1673年創業、栃木で最も歴史ある酒蔵「第一酒造」が新発売 外観は「白いにごり酒」なのに全く新しい絹のように滑らかな日本酒「シルキーホワイト」
@Press / 2018年12月5日 9時0分
栃木県佐野市の酒蔵 第一酒造株式会社(代表取締役社長:島田 嘉紀)は、遠心分離方式により製造した新商品「シルキーホワイト」を1月15日(火)新発売いたします。遠心分離方式により初めて実現した超微細な米の粒子、かつてない絹のようになめらかで、繊細な飲み口の日本酒です。
外観は白いにごり酒のように見えますが、通常の方法で搾る(濾す)にごり酒とは異なります。超微細な米の粒子は、口中で感じることができないほど絹のようになめらか。上品な吟醸香と絹のようにきめ細やかな旨味が調和する全く新しい日本酒です。食中はもちろん、軽い食後酒としてチーズなどとお楽しみいただけます。冷蔵庫で冷やして、5℃~8℃ぐらいが飲み頃の温度です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/172524/LL_img_172524_1.jpg
開華 純米吟醸【遠心分離】シルキーホワイト
開華 純米吟醸【遠心分離】シルキーホワイト
https://shop.sakekaika.co.jp/products/16
■遠心分離方式とは?
日本酒は全て発酵した醪(もろみ)を濾すことにより製造されます。通常は、布や袋を使用して清酒と酒粕に分離しますが、遠心分離方式では、醪が布や袋に一切触れず、密閉した醪を冷却しながら遠心分離することにより、醪成分が清酒と酒粕に分かれていきます。醪に圧力がかからず、布や袋を使用しないため、発酵過程の醪の香りがそのまま活きて、洗練された華やかな香りと雑味の無いきれいな旨味のお酒となるのが特徴です。
現在、全国で約20社の酒蔵が導入する最新の方法ですが、第一酒造では平成26年より、この方法による製造を行っています。
■超微細な白い米の粒子
遠心分離方式によって出来上がったお酒には、超微細な米の粒子がわずかに含まれます。お酒を1日ゆっくり寝かせると、微細な粒子は下に沈み、上部は透明な、下部は白色のお酒となります。下部のお酒を集めたものが今回発売する「シルキーホワイト」です。
外観は白いにごり酒のように見えますが、通常のにごり酒(注1)とは全く異なり、一般的なオリ成分や酵母は遠心分離により完全に分離され、お酒が再発酵することはありません。超微細な粒子が集まって白く見えるため、実際に口に含むと粒子感を感じることはなく、きめ細やかな旨味が強調されて感じられます。
(注1)にごり酒とは、醪を粗い布や袋で濾したものを言います。醪の中の白色のオリ(原料米、米麹、その分解物、酵母など)部分が酒の中に残り、口中ではオリを感じます。搾ったばかりの生にごり酒には生きた酵母も含まれるため、温度が上がると再発酵により炭酸ガスが発生します。
■栃木県で新たな商品を造り続ける延宝元年(1673年)創業の酒蔵「第一酒造株式会社」
346年前の創業(農家である本家から分家)以来、農業と日本酒製造を生業とし、地域の味にねざした酒造りに撤してきました。日本名水百選にも選ばれる佐野市の良質な水と自社水田で蔵人が栽培する酒造好適米等を原料に、小仕込みによるこだわりを持った手造りの酒は、やわらかな旨味とふくよかで洗練された華やかな香りを醸しています。また、米の栽培と併せて米麦集荷業を営み、近隣農家の米を集荷しています。かつては政府で行っていた食糧検査も自ら行う、公的な米の等級検査を実施する全国で唯一の酒蔵でもあります。
「地元で愛されるからこそ地酒」のポリシーで出荷の約8割が栃木県内向けですが、栃木県フロンティア企業に認定され、全国新酒鑑評会において過去20年間で13回の金賞受賞の実績とともに、県外・海外からも高く評価され、欧州・米国・台湾・香港・韓国等へ輸出されています。
近年では、立春の未明に搾ったばかりの新酒を、その日のうちに飲んでいただく「立春朝搾り」を平成10年に日本で初めて開始。その後、全国の43酒蔵へと広がりました。また、大晦日に搾ったお酒を元旦に楽しめる「大晦日しぼり」は3千セット以上を宅配する年末の風物詩となっています。
■商品基本情報
商品名 :開華 純米吟醸【遠心分離】シルキーホワイト
内 容 :純米吟醸酒(日本酒)
使用米 :五百万石、美山錦
精米歩合:53%
発売日 :2019年1月15日(火)
販売価格:1,950円/720ml(税別)
インターネット通販でお買い求めいただけます。
第一酒造株式会社 公式通販サイト
URL: http://shop.sakekaika.co.jp/
■第一酒造株式会社の今後の展開
第一酒造は長年培ってきた発酵技術を元として、最新の技術や設備投資を行いながら、伝統的な方法での日本酒造り行っています。分析機器や冷蔵施設などを増設する一方で、小仕込みにより蔵人が手間暇をかけることによって、ほかでは味わうことができない本物の味を追求して参ります。
また、美味しい商品の製造だけでなく、日本酒を中心とした楽しく豊かな食卓への提案として、夏の酒蔵屋外で行う「ひやガーデン」、秋の蔵母屋和室で行う「酒蔵茶屋」、冬の「酒蔵見学会」、常設の「ぎゃらりー酒蔵楽」などを行って参ります。
■会社概要
商号 : 第一酒造株式会社
責任者: 代表取締役社長 島田 嘉紀
所在地: 〒327-0031 栃木県佐野市田島町488
URL : http://www.sakekaika.co.jp
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プレスリリース提供元:@Press
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