米モバイルゲーム会社Scopely、ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーからFoxNext Gamesを買収
@Press / 2020年1月28日 12時15分
グローバルに展開するモバイルゲーム会社 Scopely(本社:米国カリフォルニア州カルバーシティ)とザ・ウォルト・ディズニー・カンパニー(「ディズニー」)は本日、Scopelyが、大ヒットゲーム「MARVELストライクフォース」を製作したFoxNext Games Los Angeles、およびサンノゼのCold Iron Studiosをディズニーから買収することで合意したことを発表しました。
この買収により、Scopelyのリアルタイムゲーム群に大ヒットゲームが新たに加わるだけでなく、開発中のゲームラインアップが拡大し、経験豊かなチームも参画します。FoxNext Games Los Angelesは、1作目の「MARVELストライクフォース」を2018年3月にリリースし、iOSおよびAndroidベースの人気モバイルゲームの上位に名を連ね、初年で1億5,000万ドル以上を売り上げました。同スタジオはまた、ジェームズ・キャメロン監督の「アバター」に基づく壮大なマルチプレイヤー戦略ゲーム「アバター:パンドラ・ライジング」を製作中です。この買収にFoxの知的財産のライセンシングによるゲーム・タイトルのポートフォリオは含まれておらず、それらは引き続きディズニーのゲーム・ライセンス事業の一環として扱われます。
ディズニーは、2019年の21世紀フォックスの買収により、FoxNext Gamesのゲーム・スタジオおよびライセンスを受けたゲーム・タイトルを取得しています。
Scopelyの最高売上責任者であるティム・オブライエン(Tim O’Brien)は次のように述べています。「当社はFoxNext Gamesのチームが制作した『MARVELストライクフォース』に感銘を受けていました。そのチームとともに、今後どのような作品を作ることができるのか、待ちきれない思いです。当社は、既存のビジネスを伸ばしていくことに加え、M&Aを通じてポートフォリオをさらに拡大することに前向きに取り組んでいます。そして、FoxNext Gamesによる、プレイヤーファーストの考え方は、いつまでも心に残るゲーム体験をお届けするという、当社が注力していることと合致しています。同社のワールドクラスのチームと力を合わせていけることを大変うれしく思っており、共に歩んでいく未来に期待を寄せています」。
FoxNext Gamesの社長であるアーロン・ローブ(Aaron Loeb)氏は次のように述べています。「当社の才能豊かなチームがほんの数年で築き上げ、成し遂げてきた実績を大変誇りに思っています。そして、基本プレイ無料(F2P)のゲーム分野における卓越した企業として名高いScopelyにふさわしい、優れたチームに合流することを楽しみにしています」。また、FoxNext Gamesのシニア・バイスプレジデント兼ゼネラルマネージャーであるアミール・ラヒミ(Amir Rahimi)氏は「FoxNext GamesとScopelyはいずれも、今後何年にもわたってプレイされることになるインタラクティブなゲーム体験を通じて、支持される世界観を生み出すことに全力を注いでいます。
両社が共通して重視するものと、当社ビジネスの独自の強み、そして複数のゲーム・ジャンルにわたるScopelyのノウハウによって、私たちは今後さらに大きな成功を収めることができるでしょう」と述べています。買収手続きが完了次第、ローブ氏は新設されるエグゼクティブ職としてScopelyに入社し、ラヒミ氏はScopelyにおいてゲーム担当プレジデントとしてFoxNext Games Los Angelesのスタジオを統括します。
Scopelyは、昨夏に10億ドルを超えるライフタイム・レベニューを達成したほか、DIGIT Game Studiosの買収を行い、さらに欧州・アジア・北米でのグローバル展開を図っています。このたびの買収は、Scopelyによる先ごろのそうした画期的な取り組みに続くものです。
ディズニーの財務アドバイザーはLionTree Advisorsが務め、Scopelyの財務アドバイザーはMoelis & Companyが努めます。
*本リリースはScopelyが2020年1月22日(現地時間)に発表したプレスリリースの翻訳です。
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■Scopelyについて
Scopelyは、インタラクティブ・エンターテインメントおよびモバイルゲームを製作するグローバル企業です。「スター・トレック:艦隊コマンド」、「Looney Tunes ワールド・オブ・メイヘム」、「WWE Champions」、「ウォーキング・デッド サバイバルへの道」、「YAHTZEE With Buddies」、および「Wheel of Fortune: Free Play」をはじめとした、高収益を挙げ、受賞歴のあるさまざまなモバイルゲームのシリーズを有しています。Scopelyは、自由度が高い没入型のゲームを製作しています。2011年に創立された同社は、世界水準の開発チームや、欧米で指折りの多様なポートフォリオ、ゲームを大幅にパーソナライズすることができる独自のテクノロジープラットフォームを持っています。
Fast Companyによる「World’s Most Innovative Companies(世界で最も革新的な企業)」に選出され、デロイトの「テクノロジー Fast 500」では北米で最も成長している企業のひとつに選出されました。長期的に遊ぶことができるゲーム体験を創出することで、Scopelyの生涯収益は10億ドル超に達しました。また、Scopelyは、ロサンゼルス、バルセロナ、ボールダー、ダブリン(DIGIT Games Studios)、ロンドンそして東京でグローバル展開する他、四大陸の7か国に複数のスタジオを有しています。詳しい情報は、www.scopely.comをご覧ください。
■ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーについて
ザ・ウォルト・ディズニー・カンパニーは、「メディア・ネットワーク」、「パーク、エクスペリエンス、プロダクツ」、「スタジオ・エンターテイメント」、「直販および国際事業」の4つのビジネス部門で子会社と共に事業を展開する、多角化された世界的なエンターテイメント企業です。同社はダウ工業株30採用銘柄の企業であり、2019年度の年間収益は696億ドルです。
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プレスリリース提供元:@Press
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