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GSアライアンス株式会社がセルロースナノファイバー複合生分解性樹脂カラーマスターバッチを開発

@Press / 2019年4月22日 10時15分

GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd./環境、エネルギー分野の先端材料を研究開発、製造販売する化学会社/本社:兵庫県川西市 代表取締役社長:森 良平 工学博士)は、これまで、セルロースナノファイバー複合各種生分解性プラスチック、デンプン系生分解性プラスチック、紙、リサイクル紙や竹、木、廃木材など植物そのものを原料とした生分解性プラスチックを開発してきています。石油を一切使用しない、100%天然由来材料の生分解性プラスチック材料もあり、環境に限りなく優しい材料を作ることを目指して研究開発を続けてきています。

この度、既に開発しているセルロースナノファイバーを生分解性プラスチックに複合化させる技術と、GSアライアンスの母体である冨士色素の長年の色材、顔料分散の技術を融合させて、セルロースナノファイバーを複合化させた生分解性プラスチックカラーマスターバッチを開発しました。生分解性プラスチックに色材を複合化させただけのものより、セルロースナノファイバーを複合することによる引張強度などの機械的強度を向上させることにも成功しています。現在、セルロースナノファイバー複合ポリ乳酸に白、黒、茶、赤、青、緑、黄色の着色を施したマスターバッチができています。
今後はポリブチレンサクシネート(PBS)などの他の生分解性プラスチックとの組み合わせ、また顧客の要望に応じて他色のマスターバッチも作成していきます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/182370/LL_img_182370_1.jpg
セルロースナノファイバー複合生分解性樹脂カラーマスターバッチとその材料を用いて作成したダンベル試験片(白、黒、茶、赤、青、緑、黄色、他) すべて右側がセルロースナノファイバーと複合化したもの

人口爆発に伴う人間の活動による環境破壊は地球レベルで日々深刻になりつつあります。中でも、海洋のマイクロプラスチック問題などを含む世界的なプラスチックゴミ問題による地球の環境破壊は深刻になりつつあり、生態系を破壊する壊滅的なレベルになりつつあります。このような状況なので、プラスチックリサイクルの推進や、プラスチックそのものの使用量の削減、また環境中で分解する生分解性プラスチックなどの実用化、さらなる研究開発が進められています。

今後はサンプル出荷を進めていき、自社のNano Sakuraをブランド名とするカトラリーなどの各種成形品にもこのような色材を用いて、製品に着色の技術を取り入れた、より多彩なビジネス展開をしていきます。


■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社(冨士色素株式会社グループ)
代表者 : 代表取締役社長 森 良平(工学博士)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野向けの先端材料の研究開発と製造販売
URL : https://www.gsalliance.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

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