世界にたった三碗、国宝・曜変天目の再現に京都の陶芸作家・土渕善亜貴氏が成功!
@Press / 2020年1月23日 14時0分
株式会社陶あん(所在地:京都府京都市東山区泉涌寺東林町38、代表:土渕善亜貴)は、2019年11月に陶あん本店前にオープンした四代目当主である土渕善亜貴氏の作品を展示した『土渕善亜貴ギャラリー』で、数えきれない試行錯誤と努力の末に技法が謎だった奇跡の器【曜変天目】を再現した作品の展示をスタートします。
曜変天目を手に取って見ることができるのはもちろん、他に類を見ない多彩な作風で知られる彼の作品の数々を展示・販売しています。
公式サイト: http://www.touan.co.jp/jp/store/gallery.html
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/203342/LL_img_203342_1.jpg
曜変天目茶碗(土渕善亜貴作)
漆黒に近い濃紺の肌に無数の星のような斑紋が浮かび「小碗の中の大宇宙」とも称される曜変天目茶碗。南宋時代のある時期にのみ中国・建窯で焼かれたものの、現在残存するのは室町時代に日本に渡った三碗のみで、いずれも国宝に指定されています。
■曜変天目茶碗(土渕善亜貴作)
その妖艶な美しさは見るものを魅了し、徳川家、前田家から財閥へと所有は移り、現在は美術館などに所蔵されています。作者や技法は謎とされ、多くの陶芸作家が再現に心血を注いできました。そして2018年、創業100年の京焼・清水焼窯元、陶あんの四代目当主である土渕善亜貴氏が、様々な試行錯誤と数え切れぬ試作を経て、鉛などの重金属を使わない独自の技術でその再現に成功。2019年にはその技術の高さと圧倒的な美しさ、完成度の高さに第41回京焼・清水焼展において経済産業大臣賞が送られました。
■曜変とは
曜変天目茶碗とは、黒い釉薬の上に大小の星と呼ばれる斑点が浮かび、その周囲に瑠璃色もしくは虹色の光彩が取り巻き、光の当て方によって様々な色合いに変幻自在、多彩な彩りを放つことが条件とされている。現在その条件を満たすのは、静嘉堂文庫美術館、藤田美術館、大徳寺の塔頭龍光院の3つの国宝のみ。
【会社概要】
名称 :株式会社陶あん
代表者:土渕善亜貴
所在地:京都府京都市東山区泉涌寺東林町38
創設 :大正11年
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
この記事に関連するニュース
-
京都市「これからの1000年を紡ぐ企業認定」に認定
PR TIMES / 2024年5月9日 12時15分
-
金の茶碗・壺、瑪瑙の杯、唐代の宝物を無料展示―陝西歴史博物館
Record China / 2024年4月30日 12時50分
-
有名な五重塔「八坂の塔」だけじゃない!…ここでしか見られない「珍しさ満点」の〈京都・清水坂〉の名建築10選【建築家が解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年4月25日 11時0分
-
京都最大級の陶器市【第48回清水焼の郷まつり】開催決定&出展者募集
PR TIMES / 2024年4月25日 10時0分
-
麻布台ヒルズ ギャラリースペースにて、大樋焼 十一代 大樋長左衛門と奈良祐希における初の二代展「祈器(きき)」を開催
PR TIMES / 2024年4月18日 10時0分
ランキング
-
1「待遇に満足な社員」が会社を辞めてしまう真因 なぜ互いに「相思相愛」の関係が築けないのか
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 8時30分
-
2京葉線だけの問題か? 快速の“大幅減”地域に厳しいダイヤ改正が断行される根本原因 議論に欠落した視点
乗りものニュース / 2024年5月13日 9時42分
-
3背水の住友ファーマ、窮地脱却を占う「次の焦点」 親会社の住友化学は「パートナー探し」を開始
東洋経済オンライン / 2024年5月13日 7時40分
-
4無味のミネラルウォーターが若年層に好まれる理由 23年過去最高の販売実績を記録した「サントリー天然水」 ブランドの牽引役は天然水本体
食品新聞 / 2024年5月12日 17時1分
-
5中央線「グリーン車導入」の増収効果は?JR東日本が明らかに 投資額は約860億円
乗りものニュース / 2024年5月13日 7時12分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください