ジャロック、AMR(自律走行ロボット)「Syrius(シリウス)」の国内代理店販売契約を締結し9月1日に販売開始
@Press / 2020年8月27日 9時0分
物流システム機器を取り扱う株式会社ジャロック(東京都中野区、代表取締役社長:斉藤 力丸 https://www.jaroc.com/ )は、AMR(Autonomous Mobile Robot:自律走行ロボット)を扱う中国深センのハイテク企業 炬星科技(シリウスロボティクス)(中国深セン、CEO:蒋超 Adam Jiang https://www.syriusrobotics.com )と、2020年8月19日に日本国内の物流センター向けAMRロボットの本格導入に向け国内販売代理店契約を締結して2020年9月1日より販売を開始いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_1.jpg
Syrius(シリウス)
【背景】
ECの普及拡大により、商品は「小売店舗に置かれており、購入のため消費者が取りに行くもの」から「物流倉庫に保管されており、注文した消費者へ配達されるもの」へ変わりつつあります。この傾向は新型コロナウイルスの感染拡大により加速しています。
かつて倉庫と呼ばれていた物流センターの役割もまた、「商品の詰まった大きなダンボールを保管しておき不定期に小売店へ送る」保管型から「注文された商品の詰め合わせを一人ひとりの消費者へ毎日配送する」流通型へと変わっています。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_2.png
従来の物流モデル
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_3.png
これからの物流モデル
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_4.png
物流モデル比較図
流通型の物流センターで行われている業務の大半は、ピッキング(注文された商品を探して必要数をカゴに入れる作業)です。形状も大きさも重量も異なる数万種類の商品を探して取り出す工程は現代のロボット技術では代替不可能と言われており、人力に頼らざるを得ません。
【ジャロックが提案するAMR(Syrius)ソリューションの特長】
<ピッキング作業時間の約60%を占める「歩行時間」に絞って作業を代替>
ピッキング作業は目的の商品が保管された棚まで移動する「歩行時間」と「商品を棚から探す時間」、そして「取り出し時間」の3工程に分かれています。ジャロックが提案するAMR(Syrius)ソリューションはピッキング作業時間の中で約60%を占める「歩行時間」に絞って代替する点が特長です。人間の方が得意な「商品を棚から探す時間」と「取り出し時間」はSyrius導入後も従来どおり作業員に担当させます。Syriusが保管棚を巡り、作業員は保管棚でSyriusを待ち受けてSyriusのパネルに表示された商品を棚から探してカゴに入れます。商品のピックアップが済んだら、Syriusは次の目的地へ向かい、作業員は次のSyriusを待ち受けます。
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_5.jpg
ピッキング作業における時間行動内訳
<低コストでトライアル導入が可能>
従来の物流業界向けソリューションは大幅な効率改善が見込める一方で、物流センターをAIやロボットに合わせるために大規模な内装工事やシステムの総入れ替えを要求するものが多いため、投資額は数億円規模になるケースが多く導入のハードルになっていました。
Syriusはスタンドアローンで稼働するAMRのため、導入先の工事やシステム入替を必要としません。導入時に必要なのはSyrius側に導入先が運用中の物流システムを連携させる作業と、導入エリアのマッピングの2つだけです。マッピングもSyriusを連れて物流センター内を一巡するだけで完了するため手間も時間もかかりません。また、数台規模の導入でも効率改善が十分に見込めるため、低コストでトライアル導入して効果検証することができます。
【Syrius製品仕様】
本体重量 :60kg
サイズ :630(幅)×470(奥行き)×1300(高さ)/mm
最大積載量 :50kg
最大速度 :2.0m/s
導入可能通路幅:最低800mm
対応床面 :埃、水、油の無いハードな床
坂道対応 :傾斜角4度以下
連続稼働時間 :約12時間
電池 :リチウム電池、24V/45Ah、充電3時間
通信方式 :4G、Wi-Fi
画像6: https://www.atpress.ne.jp/releases/223646/LL_img_223646_6.png
Syrius実機
■ジャロック 会社概要
商号 : 株式会社ジャロック
代表者 : 代表取締役社長 斉藤 力丸
所在地 : 〒164-0011 東京都中野区中央2-59-18
設立 : 1963年5月
事業内容 : ・各種工業用保管棚の製造、販売と据付工事
・各種物流システム機器の製造、販売、施工と据付工事
・物流搬送荷役機器及び自動省力化精密機器の製造、
販売と据付工事
・建築物の設計、施工、監理
・鋼構造物工事業
・店舗、複合施設内の店舗用ラック、カートの製造、
販売と据付工事
公式サイトURL: https://www.jaroc.com/
■炬星科技(シリウスロボティクス) 会社概要
商号 : 炬星科技(シリウスロボティクス)
代表者 : 蒋超(Adam Jiang)
所在地 : 中国深セン
設立 : 2018年5月
事業内容 : 最先端AMRロボット機器開発製造
公式サイトURL: https://www.syriusrobotics.com/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
大成建設とトーヨーカネツが新たに共同商品化した組立部品を自動保管・搬送する「T-ロボットストレージ生産システム」へAutoStoreTMを提供、空間利用効率と生産効率の向上を図る
PR TIMES / 2024年5月9日 17時45分
-
物流改善のノウハウを活用した「ノータイムラック」販売開始待機時間を劇的に削減して2024年問題の解決策を提案
@Press / 2024年5月8日 10時15分
-
荷待ち時間短縮へ物流効率化の新設備 トラック台数削減も期待 キリンビール名古屋工場
食品新聞 / 2024年4月24日 12時36分
-
物流業界の2024年問題の解決に向けて自動倉庫の活用を提案するオートストア
マイナビニュース / 2024年4月23日 12時23分
-
LogiMAT 2024の視察を通じたピースピッキング分野、自動倉庫分野に関するインサイトを公開
PR TIMES / 2024年4月15日 6時40分
ランキング
-
1年賀状は過去最大17%減、2023年度の引受数…「ゆうパック」はヤマト運輸と協業で増加
読売新聞 / 2024年5月11日 20時22分
-
23期連続減益に沈むヤマト「強気計画」に漂う暗雲 2024年度は荷物量回復で巻き返しを図るが
東洋経済オンライン / 2024年5月11日 7時30分
-
3「日本国債」の紙くず化がとまらない…雪だるま式「借金地獄」から日本が抜け出せない根本原因【経済のプロが解説】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月11日 11時15分
-
4ヨーカドーの跡地が「世界最大級の無印良品」に…過疎地の商業モールを復活させた「社会的品揃え」の魅力
プレジデントオンライン / 2024年5月11日 9時15分
-
5「超円安」に悲鳴!外食業界で続く値上げの波 「1ドル=160円」なら全面値上げも続出か
東洋経済オンライン / 2024年5月12日 7時50分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください