滋賀県野洲市における国内初※1、蓄電池を活用した再生可能エネルギー「自己託送」実証実験の開始
@Press / 2020年7月1日 14時15分
京セラ株式会社(代表取締役社長:谷本 秀夫、以下京セラ)は、2020年7月1日(水)より、国内初となる蓄電池を活用した再生可能エネルギー「自己託送」の実証実験を開始しましたのでお知らせいたします。
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野洲上屋(やすかみや)発電所
本実証では、滋賀県野洲市が所有する約2,000平方メートルの敷地(滋賀県野洲市上屋1655番地)に、京セラ製太陽光発電システム約150kWを設置した「野洲上屋発電所」を建設し、発電した再生可能エネルギーを関西電力の送配電網を通して、約2km離れた京セラ滋賀野洲工場に供給します。自己託送の実証実験では、国内初となる定置型リチウムイオン蓄電池を活用することで、発電インバランス※2を吸収し、安定した再エネ電力の供給を実現することにより送配電網への影響を排除します。さらに、工場側の需要インバランス※3を低減させた高精度な需給オペレーションを京セラ東京事業所に新設した需給管理センターで実行します。
今後は、発電所から得られる情報をデジタルコンテンツ化し、さまざまなサービスへの活用も検討していきます。
京セラは、本実証を通し、今後、需要拡大が予測される「自己託送」の事業モデルの確立を目指すとともに、安定的かつ適切なエネルギー需給構造の構築に寄与し、地域と連携したレジリエントで持続可能なスマートシティ、マイクログリッドの構築に取り組んでまいります。
※1 日本国内で実施している自己託送の実証実験において(2020年7月1日現在 京セラ調べ)
※2 発電事業者が一般送配電事業者に事前に申請した発電計画と発電実績の誤差
※3 需要家と電力小売事業者間の電力契約と消費実績の誤差
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プレスリリース提供元:@Press
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