「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019公募大賞」決定グランプリは″ 岩谷雪子 「ここにいるよ」″本展9月13日(金)に開幕!
@Press / 2019年9月13日 17時45分
六甲山観光株式会社(本社:神戸市 社長:宮西幸治 阪神電気鉄道株式会社100%出資)は、現代アートの展覧会「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019」を2019年9月13日(金)から11月24日(日)に開催します。
神戸・六甲山上を舞台に展示される数々のアート作品をピクニック気分で周遊しながら楽しめる現代アートの展覧会で、2010年の初開催から今年で10回目の節目を迎えました。
本展では、招待アーティストの他に、公募で選出された作品の展示も行います。展覧会の開催に先立ち、2019年2月1日(金)から5月7日(火)まで作品プランを募集し、206作品の応募がありました。その中から、審査員が書類選考(1次審査)で15組の公募入選アーティスト(作品)を選出しました。1次審査入選作品プランは会場で実際に制作され、9月10日(火)に2次審査を行い、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019公募大賞」の各賞を以下の通り決定しました。
『六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019』 公募大賞 グランプリ
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/193515/img_193515_1.jpg
アーティスト名:岩谷 雪子 (いわたにゆきこ)
作品名:ここにいるよ
展示会場名:六甲ケーブル山上駅
<内容>
作者は植物を採集し、乾燥させて様々な作品を制作するアーティスト。今年は初夏から複数回六甲山に来山し、六甲高山植物園を中心に植物を採集。高知市のアトリエに持ち帰って作品化し、再び六甲ケーブル六甲山上駅構内に16点の作品を点在させた。その作品はともすると見過ごされがちな植物そのものの造形的な魅力を見いだし、独自の感性で再構成したもの。鑑賞者は、近代化産業遺産でもある駅舎の隅々に目を凝らしながら、ひっそりと存在する作品を鑑賞する。
<選考理由>
非常に繊細な構築性と行き届いた配慮のある素晴らしい仕事であったという点が講評のひとつに挙げられる。
六甲山の山を歩き植物を愛でそれを慈しむようにして、ひとつひとつを結晶化させていくアートとしての営みがエントリー作品の中でも特に結実した作品であった。10回目記念展という祝いの場において、六甲ケーブルの山上駅で、微細、或いは見ることにも注目が必要な作品が受賞するのかという感想があったかもしれないが、まさに“芸術散歩”という言葉にふさわしい作品がエントリーされ、発表を目の当たりにできたことは記念すべきことに思う。
野蛮な行為があればすぐに『壊れてしまう』、そのような作品で、ある意味で『儚く』、ある意味でそれを『守る』、平和や愛、さらに言えば私たちに贅沢な時間を想起させてくれる。
岩谷雪子さんには、「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019公募大賞グランプリ」の副賞として賞金100万円が贈呈されました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/193515/img_193515_2.jpg
プロフィール
1958年 札幌市出身、高知市在住
武蔵野美術大学日本画科卒業
植物を採集し、乾燥させ、立体、映像、インスタレーション等の作品を作る。植物から感じたものをできるだけ損なわぬよう気をつけながら、彼らの魅力的な姿をアートとして再構成し、植物たちの声を聴く、或は彼らを感じるための場を作っている。
2015 越後妻有アートトリエンナーレ 森の学校「キョロロ」 / 新潟
2017 Moving Plants Ronnebaksholm / デンマーク
2018 BIWAKOビエンナーレ 近江八幡の古民家 / 滋賀
◆「六甲ミーツ・アート 芸術散歩2019 公募大賞」その他 各賞
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/193515/img_193515_3.jpg
準グランプリ(賞金30万円)
アーティスト名:葭村 太一(よしむらたいち)
作品名:錦鯉ヘッド(にしきごいへっど)
展示会場名:記念碑台(六甲山ビジターセンター)
奨励賞(賞金10万円)
アーティスト名:黒田 恵枝(くろだよしえ)
作品名:萌怪萌怪者六地蔵菩薩立像(もけもけものろくじぞうぼさつりゅうぞう)
展示会場名:グランドホテル 六甲スカイヴィラ
公募大賞の審査は以下の審査員が行いました。 ※敬称略、順不同
雨森信:Breaker Projectディレクター、インディペンデント・キュレーター
三分一博志:建築家(「自然体感展望台 六甲枝垂れ」設計者)
芹沢高志:デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長
中野仁詞:公益財団法人神奈川芸術文化財団 学芸員
森司:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業推進室事業調整課長
宮西幸治:六甲山観光株式会社 代表取締役社長
※1次審査(書類選考)の際は、上記に加え、本展キュレーターである高見澤清隆も審査員として参加しました。
◆「公募大賞」の他に行政・企業・団体が選出する下記の賞も決定しました。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/193515/img_193515_4.jpg
神戸市長賞 対象:公募アーティストの作品
(賞金10万円、新たに作品の発表を行う場の提供)
アーティスト名:前田 耕平(まえだこうへい)
作品名:Exuvia(えぐずびあ)
展示会場名:六甲山カンツリーハウス
兵庫宅建ハトマーク賞 対象:公募アーティストの作品
(賞金10万円)
アーティスト名:若田 勇輔(わかたゆうすけ)
作品名:The Cock(ざ こっく)
展示会場名:六甲オルゴールミュージアム
FM802賞 対象:公募アーティストの作品
(「UNKNOWN ASIA2020」ゲストアーティストに選出)
アーティスト名:大石 麻央(おおいしまお)
作品名:ときには、僕らも旅しよう。
(ときには、ぼくらもたびしよう。)
展示会場名:六甲ケーブル
主催者特別賞 対象:招待アーティストの作品
(賞金10万円)
アーティスト名: 藤江 竜太郎(ふじえりゅうたろう)
作品名:ソライロアンブレラ
展示会場名:六甲山カンツリーハウス
六甲山ポータルサイト https://www.rokkosan.com
リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/file_sys/news/7134_5a7caf4c7faa66675ca482d2757ce2054f3df019.pdf
発行元:阪急阪神ホールディングス
大阪市北区芝田1-16-1
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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