余命3年の父が息子に残す初の著書『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』予想以上の早さで続々重版
@Press / 2018年9月13日 14時0分
株式会社PHP研究所(京都市南区・代表取締役社長 清水卓智)は、幡野広志著『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』(1,400円税別/PHPエディターズ・グループ発行)を、2018年8月23日に発売いたしました。本書は、35歳の若さでガン宣告を受けた写真家の幡野広志さんが、2歳の息子に伝えておきたいことを綴った初めての著書です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/165963/img_165963_1.jpg
■ ■カメラマン、元猟師。息子は2歳、余命は3年。残したいのは「言葉」。
著者の幡野広志さんは、自らが猟師となり、狩猟の現場を撮り続けてきました(現在は鉄砲を返納)。2017年、治療不可能といわれるガン(多発性骨髄腫)を発病し、35歳にして余命3年の宣告を受けます。家族のことを考えて泣き、激痛のあまり自殺が頭をよぎった時は保険金がチラつくも、やがて静かに「ガンという事実」を受けとめた幡野さん。「いのち」を撮ってきた自分が、いま2歳の息子に残したいものは何か――その答えは、お金ではなく「言葉だと感じた」そうです。初の著書となる本書は、その思いをモノというかたちにしたものです。
■ ■SNSで共感を呼び、たちまち重版
言葉を残すために、幡野さんがまずはじめたのがブログであり、ツイッターでした。息子に伝えたいこと、今の自分のことを記録していたブログがきっかけで、ツイッターでは悩み相談を受けることが多くなりました。その正直な回答に救われる人も多く、現在フォロワーは2万8千人を超えています。初めての著書となる本書も発売前からSNSで話題となり、当社では発売翌日に重版を決定。しかし、増刷数を上回る注文があり品薄状態となったことから、さらに10,000部を増刷し、累計発行部数は早くも2万部を突破しました。「息子さんだけでなく万人に通じる内容」「誰かに贈りたくなる」「タイトルに鳥肌」「泣いた」など、読者からの声が続々と寄せられています。
■ ■谷川俊太郎さん、糸井重里さん、矢野顕子さんら著名人も応援
2018年8月28日に開催された発売記念イベント(主催:代官山蔦屋書店)は、申込受付の開始当日に「満員」となるほど人気の幡野広志さん。そのファンは、著名人の中にも数多くいます。詩人・谷川俊太郎氏は、本書の発刊にあたり「限られた未来を父は息子の限りないいのちにつなぐ」という推薦の言葉を寄せています。クリエイターの糸井重里氏や、ミュージシャンの矢野顕子氏、タレントで絵本作家の西野亮廣氏も、それぞれのSNSの中で幡野さんを絶賛し、応援しています。
【『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』 参考資料】
■本書について
書名:ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。
著者:幡野広志
定価:1,400円(税別)
仕様:四六判並製/208ページ
発行:PHPエディターズ・グループ
発売:PHP研究所
発売日:2018年8月23日
https://www.php.co.jp/books/detail.php?isbn=978-4-569-84125-0
[もくじ]
1 優しさについて、ぼくが息子に伝えたいこと
2 孤独と友だちについて、息子に学んでほしいこと
3 夢と仕事とお金について、息子に教えておきたいこと
4 生と死について、いつか息子と話したいこと
■著者について
幡野広志(はたの ひろし)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/165963/img_165963_2.jpg
◎著者のことば◎
ひょっとしたら人は、近くの人より遠くの人に自分を見せられるのかもしれない。
あるいは言葉には、少し距離があるほうが、届きやすい性質があるのかもしれない。
それならば、息子のための言葉は、手紙よりちょっと距離があるほうがいい。
さらに息子のための言葉が、悩みを抱える人にも役立ってくれたらうれしい。
いずれにせよ、人には言葉というのが必要で、僕は今懸命に、それを残そうとしている。
(本文「はじめに」より)
1983年 東京生まれ。
2004年 日本写真芸術専門学校中退。
2010年 広告写真家 高崎勉氏に師事。「海上遺跡」Nikon Juna21受賞。
2011年 独立、結婚。
2012年 エプソンフォトグランプリ入賞。狩猟免許取得。
2016年 息子誕生。
2017年 多発性骨髄腫を発病。
■現在&今後の活動
2018年8月27日
『ぼくが子どものころ、ほしかった親になる。』刊行記念トークイベント
(レポート)https://www.php.co.jp/news/2018/09/hiroshihatanotalk.php
2018年9月1日~6日
「ほぼ日刊イトイ新聞」糸井重里氏との対談(全6回)
2018年11月2日~15日
幡野広志 作品展 「優しい写真」(ソニーイメージングギャラリー)
以上
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
岸博幸氏『余命10年』インタビュー 難病に罹って変わった意識「今の日本ではせめて病気の人や引退組からでも個々の欲望や幸せに忠実になった方がいい」
NEWSポストセブン / 2024年5月4日 7時15分
-
五月病予防にもなる15の技術。カウンセラー歴33年の集大成 谷本惠美 著『13歳からの自分の心を守る練習』を発売
@Press / 2024年4月30日 10時0分
-
息子に夫の不倫写真を見せ「言うことをきかないとパパみたいな人間になるわよ…」毒親化した妻の悲しい末路
プレジデントオンライン / 2024年4月23日 6時15分
-
SNSでバズった彬子女王殿下の留学記が発売即重版決定 『赤と青のガウン』文庫版が大反響
@Press / 2024年4月12日 15時30分
-
感動の声止まず。自伝『ぼくはあと何回、満月を見るだろう』(新潮社刊)のため坂本龍一氏が語った肉声記録が、NHKスペシャル「Last Days 坂本龍一 最期の日々」で公開されました。
PR TIMES / 2024年4月10日 13時45分
ランキング
-
1周りの人にどう思われているか気になります…他人の評価に「一喜一憂」しないためにはどうしたらいいですか?【現役住職の“天晴れ”な答え】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月4日 13時0分
-
2箱根にフロントもない「無人ホテル」開業 〝不便さ〟感じる? 記者が体験してみた
カナロコ by 神奈川新聞 / 2024年5月4日 18時38分
-
3Xがニュース投稿をAIで要約…活用する対話型AIグロックは「間違える可能性もある」
読売新聞 / 2024年5月4日 19時24分
-
4「工程見直しや調達先変更…」円安が中小企業を直撃、工夫も限界に
産経ニュース / 2024年5月4日 18時27分
-
5【お得で安心】メーカー“公式中古品”の魅力 家電や服、ピアノも『every.気になる!』
日テレNEWS NNN / 2024年5月4日 9時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください