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ザルトリウスが生細胞解析のための新製品IncuCyte SX5を発売

@Press / 2020年5月11日 14時15分

ザルトリウス・ジャパン株式会社 生細胞解析システム
バイオ医薬品業界の世界的なリーディングサプライヤーであるザルトリウス(本社:ドイツ・ゲッティンゲン、CEO:ヨァヒム・クロイツブルグ)は本日、同社の生細胞解析製品群に加わる新製品IncuCyte SX5生細胞解析システムを発売しました。このIncuCyte SX5には、これまでにない光学系、新しい試薬ラインアップ、専用ソフトウェアなどの新機能が搭載されており、あらゆる生細胞実験でより多くの情報を得ることができます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/212431/LL_img_212431_1.jpg
ザルトリウス・ジャパン株式会社 生細胞解析システム

■IncuCyte SX5について
● 新しい光学モジュールには、長期間の生細胞実験における光毒性を低減するために長波長の近赤外波長蛍光を採用(特許出願中)
● 最大5種類の蛍光チャネルにより、新しいアプリケーションの幅が格段に広がります。(ATPアッセイやMMPアッセイ等)
● 1回の実験で最大3種類の蛍光チャネル、HD位相差像を用いたマルチプレックス解析は、より多くのデータを得ることが可能

「IncuCyte SX5では、長期間の生細胞実験に特化して、柔軟性を考慮して設計された光学系が使用されています。がん研究、がん免疫、免疫学、神経科学細胞モデルなど研究分野にかかわらず、ユーザーはサンプルをセットするだけで、次のステップへと途切れることなく移行していくことができます。」ザルトリウスのIncuCyte担当製品管理主任Kim Wicklund(PhD)は語ります。「私たちは、このシステムに搭載された特許申請中の光学系およびNIRチャネルなどの解析ツールを紹介できることを嬉しく思っています。このシステムでは、他のほとんどのシステムで使用されている青色チャネルと比べて、細胞への光毒性が大幅に抑えられます。」

新しい光学系デザインのIncuCyte SX5は、同時に3つ使用できる最大5つの異なる蛍光チャネルを持つため、研究できるアプリケーションと細胞モデルが拡大します。独自の蛍光設定とHD位相差光学系により、各イメージングセッションから生成されるデータ量は増加するため、複雑な細胞モデルから独自の洞察を得ることが可能です。研究者は1回の実験のために細胞培養やその他の高度細胞モデルの準備に何週間も費やしますが、その中でセルヘルス、細胞の増殖、代謝、形態、動きなどのさまざまな特性がそれぞれ異なるチャネルで可視化されます。3種類の蛍光チャネルにより、ユーザーは時間を短縮できるだけでなく、各自の細胞モデルをさらに活用することができます。
例えば共培養は、2つの細胞型の特性を特定するための2つのチャネルと、セルヘルスや融合を検出するための3つ目のチャネルを使って、容易に調べることができます。さらに、IncuCyte SX5では同時に最大6つの独立したマイクロプレート実験に対応できるため、複数の実験を同時並行でき、装置を複数のユーザーで同時に使用するようなラボの状況であっても生細胞のイメージングと解析を効率化することができます。

外部の影響を非常に受けやすい細胞型のイメージングと解析も、細胞をインキュベータから取り出さずに長期間にわたり行うことができます。この装置は、実験のあいだ、細胞を生理学的に適切な環境中で動かさずに維持できます。その間、ユーザーフレンドリーな内蔵ソフトウェアが結果をリアルタイムで解析します。

「ザルトリウスの目的は、すべての研究者が夢に見る実験、つまり科学的な疑問の核心に迫る実験を、設定や条件に妥協することなく実施できるようにすることで、生物医学分野を発展させることです」とKimは述べています。「IncuCyte製品群はすでに3000を超えるピアレビュー論文で取り上げられています。当社製品のユーザーがIncuCyte SX5から得られる新たな可能性を模索していく中で、どのような新しい科学を可能にするのか楽しみです。」

IncuCyte SX5の詳細情報は、こちら( https://www.essenbioscience.com/ja/products/incucyte/incucyte-sx5/ )をご覧いただくか、弊社までお問合せください( hp.info@SARTORIUS.com )。


■ザルトリウスについて
ザルトリウスグループは、バイオ医薬品研究・バイオ医薬品業界に貢献する世界のリーディングカンパニーです。
ザルトリウスグループのラボ用製品/サービス事業部は、お客様の業務をよりシンプルにする革新的なラボ用機器および消耗品を提供することにより、製薬会社やバイオ医薬品会社、学術研究機関で研究や品質管理に従事する研究者のニーズに応えることに全力を注いでおります。
バイオプロセスソリューション事業部は、シングルユース製品にフォーカスした広範なポートフォリオにより、お客様の安全かつ効率的な生物学的治療薬とワクチンの製造に貢献します。ザルトリウスグループは年間平均2桁の成長を果たし、企業買収により弊社の技術を補完することで製品ラインも着実に拡充しています。2019年度の総売上高は暫定額で18.3億ユーロでした。
2019年度末現在で、全世界の約60の製造・販売拠点の9,000名以上の社員が、さまざまなソリューションとサービスをお客様に提供しております。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

ザルトリウス・ジャパン株式会社 IncuCyteライブセルイメージング解析ザルトリウス インキュベータ内で行う生細胞解析

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