世界初の発明が米国で特許取得!侵入したコンピュータウイルスを無力化する「シナリオ関数」を根来文生博士が発明
@Press / 2019年3月20日 9時30分
根来文生博士の営業業務委託会社であるエムティインターナショナル株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:関敏夫)は、根来博士が、米国特許出願中であった世界初となる発明:「侵入したウイルスを自律的に無力化するプログラムの定義構造、及び同構造を備えたプログラム、同プログラムを搭載した記憶媒体、並びにウイルス問題を自律的に解法する方法・装置」について、2019年2月27日付で米国特許商標庁から特許権(米国特許第10235522号;発明者:根来文生、特許代理人:友野国際特許事務所)が付与、そして同年3月19日(米国時間)に特許証が交付されたことを2019年3月20日に発表いたしました。
■根来文生博士による世界初の発明について
この発明は、あらゆる電子機器で稼働する全てのプログラムに「安全」・「安心」を担保することを可能としたプログラム開発法であり、バグのないバグレスプログラムを実現する、「シナリオ関数」と呼ばれるものです。
また、「シナリオ関数」はプログラム開発上の3つの課題といわれる[(1)潜在バグのないバグレスプログラムを担保する、(2)プログラムに侵入するコンピュータウイルスをプログラム自身で無力化する、(3)デッドロックを起こさない]のソリューションを提供いたします。
今回の米国で取得した請求項:34項目からなる特許は既に日本国での取得済み特許:2件(1.ウイルスを無力化する方法論、2.業務処理を実行しながらウイルスを無力化する方法論)にホストマシンやサーバー、パソコン上で稼働するプログラム、記憶媒体及び電子機器に組み込まれる部品(防衛機器、AI専用ソフト、ICチップなど)に搭載されるプログラムまでを範囲としています。
■「シナリオ関数」が可能にすること
「シナリオ関数」は、シナリオ関数が生み出す同期アルゴリズムの仕組みを用いることによって、現在稼働中のプログラムをシナリオ関数に置き換えることで侵入したコンピュータウイルス・プログラムを無力化してしまうもので、世界で初めてのプログラムの完全体(3つの課題を解決した)として実現しています。
これを成り立たせているのは、シナリオ関数を構成している同期関数、座標関数4、座標関数2、座標関数3、主語ベクトル、制御ベクトルでプログラムを記述することで、外部からウイルスデータ(プログラム)が侵入しても、そのシナリオ関数が成立させる同期アルゴリズムでウイルスを無力化させます。
開発済みシナリオ関数を実行させると、プログラム作成の前提になった要件定義等の仕様のスペックの課題も含めてプログラムの完全性を阻害する起因に対して制御ベクトル(E42ベクトル)が停止を指示します。上流工程の要件定義の仕様等のスペックのバグもシナリオ関数の実行で発見することができます。当該技術がプログラム革命と称する技術の根幹となります。
また、シナリオ関数での開発はあらゆるプログラミング言語に適用ができ、利用者(開発者)が現在の開発・運用環境を変えることなく、稼働中プログラムをシナリオ関数に置き換えることができる画期的なプログラム開発方法論となります。
「バグレスプログラム」を開発できるシナリオ関数は、コンパイルアップ後の実行で全てのデータ生成に対するスペックの正統性もチェックするので、プログラム仕様も含めてのプログラムテストを不要にします。またソースコードが生成したデータ経路は主語系譜図で可視化します。
テストレスを具現化したシナリオ関数は、これまでのシステム開発におけるテスト工数を1/10以下にするので、開発工数や保守コストの大幅な削減効果が見込まれます。
■発明者の根来文生博士(ソフトウェア情報学)の略歴
「シナリオ関数」の理論的背景には1972年から始まった「LYEE理論」(ソフトウェア構築の摂理に関する統一理論)の研究があります。2008年の「LYEE理論」完成により「シナリオ関数」が導き出され、以降、「シナリオ関数」の特許化を目指して研究を続け、この度世界初となる特許権が米国特許商標庁から付与されることとなりました。
同博士は、1973年 株式会社CSK常務取締役(ソフトウェア開発事業部本部長)をはじめ日本情報システム開発株式会社(東海銀行と設立)理事長、JR東日本との合弁会社となるソフトウェア構築科学研究所社長などを歴任する間も「シナリオ関数」の研究を継続。2014年に「シナリオ関数」の研究と特許管理のためLYEE株式会社を設立し、代表取締役社長兼Chief Philosophy Officerに就任、現在に至る。
■エムティインターナショナル株式会社の概要
根来博士の営業業務委託会社であるエムティインターナショナルは、2000年に現代表取締役社長である関敏夫により設立されました( http://mtiinc.jimdo.com/ )。
関は1976年~2000年の間、日本アイ・ビー・エム株式会社でGB第二営業本部営業推進担当&営業部長やAS/400営業推進担当、GB事業部システムソリューション営業部長、JEIDA2000年推進委員などを歴任し、2000年同社設立にともない社長に就任し、現在に至ります。
同社は、マイグレーションコンサルティング、マイグレーションセンターのファクトリー化、自動化コンバージョンや「プログラム全実行様相を自動生成する」ツール開発などの業務を行っています。
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プレスリリース提供元:@Press
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