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「お庭のカットモデル」に依頼が急増、スタート時の10倍!深刻な若手の人材不足が進む造園業で、新人獲得と定着率アップ

@Press / 2018年9月26日 10時0分

造園業を行う株式会社やましたグリーン(東京都八王子市、代表:山下力人)では、見習いの職人が庭木の剪定をする「お庭のカットモデル」を始めたところ、現在依頼は開始当初の10倍以上となっており、人材不足の造園業において若手の獲得に成功しています。

お庭のカットモデル= http://www.yamashitagreen.com/cut/


【若手の人材不足で、高齢化が加速する造園業】

今、造園業の高齢化が進んでいます。職人として就職する人が少なく、また、就職してもすぐに離職してしまう人が多く、人手不足が大きな問題となっています。労働環境は「きつい、汚い、危険」のいわゆる3Kの職場であることから、今の若者は敬遠しがち。また、就職しても最初の数年はハサミを持つこともなく、仕事は掃除や運搬などの単純作業で充実感を味わいにくい。それに仕事は見て覚えろと言われ、間違うと怒鳴られてしまう。これでは一人前になる前に挫折して辞めてしまいます。

そのため定年をとうに過ぎた高齢者が第一線で働いているケースが増えています。中には後継者がおらず、廃業してしまう造園業者も少なくありません。


【お庭のカットモデル、見習いの職人が経験を積める】

八王子市で造園業を行うやましたグリーンでも、これまで新人は掃除や運搬の仕事しか与えられませんでした。また、実際に剪定の練習をする機会もなかなかありません。これではいつまでたっても従業員が育たないと、従業員の声を参考に新しい取り組みをスタートしました。「お庭のカットモデル」です。

これは、見習いの職人が植木の剪定を行うサービスで、利用者は通常より料金を安くおさえられます。カットモデルは親方や先輩が何度も作業をチェックするので、見習いの職人は実務で経験を積むことができ、早く技術を習得することができます。集金も新人が自分で行うので、自分の仕事でお金をもらった充実感と仕事に対する責任感が芽生えます。現在、やましたグリーンでは女性を含む10代の職人が3人、グループ会社にはシングルマザーの新人1人が活躍しています。


【依頼は当初の10倍以上、お客さんが新人を育てる】

この取り組みは6年前に開始しましたが、現在は依頼が開始当初の10倍以上となっています。利用者は男女共に70代位の人が多く、新聞などの報道を見て若者の成長に寄与できるのだったらと依頼が入っています。やはり、今まで頼んでいた植木屋さんが辞めてしまったというケースが多く寄せられます。

利用者からは「若い女の子なのにすごいね」「暑い中よく頑張った」など、なかなか褒められない職人の世界で励ましの言葉をもらっています。お客さんからの要望や意見をもらえばそれが仕事の評価となり、今までは新人は親方が育てていましたが、今はお客さんに育てられています。同社では若手の独立を支援しており、今後もこの取り組みを通して職人の育成をしていきます。


《会社概要》
会社名 : 株式会社やましたグリーン(代表=山下力人)
所在地 : 〒192-0154 東京都八王子市下恩方町1207-9
事業内容: 造園工事一色・樹木の剪定、伐採、抜根・外溝工事一色、公共工事
URL : http://www.yamashitagreen.com



詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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