「ビジネス数学検定」でオープンバッジの発行を10月1日の検定から開始 より手軽にスキルの提示・証明が可能に
@Press / 2020年9月24日 14時0分
公益財団法人日本数学検定協会(所在地:東京都台東区、理事長:清水 静海、以下「当協会」)は、日常生活やビジネスの現場での数字活用能力を測定する検定「ビジネス数学検定」の全階級(3級・2級・1級)を対象として、2020年10月1日(木)に開始する第65回の個人検定から「オープンバッジ」の発行を開始いたします。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/227413/LL_img_227413_1.png
ビジネス数学検定1級AAA(トリプルエー) オープンバッジ
オープンバッジは、オンライン上でいつでもどこでも自身のスキルを提示・証明できるもので、ビジネス数学検定によって認定されたスキルを、より積極的に活用いただけるよう導入いたしました。これにともない、これまでの紙の合格証は、発行を終了いたします。
ビジネス数学公式サイト内「ビジネス数学検定」ページ
https://www.su-gaku.biz/examination/
■スキルの証明が簡単に、明確に行えるオープンバッジ
オープンバッジとは、世界的な技術標準規格「IMS Global Learning Consortium」に準拠し発行されるデジタル証明・認証のことです。世界では、すでに年間2,400万個が発行され、資格のほかに免許証や卒業証明書など用途はさまざまに広がっています。オンライン上で公開したり、SNSなどで共有できたりするなど、利便性の高さが特徴です。さらに当協会が発行するオープンバッジは、偽造・改ざんが困難なブロックチェーン技術を応用しており、学習・スキルの証明書として信頼性の高いものとなっています。
■オープンバッジの特徴
オープンバッジは、スキルを手軽に証明できるだけでなく、以下のようなメリットが考えられます。
・世界中のどんなオープンバッジでも、専用のウォレットに保管し、まとめて管理することができる。
・公開または共有したオープンバッジは、スキルの内容・確認を誰でも行うことができるのと、偽造・改ざんが困難であるため、高い信頼度のもとスキルを提示することができる。
・就職や転職する際に、どんな知識やスキルを保有し、いつそれを身につけたのかなどを可視化し、自己アピールの1つとして活用することができる。
これらのメリットから、当協会は、自己研鑽やキャリアアップにビジネス数学検定をよりご活用いただけるよう、オープンバッジの導入を開始いたしました。
■ビジネス数学のオープンバッジは全5種類
今回のオープンバッジの導入にともなって、各階級の「合格点」を廃止し、新たに「スコアによるスキル認定」を行います。どの階級も70点(100点満点)以上でスキルを認定し、各階級のオープンバッジを発行いたします。なお1級については、90点以上で「AAA(トリプルエー)」、80点以上で「AA(ダブルエー)」、70点以上で「A(シングルエー)」のオープンバッジを発行いたします。
ビジネス数学検定 オープンバッジ一覧(全5種)
https://www.atpress.ne.jp/releases/227413/img_227413_6.png
当協会は、実社会における数学的リテラシーの向上や、企業の効率的な人材育成につなげるため、ビジネスにおいて基礎力として必要とされる数学の検定や研修を実施し、今後も充実させていく所存です。
【実用数学技能検定について】
「実用数学技能検定」(後援=文部科学省)は、数学・算数の実用的な技能(計算・作図・表現・測定・整理・統計・証明)を測る記述式の検定で、公益財団法人日本数学検定協会が実施している全国レベルの実力・絶対評価システムです。おもに、数学領域である1級から5級までを「数学検定」と呼び、算数領域である6級から11級、かず・かたち検定までを「算数検定」と呼びます。第1回を実施した1992年には5,500人だった年間志願者数は、2015年以降は35万人を、検定を実施する学校や教育機関も16,000団体を超え、公費での活用も広がっています。以来、累計志願者数は600万人を突破しており、いまや数学・算数に関する検定のスタンダードとして進学・就職に必須の検定となっています。
日本国内はもちろん、フィリピンやカンボジア、インドネシア、タイなどでも実施され(累計志願者数は30,000人以上)、海外でも高い評価を得ています。※志願者数・実施校数はのべ数です。
【ビジネス数学検定について】(当協会の行うその他のおもな公益事業)
「ビジネス数学検定」は、ビジネスの現場で必要となる実用的な数学力・数学技能を測定する検定です。実務に即した数学力を5つの力(把握力・分析力・選択力・予測力・表現力)に分類し、ビジネスのシチュエーションを想定した問題で、これらの力の習熟度を測定します。インターネット上で受検できるWBT(Web Based Testing)方式を採用。2006年に第1回を実施し、現在では企業の採用試験や新人研修、管理職登用試験などに活用する事例も増加しています。
【法人概要】
法人名 : 公益財団法人 日本数学検定協会
所在地 : 〒110-0005 東京都台東区上野5-1-1 文昌堂ビル6階
理事長 : 清水 静海(帝京大学大学院 教職研究科長・教授、
公益社団法人日本数学教育学会名誉会長)
会長 : 甘利 俊一(理化学研究所 栄誉研究員、東京大学名誉教授)
設立 : 1999年7月15日
事業内容: (1)数学に関する技能検定の実施、技能度の顕彰及びその証明書の発行
(2)ビジネスにおける数学の検定及び研修等の実施
(3)数学に関する出版物の刊行及び情報の提供
(4)数学の普及啓発に関する事業
(5)数学や学習数学に関する学術研究
(6)その他この法人の目的を達成するために必要な事業
URL : https://www.su-gaku.net/
※「数検」「数検/数学検定」「数検/Suken」は当協会に専用使用権が認められています。
※「ビジネス数学検定」は当協会の登録商標です。
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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