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設置の自由度が高いプロジェクターのラインアップを拡充!商業施設などで多彩な空間演出が可能 「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」新開発

@Press / 2020年7月17日 13時0分



画像 : https://newscast.jp/attachments/YEgZMCHT95CD2TxsdxcH.jpg


富士フイルム株式会社(社長:助野 健児)は、世界初の「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター「Zシリーズ」の新たなラインアップとして、高輝度8000ルーメン(lm)の明るい映像とクラス*1最小・最軽量を実現した「FUJIFILM PROJECTOR Z8000」(以下「FP-Z8000」)を開発しました。「FP-Z8000」の発売は、2021年初めを予定しています。
◆詳細はWEBページをご覧ください。
https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/5210?link=atp
プロジェクターは、オフィスや文教など幅広い分野で使用されています。近年では、商業施設や美術館・博物館などでの空間演出用途としてプロジェクターを利用する機会が増えている中、「限られたスペースを有効活用して空間を演出したい」というニーズがますます高まっています。
当社は昨年、「屈曲型二軸回転機構レンズ」を搭載した超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」(以下「FP-Z5000」) を発売し、プロジェクター市場に参入しました。「FP-Z5000」は、本体を動かさずにさまざまな方向へ映像を投写できる点や、至近距離から大画面映像を映し出せる点などが高く評価され、国内外のデジタルアート展*2で採用されているほか、企業のショールームや商業施設などでも導入されています。
今回新たに開発した「FP-Z8000」は、「FP-Z5000」の特長をそのままに、光の透過率が高いレンズとレーザー光源を採用し、高輝度8000lmの映像を実現したプロジェクターです。明るい店舗内のデジタルサイネージなどでご利用いただく場合でも、高いコントラストによる鮮明な映像を映し出します。また、ボディ内部の部品を最適に配置することで、クラス最小(幅460mm・奥行510mm・高さ163mm*3)・最軽量(質量約19kg)を実現。さらに、縦置き・横置きの両方に対応しており、これまでデッドスペースであった場所を有効活用した空間演出が可能です。このほか、曲面への投写時に生じる映像の歪みを補正できる「幾何学補正機能」などを搭載しているため、従来投写できなかったところにも迫力のある映像を映し出すことができます。
当社は、2021年初めに本製品を発売することで「Zシリーズ」のラインアップを拡充し、商業施設や美術館・博物館などでの多彩な空間演出の創出に貢献します。
当社は、放送用レンズやシネマカメラ用レンズなど「FUJINON」ブランドの各種レンズの研究開発・製造・販売に取り組んでいます。また、これまで培ってきた高度な光学技術・画像処理技術を活かし、世界で初めて偏光方式*4を採用した高性能マルチスペクトルカメラシステムを開発するなど、光学デバイス事業の領域拡大を進めています。今後も、多様な市場ニーズにこたえる画期的な製品を開発し続けることで、さらなる事業成長を図っていきます。
*1 レーザー光源を搭載し8000lm以上の明るさの映像を投写できる、超短焦点プロジェクター(TR値0.4以下)として。2020年7月16日時点。当社調べ。TR(Throw Ratio)値は、投写距離÷スクリーン横サイズで算出される。TR値が小さいほど、より近くから大きな映像を投写することができる。
*2 デジタル技術を活用して製作したアート作品を展示するイベント。
*3 レンズ収納時、高さ調整脚・突起部を除く本体寸法。
*4 特定の方向に振動する光(偏光)を利用した方式。
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