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官民が協力して、使用済みエアゾール缶を廃棄する際の注意をPR

@Press / 2019年1月17日 11時45分

エアゾール製品処理対策協議会(エアゾール製品、カセット式こんろ用ボンベの生産者、販売者からなる13団体で構成)*1は、昨年12月に札幌市において、大量のエアゾール製品の内容物が屋内で噴射され、これに引火したことが原因とみられる爆発火災事故が発生したことを受けて、市区町村等が住民に対してエアゾール製品をゴミとして、安全に廃棄するための注意事項を周知する際に、広報用ちらしやDVDの提供、消費者講座への講師派遣などの協力を行うことといたしました。

ヘアスプレーや殺虫剤などのエアゾール製品については、以前から、ガス抜きキャップ(使用済みエアゾール缶から安全に残ったガスを出しきるための機構)が装着された製品への転換が進められており、平成29年度において、小型品など装着の必要のない一部製品*2を除いたガス抜きキャップの装着率は約99%となっています。

また、エアゾール製品業界は、市区町村と協力して、消費者に対して、エアゾール製品をごみとして排出する際にはガス抜きキャップを利用して、残ったガスを出し切るよう周知活動等を推進してきました。

この度、上記のような事故が発生していることを踏まえ、環境省から、自治体に対して下記を骨子とするエアゾール製品の使い切りや適切な廃棄方法について、改めて、住民への周知を徹底するように通知*3が出されており、その中で、エアゾール製品処理対策協議会が広報用チラシ(別添)やDVDの提供、消費者口座への講師の派遣等による協力が可能であり、今後も連携していくことが連絡されております。
エアゾール製品処理対策協議会は、今後も、適切なエアゾール製品の廃棄処理に向けた活動に取り組んでまいります。


エアゾール製品等をごみとして排出する際には、

(1)製品を最後まで使い切る
(2)缶を振って音を確認するなどにより充填物が残っていないか確認する
(3)ガス抜きキャップがある製品については、火気のない風通しの良い屋外で
ガス抜きキャップを使用して残ったガスを出し切る

を行った上で、市区町村の指示に従って廃棄して下さい。

なお、一般社団法人日本エアゾール協会のホームページ
( http://www.aiaj.or.jp/exhaust.html )においてエアゾール製品等の適切な取り扱い方法等が、ガス抜きキャップの使い方についての動画を含めて掲載されています。


*1 エアゾール製品処理対策協議会
会長 :小林 数尚
構成団体:
生活害虫防除剤協議会、日本エアゾール容器協議会、日本家庭用殺虫剤工業会、日本化粧品工業連合会、一般社団法人日本塗料工業会、芳香消臭脱臭剤協議会、一般社団法人日本ガス石油機器工業会、公益社団法人緑の安全推進協会、日本石鹸洗剤工業会、日本製薬団体連合会、一般社団法人日本オートケミカル工業会、日本エアゾルヘアーラッカー工業組合、一般社団法人日本エアゾール協会(事務局)

*2 不燃性ガス(炭酸ガス、窒素ガス等)を使用したエアゾール製品、可燃性ガスを使用している泡状・ゲル状のエアゾール製品及び可燃性ガスを使用している内容量100g以下のエアゾール製品を除いたエアゾール製品には、原則として全てガス抜きキャップを装着することが、エアゾール製品処理対策協議会の自主基準となっています。

*3 廃エアゾール製品等の排出時の事故防止について(通知)(平成30年12月27日環循適発第1812271号)


(別添)広報用チラシ
https://www.atpress.ne.jp/releases/175139/att_175139_1.pdf


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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