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子どもの「感覚の困り」「不器用」の診断Webサービスを4/11開始 1,000事例のデータに基づく対応策レポートを自動生成

@Press / 2019年4月11日 11時30分

レデックス株式会社(本社:東京都町田市、代表取締役:五藤 博義)は、多数の子どもが困っている「感覚の困り」や「不器用」などを診断するWebサービス『感覚・動作アセスメント(略称:感・動アセス)』を2019年4月11日(木)から開始します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/180861/LL_img_180861_1.png
サービスイメージ

感・動アセス
https://www.spma.jp


■「感覚の困り」「不器用」とは
文部科学省の調査から全児童・生徒の6.5%に特別な支援が必要とされています。それらの子どもたちには、過敏や低反応などの感覚の困りや、書字拙劣さや両手足の協調の苦手さなどの不器用さがあることが、国内外の数多くの研究から分かっています。
それらの困りは複雑で、例えば、多くの子には問題のない音や光を苦痛に思う「感覚過敏」のある子がいる一方、跳びはねるなどの繰り返し行動で、重力を感じる感覚(前庭覚)を自ら得ようとする「感覚探求」をする子もいます。それらが支障となることで、毎日の生活や学校での活動を妨げている可能性があり、さらには自傷行為などの不適応や不登校などの二次障害を生み出している可能性もあります。
周囲の人は気づきにくく、本人も気づいていない場合もある、感覚と動作の困りを明らかにし、対処方法を明示することは、子どもたちが持っている本来の力を発揮するために必要不可欠と考えます。


■『感覚・動作アセスメント』とは
岩永 竜一郎・長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授と多数の研究者(後述)は、学校教師などの協力の下に1,000近くの事例を集め、統計的な調査分析を行いました。そこから導き出された知見を元に、レデックス株式会社はシステムを開発し、学校や放課後等デイサービス、個人を対象にWebサービスを提供することになりました。

『感覚・動作アセスメント』は、感覚関連と動作関連の2種類のサービスで構成されています。
「感覚関連」では、質問45項目への回答から、視覚・聴覚・前庭覚・固有受容覚など、どの感覚にどの程度、困りがあるのかをパーセンタイル値で示します。また、困りのタイプを、感覚過敏(過反応)、感覚探求、低反応などで示し、それらの困りを抑える方法を、学校と日常生活で色分けしてレポートとしてまとめます。

「動作関連」では、質問38項目への回答から、書字・姿勢・全身の両側運動などの基本的な動作ごとに、どの程度困りがあるのかをパーセンタイル値で示します。また、書くスキル・スポーツスキル・姿勢及び読字・口腔運動など、動作の困りの種類ごとに、対処する方法をレポートとしてまとめます。


■利用のための機器と料金、無料チケット
利用は、パソコンやスマホなど、Webが利用できるほとんどの機器で可能です。プリンタがあれば、レポートの印刷も容易です。感覚または動作のどちらかを試せる無料チケットを用意しており、すぐにお試しが可能です。1回あたり800円で利用できるチケットの他に、利用者の人数と回数が無制限で月額4,500円という、施設向けの月額利用を用意しています。
※本文に記載の価格はすべて税別表示。


■サービスの特長
(1) 対象者の「感覚の困り」を統計データに基づいて分析し、困りの内容と対処方法の資料を作成
困りの内容では、感覚の種別ごと※1の困りの程度と、困りのタイプごと※2の困りの程度をパーセンタイル値で表示。
対処では、評価文、日常生活でできる対処と、学校でできる対処を色分け表示し、具体的な支援ツールの写真なども掲載。

※1 固有受容覚・前庭覚・触覚・聴覚・視覚・嗅覚・口腔感覚
※2 過反応・認知を伴う過反応・感覚探求・身体感覚への低反応
※資料1 感覚アセスメントの出力例
https://www.atpress.ne.jp/releases/180861/att_180861_1.pdf

(2) 対象者の「動作の困り」を統計データに基づいて分析し、困りの内容と対処方法の資料を作成
困りの内容では、動作要素ごと※3の困りの程度と、動作要素ごと※4の困りの程度をパーセンタイル値で表示。
対処では、評価文と対処方法を色分けし、具体的な支援ツールの写真なども掲載。

※3 描画、手の動き、全身の両側運動、読字、口腔運動、姿勢、動きへの対応
※4 書くスキル・スポーツスキル・両側動作と側性化・姿勢及び読字・口腔運動
※資料2 動作アセスメントの出力例
https://www.atpress.ne.jp/releases/180861/att_180861_2.pdf

(3) ほとんどのスマホ、タブレット、パソコンで利用可能
iPhoneやAndroidなどのスマホやタブレット、WindowsやMacなどのパソコンで、さまざまなブラウザソフト(Microsoft Edge、Google Chrome、Safari等)で利用できます。プリンタがあれば、資料の印刷も簡単です。

(4) 低価格で利用可能。無料チケットも用意
1回800円から、必要な回数分のチケットを購入して利用できます。施設では使い放題の月額サービス4,500円で利用できます。
加えて、感覚または動作のいずれか1回の利用が可能な、無料チケットをご用意しています。無料チケットは、本リリース記載のQRコードから入手できます。

(5) 認知機能アセスメントと組み合わせることで、精度の高い個別支援計画を作成
対象者の認知能力は、一般的な認知テストやレデックスが提供するデジタルアセスメント・ツールで測ることが可能です。認知機能アセスメントと、本サービスを組み合わせることで、社会生活や日常生活で行動できるレベルを知ることができます。

(6) 感覚と不器用に関する日本の有数の研究者の知恵が結集
商品概要欄に記載した協力者は、感覚と動作の困りに関する、日本における主要な研究者の方々です。感覚の困りと不器用に対応したいという多くの研究者の方々の協力で本サービスは開発されました。

(7) 利用者の協力で、システム制度をさらに改善
本サービスの利用に際して、前項で記載した研究グループへのデータの利用許諾をしていただけることになっています。その蓄積で、本サービスはさらなる高度化・精緻化に取り組んでいきます。


■商品概要
名称 : 感覚・動作アセスメント(感・動アセス)
原案・監修 : 岩永 竜一郎(長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授、
同大学子どもの心の医療・教育センター副センター長)
協力 : 加藤 寿宏(京都大学大学院医学研究科)、伊藤 祐子(首都大学東京)、
仙石 泰仁(札幌医科大学)、山西 葉子(県立広島大学)、
徳永 瑛子(長崎大学医歯薬学総合研究科)、上田 茜(ひまわりの園)
機種 : Windows、MacOS、iOS、Androidの搭載された
パソコン、スマホ、タブレット
対応ブラウザ: Microsoft Edge、Google Chrome、Safari 他
料金 : チケット 1回800円、10チケット7,000円、100チケット60,000円
施設月額利用 一か月4,500円(以上、すべて税別)
利用方法 : 下記Webページから。または、最寄りのレデックス特約店
(仙台、東京、名古屋、鈴鹿、京都、神戸、福岡、熊本、那覇)に
ご相談ください。
URL : https://www.spma.jp


■感覚と困りのアセスメントに基づく支援を解説する講演会
原案・監修者の岩永 竜一郎・長崎大学教授による講演会を5月に名古屋、東京で開催します。加えて、認知機能アセスメントに基づく支援を解説する放課後等デイサービス向けのセミナーも同日行います。今後、多数の講演会、セミナーを全国で開催する予定です。詳しくは、レデックスWebページをご覧ください。
講演会及びセミナー掲載Webページ
https://www.ledex.co.jp/news/


■レデックス株式会社概要
本社 : 〒194-0002 東京都町田市南つくし野1-3-6
代表 : 代表取締役 五藤 博義
設立 : 2005年7月
資本金 : 2,200万円
主要事業内容: 認知機能関連コンテンツの企画・開発、
教材ソフトの企画・開発、
教育機関・療育施設・高齢者施設等へのコンサルティング
URL : http://www.ledex.co.jp/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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