CBメディカル、2019年6月から群馬県太田市の医療法人を支援開始 経営効率を最大化し適正な収益を確保、これからの医療法人経営を「医経分離」体制で支援
@Press / 2019年6月11日 11時30分
株式会社CBホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 尚之)のグループ会社で、医療機関・介護・福祉施設の経営支援を行う株式会社CBメディカル(本社:東京都港区、代表取締役:廣渡 弘美、以下 CBメディカル)は、2019年6月1日より、第1号案件となる医療法人 ふじあく医院(本社:群馬県太田市、理事長:馬場 尊氏、以下 ふじあく医院)の経営支援を開始しましたので報告します。今後、ふじあく医院の経営管理に関しては実務含めCBメディカルが総合的にサポートします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/185861/LL_img_185861_1.png
株式会社CBメディカル ロゴ
■第1号案件 「ふじあく医院」の経営支援について
ふじあく医院は、群馬県太田市にある「介護老人保健施設(以下、老健)」を1施設、通所リハビリを初めとした附帯事業を5事業、展開している医療法人です。現在、先代理事長が逝去され、現理事長(馬場 尊氏)が、東京に在住しながら、非常勤理事長として勤務しています。しかし遠隔での経営、度重なる介護報酬改定から、老健施設の経営環境は厳しくなりつつあります。今後も地域に医療を提供し続けるため、介護経営を抜本から改革すべく、CBメディカルに依頼がありました。
■CBメディカルが経営支援する内容
経営管理に関して実務含めCBメディカルが総合的にサポートします。具体的には、資金調達等の財務面の支援のほか、専門コンサルタントが施設内に常駐し、経営戦略、収支計画、人事・採用関連、経営上必要な事務関連の実務まで行います。
■CBメディカルが支援する背景
現在、医療・介護業界は、少子高齢化、国の財政赤字拡大、社会保障費のとめどない増大や、度重なる報酬改定により収益減が続いています。政府は社会保障費の抑制を求め、団塊の世代の全員が75歳以上になる2025年を想定し、住みなれた地域で人生の最後まで暮らせるような仕組みとなる「地域包括ケアシステム(※1)」の整備と、「地域医療構想(※2)」の実現を目指しています。このような状況を受け、行政が医療・介護業界に求める役割はますます重くのしかかっています。
老健は、介護保険制度がスタートした2000年から10年間で急速に増えました。医療費を押し上げている長期入院患者を老健施設に入居させることで、国は医療費高騰に歯止めをかけようと思ったためです。しかし長期入院を短期化しようと老健を作ったものの、高齢化が進み、介護保険も引き上げざるを得ない状況となりました。そこで、国は2011年「介護保険法」を改正し、「地域包括ケアシステム」を打ち出し、在宅介護を目指す方向にシフトしています。そのため、実際、老健については在宅復帰に積極的な施設は、高い介護保険の単位が取得できるようになる一方、在宅復帰の取り組みを行わない老健については介護保険の単位が次第に引き下げられました。
2018年度診療報酬および介護報酬改定を経て、家庭からの入所が増える動きがみられ(※3)、これまで以上に地域連携と在宅支援を重視した経営が求められています。
このように、これからは医療・介護業界においても、今まで以上にマーケティングや医療資源を効率的に分配する経営能力が求められていると言える状況です。今後、診療報酬・介護報酬改定がますます厳しいものになるとすれば、病院や介護施設経営の先行きは決して楽観できません。業界を取り巻く環境が激変するなか、地域住民のニーズに応え、医療・介護を安定して継続していくには「医療の質の向上」とともに、「経営の効率化」が欠かせません。
しかし、これまで医療・介護業界では、「経営」というと「金儲け」を連想する傾向が強く、むしろ拒否すべきものという風潮がありました。確かに、医療機関や介護施設は、地域の人たちの健康と安心を支えることが目的です。ただ、医療・介護もコストがかかり、その大部分が公的保険料や税金でまかなわれている以上、効率性や透明性が求められます。そこで役立つのが経営の視点・手法です。経営の視点や手法を積極的に活用しなければ、地域住民の医療に持続的に応えていくことはできないと言えます。
そこで、医療法人を経営する医師である先生には、本業の医師業務に専念していただき、経営は専門家に任せるという「医経分離」を実現し、今後も地域に医療・介護を存続させることを目指し、CBホールディングスの傘下として、CBメディカルを2018年5月に設立しました。
■CBメディカルの今後について
「医経分離」を実現させ、地域に医療・介護・福祉を存続させ続けられるような仕組みを作っていきたいと考えています。今後は老健施設にとどまらず、病院経営の支援にも取り組んでまいります。
※1 地域包括ケアシステム:住み慣れた地域で自分らしい暮らしを、人生の最後まで続けることができるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される仕組み
※2 地域医療構想:地域包括ケアシステムの一貫として、医療資源の効率化と継続可能な医療介護サービス体制整備のために地域に応じた方向性を定める取組み
※3 地域包括ケア病棟から老健へ退院した場合、在宅復帰とみなされなくなったため、地域包括ケア病棟からの受入れが減少した
■ふじあく医院ついて
法人名: 医療法人 ふじあく医院
所在地: 群馬県太田市
代表者: 理事長 馬場 尊
事業 : (1)介護老人保健施設 ふじあく光荘
(2)通所リハビリテーション
(3)訪問看護ステーション
(4)訪問リハビリテーション
(5)居宅介護支援事業
(6)太田市からの受託事業 地域包括支援センター
HP : http://www.f-hikari.com
■CBメディカルについて
法人名 : 株式会社CBメディカル
(経済産業省認定 経営革新等支援機関)
所在地 : 東京都港区
代表者 : 代表取締役 廣渡 弘美
事業内容 : 医療機関・介護・福祉施設に対する経営支援事業
コーポレートサイト: https://www.cb-m.co.jp
【案件・サービス内容に関するお問い合わせ】
株式会社CBメディカル 医療・福祉コンサルティング部
TEL:03-6362-1188(平日9:00~18:00)
【広報に関するお問い合わせ】
株式会社CBホールディングス 経営企画部 広報担当
TEL : 03-6430-3900(平日9:00~18:00)
FAX : 03-6430-3910
E-MAIL: ml-pr@cb-hd.co.jp
【株式会社CBホールディングス(CBグループ)について】
CBグループは、医療・介護・福祉業界に対する経営課題を解決する設立20周年の会社です。
親会社 : 株式会社CBホールディングス( https://www.cb-hd.co.jp )
グループ会社 : 株式会社CBコンサルティング、株式会社CBパートナーズ、
株式会社CBアドバイザリー、株式会社CBメディカル、
株式会社CBナレッジ
事業内容 : M&A支援、開業支援、人材採用支援、宣伝広報支援、
病院経営支援、事業立案支援、医療介護ニュース配信、
セミナー開催
サービスサイト: 転職サイト「本音de転職( https://www.hon10.net )」、
医療・介護ニュース「CBnews( https://www.cbnews.jp )」
事業所 : 東京本社(東京都港区浜松町1-18-16 住友浜松町ビル7F)、
東京を含む全国9拠点
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プレスリリース提供元:@Press
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