GSアライアンスが生分解性樹脂とセルロースナノファイバーの複合材料(石油使用量0、天然植物由来100%)を用いて生分解性ボトルを試作

@Press / 2019年9月26日 10時0分

GSアライアンス株式会社(Green Science Alliance Co., Ltd./環境、エネルギー分野の先端材料を研究開発、製造販売する化学会社/本社:兵庫県川西市/代表取締役社長:森 良平 博士(工学))は、ペットボトルの代替製品として、GSアライアンス株式会社の独自の技術である、セルロースナノファイバ―を複合化させたPLA(ポリ乳酸:Poly Lactic Acid)材料を用いて、長野県に本社のある二軸延伸ブロー成形機メーカーで、多くの新樹脂や容器開発を手掛けている株式会社フロンティアとの共同開発により、生分解性ボトルの試作品を作りました。

また、このセルロースナノファイバー複合PLA材料は石油を一切原料として使用しておらず、天然植物由来100%の限りなく環境に優しい材料です。また、セルロースナノファイバーを複合化させた生分解性樹脂材料で成形することにより、PLA樹脂のみを原料として用いた時より、強度が向上して、成形性も向上した可能性もあることを見出しました。現時点では、従来のペットボトルの強度、ガスバリヤ性、耐久性などには劣ると思われますが、今後、セルロースナノファイバー複合化技術や他の生分解性樹脂材料、添加剤などの技術の組み合わせの最適化によりさらなる高強度化、酸素ガスバリヤ性、耐久性の向上などの研究開発を加速します。
さらにGSアライアンス株式会社の材料を用いて、ブロー成形法による様々な他のブロー成形品も検討していきます。また今回試作した生分解性ボトルは、自社の登録商標であるNano Sakuraの名前で試験的な少量販売も可能です。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/194365/LL_img_194365_1.jpg
生分解性ボトル(左端はPLAのみ、それ以外はPLAにセルロースナノファイバーを複合化させた材料で成形)

人間の活動や人口爆発によって引き起こされている気候変動や海洋プラスチック、マイクロプラスチック汚染などの環境破壊問題は壊滅的なレベルになりつつあります。例えばペットボトルに関しては、毎年約5,000億個のペットボトルが消費されており、一部は海洋などの自然環境の中でゴミとなっています。また軟包材、特にレジ袋などで環境汚染はますますひどくなってきており、一刻も早い対策が必要です。PETボトルはリサイカブル容器として日本では使用量の1割ぐらいがBtoBとしてリサイクル使用され始めていますが、ストローやレジ袋などの使い捨てプラスチック製品は使用規制の動きが強まってきています。
更にはリサイクルの推進や、プラスチックそのものの使用量の削減、また環境中で分解する生分解性プラスチックや紙製品などの実用化の推進やさらなる研究開発が進められています。


■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平(工学博士)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野の最先端材料の研究開発と製造販売
URL : https://www.gsalliance.co.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

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