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東京外科クリニック、新型コロナウイルス第2波に備え日帰り腹腔鏡手術の受け入れを強化

@Press / 2020年6月16日 11時0分

図 脱腸(そけいヘルニア)手術の年間手術件数と平均在院日数
東京外科クリニック(所在地:東京・御茶ノ水、院長:大橋 直樹)は、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、他の病院などで予定手術が中止になってしまった方(主に脱腸、盲腸)に対し、日帰り手術の受け入れを強化しています。


■コロナ禍における日帰り腹腔鏡手術クリニック需要増加の背景
脱腸(そけいヘルニア)、盲腸(虫垂炎)の手術は無事に終われば全身的な負担は少ないものの、わが国ではほとんどの患者さんが入院して治療を受けてきました。(全国平均 約5日間)
しかし、新型コロナウイルス感染対策や病床確保のため、病院などで予定していた手術が取りやめになることが多くなり、入院手術を行うことができなくなっていました。
このため、日帰り手術の実績を積み上げてきた東京外科クリニックへの紹介が増えています。
(全手術症例累計2003例 日帰り成功率99.9%、対象患者:脱腸、虫垂、胆嚢、乳腺、小児外科、対象期間:2015年11月~2020年5月)


■脱腸、盲腸の手術が中止になったらどうなるか
脱腸や盲腸、いずれもしばらく放っておいても問題ないこともありますが、前触れもなく急に腹痛を引き起こし、緊急入院あるいは緊急手術になってしまうこともあります。一定数は急に悪くなる病気なのです。
もしその時に、すべて病院が感染症の患者さんにより塞がっていたら生命に関わります。今後、新型コロナウイルスの第2波、3波が襲ってきたら医療の情勢は再び悪くなるでしょう。しかし、怖いのは新型コロナウイルスだけではありません。いかなる病気であっても、具合が悪くなった時に治療が受けられない状況になったら、困ってしまうのは我々国民です。


■「日帰りでできるものを日帰りで」コロナ禍における我々の役割とは
当院が行っている日帰り手術は約3時間の在院時間。日数に換算して0.15日です。全国の平均値である約5日より、はるかに少なく、医療資源、貴重な病床を損なわずに済みます。感染症に振るべき貴重なベッドを温存できるはずです。そしてもちろん、患者さんも時間とお金を大きく節約して入院と同等以上の治療を受けることができます。
今後、国の医療は新型コロナウイルス再流行に備えつつ、それ以外の病気の患者様の治療も両立できるように模索していかなければなりません。それは国民皆保険制度の機能維持に極めて重要なことです。
東京外科クリニックは平時はもとより、感染症流行時においても、日帰り手術を推進することで、この国の医療のお役に立てれば幸いと考えています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/215110/LL_img_215110_1.jpg
図 脱腸(そけいヘルニア)手術の年間手術件数と平均在院日数

東京外科では来院から手術・その後の休憩・帰宅許可含めて3~4時間で済みます

■東京外科クリニックについて
当院は「脱腸(そけいヘルニア)」(※1)の腹腔鏡手術(※2)を中心に、虫垂炎(モウチョウ)(※3)、胆石症、胆嚢ポリープ、大腸外科など腹部外科領域、小児外科、乳癌日帰り手術を行っています。2015年の開院後、2,000例以上の日帰り手術を行っています。

※1:脱腸は太腿の付け根が膨れる病気です。一般的には「脱腸」と呼ばれていますが、医学的な病名は「鼠径ヘルニア」です。(本リリースではひらがなで表記。)手術以外の治療法はなく、下腹部を補強するメッシュを入れる術式が普及しています。これを腹腔鏡による小さいキズで行う方法が最近注目されています。発症しただけでは、生命にかかわることはありませんが、「かんとん」という緊急事態に陥ると激しい痛みを訴え、時として緊急手術を要すこともあるため早めの治療が勧められます。

※2:鼠径ヘルニア(脱腸)の手術法には鼠径部切開法と腹腔鏡があり、当院では、キズが小さくて痛みの少ない「腹腔鏡」による手術を勧めています。
この手術は腹部に直径5ミリのビデオカメラを挿入しモニターを見ながら行う手術です。ヘルニアの穴を確認して、腹膜と筋肉の間、腹膜の外側にメッシュを固定します。
腹腔鏡による手術は一か所あたりのキズが5ミリと小さく、痛みが少ないため日帰りが楽にできます。なお、5ミリポートのみ使用の無床診療所(日帰り)腹腔鏡下手術TAPP導入は東京外科クリニックが本邦初。また同術式では累計症例数も最大と推定されます(当院調べ)。

※3 虫垂炎はモウチョウという俗称で一般のかたにも馴染みのある病気です。
右下腹部痛に代表される症状は、時に激痛を引き起こし緊急手術となることもあり、我慢して放置したかたは腹膜炎となり長期入院のおそれもあります。近年では「薬でちらす」という保存的治療が普及してきましたが、症状の繰り返しを防ぐには根治的な虫垂切除術が必要となります。2020年5月現在、国内で日帰りの腹腔鏡下虫垂切除を行っている施設は東京外科クリニックのみです。(当院調べ)

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/215110/LL_img_215110_2.png
鼠径ヘルニア腹腔鏡手術

スコープを腹腔内に挿入して観察しながら行う腹腔鏡手術では大きな開腹が不要です。

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/215110/LL_img_215110_3.png
腹腔鏡手術による小さいキズ(5ミリ以下で可能です)

脱腸や盲腸の開腹手術では通常5センチのキズ。これに対して腹腔鏡は5ミリで済みます!


■運営サイト
東京外科クリニック公式サイト
https://www.tokyogeka.com
医療法人社団博施会公式サイト
https://www.hakushi-kai.or.jp/
そけいヘルニア治療専門サイト
https://www.dr-hernia.info


■医療施設概要
施設名: 日帰り手術センター東京外科クリニック
運営法人:医療法人社団博施会
所在地: 東京都千代田区神田小川町2-6 大宮第二ビル2階
担当者: 大橋 直樹
連絡先: 03-5283-8614
URL : https://www.tokyogeka.com/


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

鼠径ヘルニア腹腔鏡手術腹腔鏡手術による小さいキズ(5ミリ以下で可能です)

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