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利用したい決済手段が対応していなければ50%以上のユーザーが購入せず!ECサイトにおける決済手段の利用実態調査結果を公開

@Press / 2019年8月21日 13時0分

ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社は、ECサイト(物販、デジタルコンテンツ)における決済手段の利用実態に関するアンケート調査を実施しました。実施した調査結果の一部を抜粋してお知らせします。

※物販サイト:洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品などを販売するECサイト
デジタルコンテンツサイト:電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費などを販売するECサイト


■ 調査概要
調査名 :物販サイト(洋服、靴などの身に付けるアクセサリー、化粧品、本、食料品、医薬品など)やデジタルコンテンツサイト(電子書籍、動画視聴サービス、オンラインゲーム利用料、イベント参加費、会員費など)における決済手段の利用実態に関する調査
調査方法:株式会社ジャストシステム「Fastask(ファストアスク)」を用いたインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2018年12月1~10日
調査対象:1年以内に物販サイトで何らかの商品を購入した10~80代の男女1,986人
1年以内にデジタルコンテンツを購入した10~80代の男女1,173人
調査元 : SBペイメントサービス株式会社


・ECサイトで最も利用する決済手段は、クレジットカード決済、次いでコンビニ決済
・物販サイトでは人気の2決済手段に次いで男性は代引きを、女性は後払いを選択する傾向にある
・物販サイトでの10~20代のクレジットカード決済利用率は低い
・デジタルコンテンツサイトでは女性は男性と比べクレジットカード決済以外の決済手段の割合も高い
・デジタルコンテンツサイトでの10代のコンビニ決済利用率は男女ともに30%超え、10代男性の約10%がプリペイドカード決済を利用
・このような理由で決済手段が選ばれている!
・最も利用する決済手段が対応していない場合、50%以上のユーザーが購入しない!


■ 調査結果
ECサイトで最も利用する決済手段は、クレジットカード決済、次いでコンビニ決済。物販サイトでクレジットカード決済が79.1%、コンビニ決済が6.6%
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_1.png
ユーザーがECサイトで最も利用する決済手段は、物販サイトとデジタルコンテンツサイトのいずれにおいても「クレジットカード決済」が約80%と圧倒的に高く、次いで「コンビニ決済」が高いという結果となりました。「クレジットカード決済」のユーザーへの浸透率の高さがわかります。

物販サイトではクレジットカード決済、コンビニ決済に次いで、男性は「代引き」を、女性は「後払い」を選択する傾向にある
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_2.png
物販サイトで最も利用する決済手段のアンケート結果を男女別に分けた結果は次のとおりです。「クレジットカード決済」と「コンビニ決済」の割合が高いというのは男女共通ですが、特徴的なのは男性が「代引き」を、女性が「後払い」を選択する割合です。男性が「代引き」を選択する割合は3.6%と女性の割合よりも1.6%高く、ユーザーのコメントから、商品の受け取りと同時に支払いができる点が評価されていることがわかります。一方で、女性が「後払い」を選択する割合は3.1%と高く、より慎重に、手元に届いた商品を確認してから安心して支払いたいという傾向があるということがわかりました。

物販サイトでの10~20代のクレジットカード決済利用率は低く、10代男性の52.4%がクレジットカード決済以外を利用
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_3.png
物販サイトの男女別のデータを年齢別に分けた結果は次のとおりです。この結果で顕著なのは、10~20代のクレジットカード決済の利用率で、他の年代に比べて低いことがよくわかります。コンビニ決済を利用するユーザーのコメントの中でも、「そもそもクレジットカードを持っていない」という意見もあり、特に若年層のユーザーをターゲットとする場合は、クレジットカード決済以外の決済手段を用意する必要があると言えます。

デジタルコンテンツサイトでは、女性は男性と比べクレジットカード決済以外の決済手段の割合も高く10.4%がコンビニ決済を、5.7%がキャリア決済を選択
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_4.png
一方、デジタルコンテンツサイトで最も利用する決済手段のアンケート結果を男女別に分けると、次のとおりになりました。最も利用する決済手段として「クレジットカード決済」、「コンビニ決済」、「キャリア決済」の順位は男女ともに共通ですが、女性はコンビニ決済が10.4%、キャリア決済が5.7%と男性に比べ、クレジットカード決済以外の決済手段も高い割合で利用される傾向にありました。そのため、女性ユーザーの獲得による売上拡大を狙う場合は、コンビニ決済やキャリア決済の導入検討も重要になります。

デジタルコンテンツサイトでの10代のコンビニ決済利用率は男女ともに30%超え、10代男性の10.4%がプリペイドカード決済を利用
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_5.png
デジタルコンテンツサイトのアンケート結果を年齢別で見ると、10代は他の年代に比べ大幅にクレジットカード決済の利用率が低く、代わりにコンビニ決済が高いことが明らかになりました。ユーザーアンケートから、学生でクレジットカードを持っていない場合、コンビニ支払いが一番楽で安心という傾向があることがわかりました。加えて、10代男性の特徴として、「チャージした金額の分だけ利用できるので便利」といった理由で、約10%がプリペイドカード決済を利用していることもわかりました。この結果から、若年層をターゲットにしている事業者はクレジットカード決済と同時に他の決済手段の導入検討の必要があると言えます。

このような理由で決済手段が選ばれている!
なぜその決済手段をECサイトで最も利用しているのか、理由をアンケートしました。

■クレジットカード決済
・手数料がかからず、クレジットカードのポイントも貯まるから。(28歳/女性)
・セキュリティー面でも安心して決済ができるから。(51歳/男性)
・楽だし、発送までのスピードが早いから。(29歳/女性)
・カード明細が見られて、管理がしやすいから。(53歳/男性)
・現金の持ち合わせがなくても、後払いで対応できるため。(48歳/女性)

クレジットカード決済は、ポイントを貯められる点や、カード明細を受けとって管理ができる点などが、ユーザーに選ばれる理由となっているようです。

■コンビニ決済
・クレジットカードを持っていないから。(20歳/女性)
・家のすぐ近くにコンビニがあり、支払いがとても便利だから。(28歳/男性)
・現金で支払いたいから。(28歳/男性)
・クレジットカードの不正利用やスキミングを防ぐため。(63歳/女性)
・クレジットカード情報をむやみに入力したくない。(32歳/女性)

コンビニ決済の場合、コンビニエンスストアを頻繁に利用するユーザーにとっては比較的メジャーな決済方法となっているようで、「近くにあるから手間に感じない」といった意見が多くありました。また、クレジットカード決済と比較したコメントが多く、そもそもクレジットカードを持っていない方や、クレジットカードの利用に不安を感じている方はコンビニ決済を選ぶ傾向が見受けられました。

■キャリア決済
・手軽に支払いが出来るから。(34歳/男性)
・携帯料金とまとめて支払えるのが楽だから。(24歳/女性)

キャリア決済に関しては、クレジットカード決済よりも簡単にPCやスマートフォン上で決済を完了できる手軽さや、携帯料金とまとめて一括で支払いができるといった利便性の高さがユーザーに選ばれる理由となっているようです。

■プリペイドカード決済
・チャージした分だけ使えるので、使い過ぎ防止にも役立つ。(19歳/男性)
・クレジットカードは持っていなく、手数料がかからず少額決済に便利。(47歳/男性)
・ゲーム提供会社の指定のうち一番使い勝手が良いから。(60歳/女性)

デジタルコンテンツでは、電子書籍やゲームなどのユーザーは、未成年の割合も高いため、クレジットカードを持っていない、チャージした分だけ安心して利用できるという理由でプリペイドカード決済を選択されているユーザーが多く見受けられました。

普段最も利用する決済手段が対応していない場合、物販サイトで62.5%、デジタルコンテンツサイトで51.5%のユーザーが購入しない!
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/img_191432_6.png
ユーザーが最も利用する決済手段が対応していない場合、同様もしくは類似商品が他のECサイトでも多く扱われている物販サイトでは62.5%のユーザーが購入しないことがわかりました。また、物販サイトに比べると独自の商品、サービスが多いデジタルコンテンツにおいても、51.5%のユーザーが購入しないことがわかりました。いずれのユーザーもそのサイトでの購入をやめ、希望する決済手段が利用できる他のECサイトで同じ商品、サービスを検索し、購入する傾向が見られます。これらの結果から、ユーザーの購入率を向上するためには、自社ECサイトのターゲット層をよく理解し、必要な決済手段を見極め、適切な決済手段を導入することがポイントになると言えます。

調査結果の全文ダウンロードはこちら
https://www.sbpayment.jp/2019/08/survey_on_payment_methods.pdf?argument=3qe9Sa9A&dmai=a5d5a4077b50bc


■ 著作権について
・本記事内の図解/文章とも自由に転載いただくことが可能です。
・本記事の著作権は、SBペイメントサービス株式会社に帰属しますが、以下の利用条件を満たす方には利用を許諾いたします。


■ 利用条件
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2 出典元として、以下のURLへのリンクを設置してください。
https://www.sbpayment.jp/2019/08/survey_on_payment_methods.pdf?argument=3qe9Sa9A&dmai=a5d5a4077b50bc
3 調査結果データについて、加工・改変は許可いたしません。
4 当社がふさわしくないと判断した場合には、転載許可を取り消し、掲載の中止を求めることができます。

【会社概要】
SBペイメントサービス株式会社
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/table_191432_1.jpg


【決済サービスに関するお問い合わせ】
SBペイメントサービス株式会社
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/191432/table_191432_2.jpg


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