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~サーキュラー・エコノミー促進に向けて~ 再生スーパーエンジニアリングプラスチック事業開始のお知らせ

@Press / 2019年9月2日 16時0分

リファインバース株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:越智 晶)は、人工透析用中空糸膜(※1)の製造工程から発生する工程端材を原料として、スーパーエンジニアリングプラスチックの一種であるポリサルフォン樹脂(※2)の再生材料を開発し、販売を開始します。これまで廃棄されていた中空糸膜の工程端材をメーカーより回収・ペレット化し、プラスチック製品メーカーに成形用材料として供給して参ります。

弊社が開発した再生ポリサルフォン樹脂は、バージン材料と同等の強度・耐熱性を有しており、同等の耐熱性レベルの材料の中で高い価格競争力を持つ材料です。また同時に、この再生ポリサルフォン樹脂をベースとしてさらに機能性を付与した高付加価値ポリサルフォン樹脂コンパウンドの開発も進めております。

当面の供給能力は年間60t程度ですが、将来的に用途開発に伴う需要増加に合わせて原料ソースを拡大し、年間300tの販売を目指します。

当社はこの取り組みにより、これまで廃棄されてきた中空糸膜工程端材を再利用することで、サーキュラー・エコノミーの促進に貢献するとともに、当社事業領域をスーパーエンジニアリングプラスチックにまで拡大しリサイクル素材の開発、用途展開、事業化強力に推進してまいります。

※1 人工透析用中空糸膜
人工透析に用いるストロー状の膜。膜表面に微細な孔が空いており、その孔を通じて血液から老廃物の除去を行う。膜素材にはポリサルフォンなど様々な合成高分子材料が用いられる。

※2 スーパーエンジニアリングプラスチック
一般的に150℃以上の長期耐熱特性を有するプラスチックを指す。ポリサルフォン(PSUもしくはPSF)樹脂のほかには、ポリエーテルサルフォン(PES)樹脂、ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂、液晶ポリマー(LCP)などが代表的。


■“東京に油田を見つけた企業。”
リファインバース株式会社(東証マザーズ6531)
「資源を作る」というイノベーションに挑む新世代の素材メーカー。
役割を終えた業務用カーペットや自動車エアバッグなどのこれまではコストをかけて処分するしかなかった廃棄物を、独自のテクノロジーを用いて高品質素材として蘇らせるユニークなオンリーワンビジネスを展開。


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プレスリリース提供元:@Press

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