高耐久性、小型化、高発電効率を実現する家庭用SOFCシステムの基幹部品 燃料電池セルの発明が「令和元年度全国発明表彰」の「発明賞」を受賞
@Press / 2019年6月11日 14時30分
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下京セラ)は、当社が開発した家庭用SOFC(固体酸化物形燃料電池)の基幹部品である燃料電池セルの発明(特許第3996861号)について、公益社団法人発明協会が主催する「令和元年度全国発明表彰」において「発明賞」を受賞しましたので、お知らせいたします。
本表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、1919年(大正8年)から始まり、独創性に富む優れた発明や今後大きな功績を挙げることが期待される発明などを表彰しています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185789/img_185789_1.jpg
■受賞理由
今回の受賞は、当社が創業以来、長年にわたり培ってきたファインセラミックスの設計、製造、評価技術により、それまでセラミックスでは難しいとされていた高耐久性を実現する燃料電池セルを開発し、この発明が、以降のSOFCシステムの開発へとつながり、燃料電池システムの普及促進に貢献することとなった功績が評価されました。
■燃料電池セルについて
燃料電池セルとは、水素と酸素を化学反応させ、電気と熱(お湯)を作り出す燃料電池発電システムの心臓部にあたる部品です。当社が開発した燃料電池セルは、円筒平板構造を採用することで、優れた耐久性、小型化、高い発電効率を実現します。
京セラは、今後もSOFC燃料電池システムによる快適な暮らしの実現と環境負荷の低減を目指し、水素社会・低炭素社会の実現に貢献してまいります。
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プレスリリース提供元:@Press
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