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世界初(※1)、着脱式Android(TM)端末を搭載!直感的に操作できる大型液晶画面とメール送受信機能でスムーズな測量作業を実現する、トータルステーション「X-100シリーズ」を発売

@Press / 2019年2月19日 10時15分

最先端技術を駆使したPENTAX計測機器の製造・販売を行うTIアサヒ株式会社(本社:埼玉県さいたま市、代表取締役:田中 秀彦)は、世界初(※1)となる着脱式のAndroid端末を搭載したトータルステーション「X-100シリーズ」の国内販売を3月5日に開始します。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/LL_img_176196_1.jpg
X-100正側面

TIアサヒは、先週から連続して新製品の発表を行っています。「X-100シリーズ」は、その第2弾となるものです。

トータルステーションは、測量や土木建築の現場に欠かせない計測機器です。内蔵の望遠鏡を覗いて任意の地点にピントを合わせることで、設置地点からの距離と角度を極めて高い精度で計測できます。もともと別々の機器であった距離を測る光波測距儀(EDM)と角度を測るセオドライトを一体化し、必要な計測データをトータルに取得できることから、「トータルステーション」と呼ばれています。

TIアサヒは、急速に普及が進むスマートフォンの利便性に着目し、トータルステーションの各種操作を可能にするAndroidアプリ「DC-7」を独自に開発。新型トータルステーション「X-100シリーズ」の操作部として、同アプリを搭載した着脱式のAndroid端末を採用しました。(※2)従来のタッチペンによる範囲指定やボタン操作を不要にし、文字が見やすい大型の液晶画面で、スマートフォンと同様の指を使った直感的な操作で、表示の拡大・縮小や画面切替が可能です。計測後は、Android端末のメール送信機能を利用することで、その場ですぐにワイヤレスによるデータ送信が行えます。(※3)従来のように、USBケーブルでノートパソコンなどに接続して計測データを転送するといった手間は必要ありません。
明確な音声ガイダンスやインターネットによる地図情報の活用など、Android端末ならではの便利な機能も活用できます。
※1:トータルステーション用にAndroid OSを搭載した着脱式端末として。2019年2月現在、当社調べ。
※2:Android端末の推奨機は、パナソニック製FZ-N1です。それ以外の端末の動作保証はいたしかねます。
※3:インターネットをご使用の際には、市販のSIMカードまたはWi-Fi環境が必要です。


主な機能は次の通りです。
●データコレクタとしても利用できる着脱式Android端末
Android端末にデータコレクタ機能を搭載。
Android端末を取り外し、従来のトータルステーションや当社GNSS受信機「G6」とのBluetooth接続が可能です。(※4)
※4:別途、Bluetoothオプションが必要となります。

Android端末
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_2.jpg


●測距時間・精度の向上(※5)
【測距時間】
ノンプリズム :約1.0秒
プリズム・反射シート:約1.2秒

【測距精度】
ノンプリズム :±(3+2ppm×D)mm
プリズム・反射シート:±(2+2ppm×D)mm

【測距範囲】
ノンプリズム :0.5m~500m
反射シート :1.5m~600(700)m
1素子プリズム:1.5m~5000(6000)m
※5:( )内は環境良好時


●Android端末の大型画面液晶
はっきりと分かりやすい文字表示に加えて、タッチパネル方式による直感的な簡単操作を実現しました。文字やボタンの大きさ、見やすさ、分かりやすいレイアウトなど、さまざまな視点から開発したこだわりの独自メニューを搭載。できることがひと目で分かり、見たまま操作できるので、迷わずに使えます。

文字やボタンも大きく表示
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_3.png
測距結果はより大きく見やすく表示
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_4.png


●使いやすいトリガーキー
視準作業を行いながら測距ができるトリガーキー(測距キー)を採用。トータルステーションを覗いたままで、素早く測定できます。
視準作業の多い杭打ちや現況測量などにおいて、作業効率の向上に貢献します。

X-100反側面
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_5.jpg


●Bluetooth Class1を搭載
Bluetoothを標準装備。データの受け渡しなどに非常に便利です。


●ひと目で移動方向が分かるガイドライト
測設時に緑と赤の2色のLEDで移動方向を知らせるガイドライト機能を搭載。測設ライン上に簡単に移動でき、素早い測設を可能にします。
→緑が見えたら右へ
←赤が見えたら左へ


●長時間駆動を実現
2個のLi-ionバッテリが装備でき、最大で約20時間の連続使用が可能です。(※6)
ホットスワップ対応で、観測中でも片方のバッテリを充電済みのものに交換できます。
※6:EDM省エネ設定あり、30秒に1回測定において。当社製品「R-400シリーズ」との比較で、使用時間を約8.5時間向上。


●充実の各種機能を搭載
基準点測量、応用測量、TS出来形の3種類のアプリケーションを標準装備しています。
1)基準点測量:公共測量に準じた測量機能を搭載。
測量情報入力、機械点情報入力、
視準点情報入力(単回観測、対回観測)
2)応用測量 :現場の位置出しや観測作業を効率化。
座標測定、後方交会法、路線計算、ST計算、隅切計算、面積計算、
4点交点、3点1方向角、2点2方向角、直線と円の交点、
円と円の交点、3点を通る円、座標測設、路線測設、幅杭、
直接検測、間接検測、対辺測定、水準測定、REM測定、丁張設置
3)TS出来形 :国土交通省の定める「TSを用いた出来形管理要領(土工編)」に対応。
(オプション) 路線選択、平面確認、縦断確認、出来形管理データ確認、
出来形観測(管理断面)、出来形観測(任意点)、
出来形点検(監督・検査現場立合)

機械点設置から座標測定・測設までの一連作業を1つのメニュー画面で管理
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_6.png
現場での検測及び各種測定機能
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_7.png
杭打ちの誘導画面も左右・前後をわかりやすく図で表示
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_8.png
平面図も拡大・縮小・移動を簡単操作可能
https://www.atpress.ne.jp/releases/176196/img_176196_9.png

※Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの登録商標です。
※Bluetoothは、Bluetooth SIG, Inc.の登録商標です。
※Androidは、Google Inc.の商標です。
※その他記載されている会社名、製品名は各社の商標または登録商標です。


【TIアサヒのスローガン「実測主義」】
TIアサヒは、新たな企業スローガンとして、「実測主義」を策定しました。机上の理論値よりも、実測性能を追い求め、測量現場のニーズに真摯に応えること。それは、1933年の創業以来、実直なものづくり精神を受け継ぎながら、TIアサヒが追求してきた永遠のテーマです。
これまで、そして、これからも私たちは、ひたむきに「実測主義」です。


【会社概要】
名称 :TIアサヒ株式会社
所在地 :埼玉県さいたま市岩槻区上野4-3-4
代表取締役:田中 秀彦


【本件に関するお問い合わせ先】
TIアサヒ株式会社
国内営業グループ
URL: http://www.pentaxsurveying.com/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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