ラック、パートナー向け新サービス「サイバー保険付き標的型攻撃メール訓練 "プレミアム"」を提供開始
@Press / 2020年10月1日 11時15分
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、2020年10月1日より標的型攻撃メール訓練サービス「ITセキュリティ予防接種」にサイバー保険を付帯したパートナー向けパッケージ商品『サイバー保険付き標的型攻撃メール訓練 "プレミアム"』の提供を開始しました。この商品はラックの販売パートナーチャネルを通じてのみ販売され、パートナーが自社の製品やサービスの一部に組み込んで販売することができます。ラックでは今後2年間で500案件の契約数を目指します。
ラックでは、既存のセキュリティ対策では発見が困難な標的型攻撃メールに対して、疑似的な攻撃メールを社員へ送付し、実施する体験学習型の教育プログラム「ITセキュリティ予防接種」を提供してきました。今回の新サービスはこの「ITセキュリティ予防接種」に、補償額最大600万円のサイバー保険を付帯したものです。
近年、頻発するサイバー攻撃では、ターゲットを明確化し特定の組織や個人を騙して不正プログラムを実行させたり認証情報を盗んだりする標的型攻撃メールが増加しています。このため同時に標的型攻撃に対して従業員の意識を高める教育、訓練を行う企業が増えています。しかし、この訓練は専門的な知識や実施管理システムが必要となるため、販売パートナーはセキュリティ製品と一緒に納入することができず、お客様は専業ベンダーへ直接依頼をせざるを得ませんでした。
ラックでは、このような販売パートナーのニーズに応えるため専用商品を開発提供し、販売店のサービスに組み込んだり、自由にサービス名称をつけて独自のブランド名で販売したりすることを可能としました。また、この訓練を実施した企業にインシデントが発生した場合にも、調査費用をカバーできるサイバー保険を付帯することで、万一の際にコスト発生の心配も軽減できます。
●『サイバー保険付き標的型攻撃メール訓練 "プレミアム"』の特長
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/228268/LL_img_228268_1.png
標的型攻撃メール訓練のフロー
・高い評価を得ているラックの標的型攻撃メール訓練が実施可能
ラックの優れた標的型攻撃メール訓練サービス「ITセキュリティ予防接種」の内容はそのままに、自社の商品ラインナップに簡単に組み込むことができます。
・販売パートナー専用の訓練システムを提供
メール訓練システムの専用画面を販売パートナーごとに提供し、ラック標準のメール訓練素材に加え、販売パートナー独自の素材を追加、蓄積して頂くことができ、オリジナルサービスとしてカスタマイズしたサービスを提供することが可能です。
・顧客自身で訓練を実施するセルフ型サービスにも対応
顧客が自ら訓練を実施したいというニーズに対応することができ、販売パートナーが訓練システムの「顧客管理機能」を用い顧客に訓練用のアカウントを提供可能です。
・インシデント発生時の費用をカバーする保険
このサービスには損害保険ジャパン株式会社とラックが共同で開発したサイバー保険が自動付帯されます。セキュリティ診断サービスと一体化して提供することで、お客様の保険加入の手間を軽減します。
●付帯するサイバー保険について
サイバーインシデントは対応に時間がかかるほど直接的にも間接的にも被害が拡大していく傾向にあります。サイバー保険によって、インシデント対応のための費用を事前に確保し、リカバリー対応を迅速に行うことで被害拡大の防止につながります。
・補償金額と補償対象の範囲
補償金額は最大600万円までで、サイバー攻撃に関する調査費用だけではなく、事故からの復旧、システムの再構築の費用、被害者への損害賠償金の補償など、幅広い目的に活用することができます。
・期間
『サイバー保険付き標的型攻撃メール訓練 "プレミアム"』の訓練実施後から1年間の補償が自動で付帯されます。通常のサイバー保険の契約時に必要な告知書の提出や保険の加入手続きは不要です。
▼サイバー保険付き 標的型攻撃メール訓練 "プレミアム"
https://www.lac.co.jp/partner/apt_premium.html
●販売パートナー
今回の発表に際し主要販売パートナーである、TIS株式会社の常務執行役員 福田 壮志様よりメッセージをいただきました。
「Emotetの感染再拡大など、メールを悪用したサイバー攻撃は引き続き増加傾向にあり、メール訓練にサイバー保険という安心が加わった本サービスは、当社のお客様にも好評を頂けるものと確信しています。今後もTISは、ラック社との"クラウド&セキュリティ"をテーマにした協業をより強力に推し進め、お客様のビジネス成長に貢献していく所存です。」
TIS株式会社 常務執行役員 福田 壮志
●ご参考情報
TIS株式会社 標的型メール訓練サービス
https://www.tis.jp/service_solution/emailtraining/
【株式会社ラックについて】 ( https://www.lac.co.jp/ )
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」など、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、企業・官公庁・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内およびその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載している会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
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プレスリリース提供元:@Press
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