サイト: https://www.ana.co.jp/group/ >
ANAグループは、航空事業を中心としたエアライングループとして、国内外の航空ネットワークを活かしながら様々な事業を展開しています。持株会社であるANAホールディングス株式会社が経営資源の最適な配分を行うとともに、各事業会社の自律的な経営をサポートし、グループ全体で企業価値とブランド力の向上を図っています。1952年の創業から安全運航を第一に航空輸送サービスを提供し続け、年間旅客数が5,200万人を超える世界トップクラスのエアライングループに成長しました。「高潔な」「主体性を持つ」「独立独歩できる」企業という創業者の理念は、“ANAグループのDNA”として今でも息づいています。
◆学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校について◆
<本校:沖縄県うるま市、校長:奥平 博一/N高公式サイト: https://nnn.ed.jp/ >
2016年4月に開校した“ネットの高校”で、現在の生徒数は6,784名(2018年7月時点)。「IT×グローバル社会を生き抜く“創造力”を身につけ、世界で活躍する人材を育成する」という理念のもと、今のネット社会に対応した新しい教育を実践します。授業やレポート提出はネットで行い、時間を問わず自身のペースで授業を受けられます。また、高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、ライトノベル、ゲーム、ファッション、美容など多種多様なネットでの課外授業や、全国各地での職業体験により、社会で役立つスキルや経験を高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコースと通学コースが選択できます。
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プレスリリース提供元:@Press
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