エクスプローラ、計測技術研究所と販売代理店契約を締結し、中国市場に進出
@Press / 2019年3月14日 12時0分
画像技術をコアにコーデック製品を事業展開している株式会社エクスプローラ(本社:北海道函館市、代表取締役社長:矢吹 尚秀、以下 エクスプローラ)は、株式会社計測技術研究所(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:渡辺 祐二、以下 計測技術研究所)と12G-SDI伝送路チェック機能などの新機能を搭載したHDR(※1)対応4K/8K小型信号発生器(EMVG-4400-H)の販売に関する代理店契約を締結しました。これにより、エクスプローラは、計測技術研究所が昨年設立した中国現地法人であるKEISOKU GIKEN SHANGHAI CO.,LTD.を通して、中国市場に向けてHDR対応4K/8K小型信号発生器を販売することが可能となり、グローバル市場に向けた製品販売を加速することができます。
エクスプローラは、半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/179283/LL_img_179283_1.png
HDR対応4K/8K小型信号発生器
日本国内においては昨年から4K/8K放送が開始され、民生用4Kテレビジョン分野の高精細化の動きとともに広色域化やHDR化が進んできています。一方、2020年に世界の4Kテレビ普及世帯数は3億3千万世帯を超え、そのなかで中国は世界最大の4Kテレビ消費市場となり、普及世帯が少なくとも1億2千万世帯を超えるとの見方もあります。そしてテレビ、ICチップ、セットトップボックス、通信事業者、テレビコンテンツなど4K産業チェーンの関連事業者は急成長を遂げると期待され、中国における高精細映像ニーズの高まりによってディスプレイ等の高精細映像関連市場が急速に拡大することが予想されています。
EMVG-4400-Hは、現在の映像機器の主流になりつつあるHDR規格に対応し、2Kから8Kまでの本格的なテスト信号を発生するとともに、12G-SDIのモニター機能を搭載し、現在普及拡大している4K/8K映像システムの映像と伝送路のチェックを容易に行うことができます。必須なテストパターンに限定することでコストを抑え手軽に高精細映像機器のチェックに使用できる製品です。
EMVG-4400-Hは、筐体が(H)35mm×(W)190mm×(D)115mm(※2)と小型ながら、入出力に主要なインターフェース規格である12G-SDIや3G-SDIを採用し、ARIBのSTD-72規格のマルチカラーバーを含む20数種類のテスト画像やユーザーカスタマイズパターン、ペイロードID設定機能、オーバーレイ機能などHDRテスト信号発生器としての機能のほか、本体からの出力データとシステムを通して返ってくる入力データを比較することで、高速化するSDI伝送路の品質モニターや、変換機を通して伝送される画像データのチェックを行うことが可能です。そのほか、スクロールによる動画像(※3)チェックやGUIによるフォーマット設定、設定情報のエクスポート・インポート機能などスマートな使い勝手を実現しています。
今回の代理店契約について計測技術研究所 代表取締役社長の渡辺 祐二氏は、以下のように述べています。
「エクスプローラの信号発生器は小型で我々の商品ラインアップを強化するのに最適な商品です。この代理店契約は両社にとって大きなメリットがあると考えています。」
エクスプローラ 代表取締役社長の矢吹 尚秀は、以下のように述べています。
「高精細映像分野において、高い技術力と商品力をもつ計測技術研究所の製品ラインアップにエクスプローラの信号発生器が加えられたことを光栄に思います。両社の強みを生かして海外へも販売を加速していきたいと考えています。」
HDR対応4K/8K小型信号発生器の詳細スペックは、エクスプローラのウェブサイトにてご確認ください。
・HDR対応4K/8K小型信号発生器: https://www.explorer-inc.co.jp/product/emvg.html
■HDR対応4K/8K小型信号発生器のラインアップ
<テスト信号発生器ラインナップ>
EMVG-4400-H 4Kバージョン/8Kバージョン
画像サイズ:2K ●/●
4K ●/●
8K ―/●
入出力 :3G-SDI(input) ●/―
3G-SDI(output) ●/―
12G-SDI(input) ●/●
12G-SDI(output) ●/●
機能 :Video出力 ●/●
個別系統出力 ●/―
データモニタ ●/●
Audio出力 ●/●
アプリ :アプリソフト付属 ●/●
(※1) High Dynamic Range
(※2) 突起物を除いた大きさです。
(※3) 使用パターンに制限があります。
■株式会社計測技術研究所について
計測技術研究所は1973年創業以来、電源機器のパワエレ事業、映像機器のビジュアルウェア事業、電子計測器の目黒電波測器事業の開発力と独自性を活かした「ものづくり」を行ってまいりました。
40余年に亘り培った「電力変換・電力回生&超高精細&高周波アナログ」技術を展開し、これからも創造性を感じさせる付加価値の高い製品とサービスを提供してまいります。
計測技術研究所に関する詳細は、 http://www.keisoku.co.jp/ をご覧ください。
■株式会社エクスプローラについて
エクスプローラは1992年に創業し、放送機器、医療機器、製造装置、音響処理装置などの組込み機器のハード・ソフト設計、試作・製造から量産やOEM供給まで手掛けています。FPGAやDSPに関する豊富な設計実績を持ち、最先端の画像・音声処理に関して高い技術力と実績を有しています。また、設計・製造受託を行うだけでなく、自社製品の開発にも力を入れており、最新映像圧縮技術H.265/HEVCによる映像伝送システムを開発・販売しております。なお、エクスプローラは2012年7月に半導体をコアにシステム提案、設計開発サービスを提供する株式会社PALTEKのグループ会社となりました。
エクスプローラに関する詳細は、 https://www.explorer-inc.co.jp/ をご覧ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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