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オートスケールに対応した超高速開発ツール「Wagby(ワグビィ) R8.3.0」リリース

@Press / 2019年7月17日 9時45分

株式会社ジャスミンソフト(所在地:沖縄県宜野湾市、代表取締役:贄 良則)は、パブリッククラウド環境でのオートスケール運用に対応した超高速開発ツール「Wagby(ワグビィ) R8.3.0」をリリースしました。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/188425/LL_img_188425_1.jpg
オートスケール図

「Wagby」はWebベースのエンタープライズアプリケーションをノンプログラミングで超高速に開発するツールです。設計情報から業務ルール、画面、データベーススキーマなど、すべてを自動生成します。2006年の販売開始以来、国内380組織への導入実績があり、海外への展開も始めています。新版ではオートスケールに対応したことで、パブリッククラウドでの運用を強化しています。

Wagby R8.3.0は本日7月16日より正式出荷します。トライアルキットは無記名・無償でダウンロード後、お試しいただけます。
https://wagby.com/


■求められる背景
エンタープライズアプリケーションはこれまで社内での運用を前提として設計されてきました。しかし近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の掛け声とともに各企業で新ビジネスの立ち上げが急務となってきました。これを支援するために新規で開発するエンタープライズアプリケーションは次の要件を満たすことが求められています。

(1) 社外のユーザー向けに開発するSoE層のアプリケーションと連携できること。
(2) (1)の対応として、不特定多数のユーザーへ安定したサービスを提供できること。
(3) 従来のレガシーアプリケーションであるSoR層とも連携できること。

ジャスミンソフトはこの要件を「SoRとSoEの融合」と捉え、次世代の開発ツールはこの非機能要件を実現できる基盤を提供しなければならないと考えました。具体的には上の3つの要件を次のように受け止めるものです。

(a) 最初からパブリッククラウドで動作することを前提に設計されたエンタープライズアプリケーションであること。
(b) オートスケールに対応し、負荷の上昇に柔軟に対応できること。
(c) クラウド前提ではあるがクラウド限定ではなく、オンプレミス環境でも動作すること。

企業のDXを加速するエンタープライズアプリケーション開発には、このようなニーズの変化があります。


■「オートスケール」とは
開発したアプリケーションを運用する形態の一つとして、このアプリケーションを複数個、同時に起動する方法があります。同じアプリケーションが同時に複数個存在しているため、可用性が向上します。一般的に、これらのアプリケーションの前面にロードバランサーというサービスがあり、利用者はロードバランサーを介して、いずれかのアプリケーションに自動的に振り分けられます。そのため利用者は実際に何台のアプリケーションが稼働しているかを気にする必要はありません。
稼働しているアプリケーションの数を増やすことを「スケールアウト」といいます。逆に数を減らすことを「スケールイン」といいます。「オートスケール」とは、さまざまな負荷状況に応じてスケールイン・アウトを自動で行う仕組みを指します。


■Wagbyのオートスケール対応の詳細
Wagbyの新版である R8.3.0は、このオートスケール運用で問題なく稼働できる仕組みを備えています。すなわち、Wagbyはこれまでの「エンタープライズアプリケーションの開発・保守コストを劇的に改善する超高速開発」環境を提供することに加え、さらに「開発されたエンタープライズアプリケーションをオンプレスならびにパブリッククラウド環境で運用することができ、かつオートスケールに対応する」ものです。

この仕組みを実現するために、Wagbyの内部構造を変更しています。具体的には次の対応を行なっています。

- 利用者がどのアプリケーションに接続しても動作するよう、セッション情報を共有できるようにする。(ロードバランサーのStickySessionを使わない)
- 運用途中にアプリケーションの台数が変動しても影響がないよう、アプリケーション同士の通信にメッセージキューを使う。内部キャッシュの整合性を担保することができる。
- ジョブスケジュール機能、パスワードリマインダ機能、ワークフロー機能など、これまでの標準機能をすべてオートスケール対応とする。


■「Wagby」の特長
(1) 設計情報からプログラムを自動生成
Wagbyは設計情報(リポジトリ)からプログラムを100%自動生成します。これによって従来の手法に比較した開発生産性10倍以上を実現しています。加えてセキュリティホールのない、高品質・高信頼性のアプリケーションを短期間で構築できます。

(2) 業務アプリケーションに必要な機能を標準装備
データの基本管理機能(新規登録、更新、削除、検索、一覧表示、詳細表示)はもとより、一覧更新やウィザード登録、カレンダービュー、集計ビュー、マップビューといったさまざまな画面機能が標準で装備されています。

(3) 外部システムとの連携
CSV・Excelファイルを介したダウンロードやアップロード一括更新、Excel・PDF帳票、メール送受信機能、REST API機能により外部システムとのデータのやりとりが行えます。

(4) 柔軟なカスタマイズ
開発者がカスタマイズしたコードと自動生成されたコードをマージする方法を提供しています。Wagbyをベースとしたカスタマイズ要件にも柔軟に対応できます。

(5) 国際化対応
日本語版と英語版の両方を提供しています。英語以外の言語への拡張にも対応しています。

詳細については、以下のサイトをご覧ください。
https://wagby.com/product.html


■これまでの実績
「Wagby」は2006年5月の公開から、国内380組織で採用されました。


■価格
プロジェクト単位の場合、96万円/1サーバ。(別途、開発キットが必要)
無制限利用の場合、150万円/1開発者。


■事業の目標
2020年度末までに「Wagby」の累積導入組織1,000社を目標とします。


■会社概要
名称 : 株式会社ジャスミンソフト
本社 : 沖縄県宜野湾市宇地泊902-1
設立 : 2001年3月14日
資本金 : 90,000,000円
従業員数: 7名
代表者 : 代表取締役 贄 良則
URL : https://www.jasminesoft.co.jp/
主要株主: 日本紙パルプ商事株式会社
東京システムハウス株式会社
アライズイノベーション株式会社


※「Wagby」はジャスミンソフト社の登録商標です。
※その他、本資料にて掲載しているシステム名、製品名、技術用語などは他社の商標または登録商標です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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