メガネの田中グループが補聴事業の専門会社「聞こえの田中株式会社」設立 お客様お一人おひとりに、きめ細やかな対話をもとに“聞こえ”を提供
@Press / 2019年4月3日 16時0分
全国に108店舗を展開するメガネの田中(メガネの田中ホールディングス株式会社、本社:広島市、代表取締役社長デイミアン・ホール、以下 メガネの田中)は、聞こえケア(補聴)事業の強化を目的に「聞こえの田中株式会社」を設立し、2019年4月1日に事業を開始しました。近年、メガネの田中では、お客様お一人おひとりとのきめ細やかな対話を重視し、“最高の聞こえ”のご提供を目指して、新しいビジネスモデルを開発・検証してまいりました。新会社の設立によって、イノベーションを加速するとともに、「聞こえの田中」ブランドを確立してまいります。5月には、メガネの田中の創業の地である広島に、新体制では初出店となる「聞こえの田中 広島本通店」をオープンいたします。
■背景
難聴の方は国内で約1,400万人※といわれ、社会の高齢化ともに増加傾向にあります。最近の研究では、特に50代頃から顕著になる加齢性難聴は毎日のコミュニケーションに支障が出ることから、家族や周囲から孤立したり、外出を控えるようになるなど、社会参加に消極的になり、うつ病に発展するケースや、認知症の最大リスク要因であることがわかってきました。またシニア層に限らず、特に若年層のイヤフォン等の日常的な使用による難聴や騒音下で生活することによる聴覚鈍麻が原因で、学習能力の低下やコミュニケーションに支障が出ることも学術的に示唆されており、難聴は社会全体での問題と考えられつつあります。
実際に世界保健機関(WHO)は難聴を十大疾病に含め、難聴抑制に効果的な補聴器の使用などを含めた聞こえのケアは世界的規模での対策を求められています。
一方で国内の難聴者のうち補聴器の利用者は約14%※、欧米の3分の1ほどにとどまっています。聞こえのケア技術が格段の進歩を遂げたにもかかわらず、過去数十年間を通じて日本の補聴器利用者数が停滞している理由として、聴力の衰えは徐々に進行することが多く本人や周囲の人が気づきにくいこと、認知症や欝のリスク要因であることの認知・理解が社会全体で低いこと、公的な医療保障制度が諸外国と比べて不足していること、補聴器の使用が非常に有効であるにもかかわらず「歳だからしかたがない」と諦観したり、過去に集音器などを使用したが、販売提供者から適切なケアが提供されずに満足が得られなかったことなどがあげられます。
※日本補聴器工業会「JapanTrak2018」による
■新会社設立の目的
私たちメガネの田中では、難聴に端を発する社会的困難の軽減に対して、お一人おひとりのお客様に寄り添って、聞こえるようになりたいという前向きなお気持ちを引き出し、その方に最適な聞こえと、その先にあるいろどりゆたかな人生のご提供を目指してまいりました。2017年以降、聞こえのケアに特化した「聞こえの田中」を倉敷(岡山県)と芦屋(兵庫県)で展開。お客様ご本人とご家族ぐるみのカウンセリング&ケアと、それを優れたクオリティで実践するために、スキルが高く経験豊富な人材の育成や、設備・サービスを世界的な聞こえのケア企業や学識者と共同開発し提供しています。
このたび、聞こえのケア専業の新会社を設立することで、人材ならびに組織の専門性を世界最高レベルへ高め、新しいビジネスモデルのさらなる開発・向上と、“聞こえの田中”ブランドの確立を、スピード感をもって行なってまいります。メガネの田中でも引き続き聞こえのケア事業を行い、今後も新会社でのイノベーションや知見、ノウハウは、メガネの田中の店舗へも反映し、グループ全体としての接客・サービスをさらに向上してまいります。
新会社の代表取締役社長には、メガネの田中ホールディングス株式会社 ヒアリングケア事業 マーケティングディレクターの渡邉 知孝が就任いたします。
就任にあたり、渡邉は「『聞こえの田中株式会社』は、最高の聞こえからはじまるいろどりゆたかな人生を、お客様やご家族、そして社会に提供し、また私たち自身やステークホルダーの皆様にも、今まで以上にいろどりゆたかな人生を享受していただくために、『モノ・コト・ヒトのイノベーション』を先陣きって果敢に挑戦していくことを使命としています。小さな組織の一歩は同じく小さなものかもしれません。しかしそれが積み重なり、成功からも失敗からも多くを学び、お客様のよろこびを糧としてたゆまず歩を進めることで、聞こえのケア後進国である日本を世界で一番ゆたかな人生を送る人々が暮らす国へと、共に変えていく革新源流となれればと思います」と話しています。
■新会社概要
社名 : 聞こえの田中株式会社
代表取締役社長: 渡邉 知孝
所在地 : 大阪市北区中之島3丁目2番4号
中之島フェスティバルタワー・ウエスト 16F
主な事業内容 : 聞こえのケア、補聴器、
その他関連商品に関わる販売・サービス
事業開始日 : 2019年4月1日
店舗 : 聞こえの田中 倉敷本店、芦屋店、
広島本通店(2019年5月オープン予定)から順次拡大
資本金 : 5,000万円
ホームページ : https://www.tanaka-megane.co.jp/
■メガネの田中について
メガネの田中グループは、1913年に広島で創業し、今では全国に108店舗を展開しているアイウェア、補聴器、コンタクトレンズの販売チェーンです。お客様に生活・人生をカラフルに変え、楽しく、ワクワク感じてもらう為に、「見える驚き、見られる喜び」「聴こえる驚き、話せる喜び」をご提供することを使命とし、また「お買い物」そのものを楽しんでいただけるような店舗デザインや、一人ひとりのお客様に合わせたサービスをご提供しています。
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プレスリリース提供元:@Press
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