栗田工業 「合同会社羽村バイオガス発電」に参画
@Press / 2020年10月27日 18時0分
栗田工業株式会社(本社:東京都中野区、社長:門田 道也)は、特別目的会社である「合同会社羽村バイオガス発電」に参画したことをお知らせします。
同社は、廃棄物処理に関するコンサルティングやバイオガス発電などを事業とするアーキアエナジー株式会社(本社:東京都港区、社長:植田 徹也)の構想により、食品廃棄物のリサイクル率向上、および温室効果ガスの削減に寄与し、循環型社会の実現に貢献することを目的として設立されました。食品廃棄物を原料としてメタン発酵により生成したバイオガスを使用して発電する「羽村バイオガス発電所(東京都羽村市)」を2020年7月に建設し、年内に電力供給を開始する予定です。
当社は本企画の趣旨に賛同して同社に参画しました。水処理薬品、水処理装置、メンテナンス・サービスの3つの事業領域を持つクリタグループの強みを活かし、バイオガス発電所に必要な排水処理設備をはじめ、同設備の適切な運転管理などを含めた総合ソリューションを提供することで、同発電所の安定操業に貢献してまいります。
クリタグループは、中期経営計画「MVP-22(Maximize Value Proposition 2022)」において社会との共通価値創造に向け、「持続可能なエネルギー利用を実現する」および「廃棄物を削減する」を重点的に取り組むテーマとしています。バイオガス発電事業は、廃棄物や温室効果ガスの削減だけでなく、地産地消や災害時における電力供給といった地域への貢献に繋がる事業です。当社は今後、メタン発酵技術や排水処理技術などの総合ソリューションを提供し、バイオガス発電事業の普及を積極的に推進していきます。
【羽村バイオガス発電所の概要】
・1日で処理する食品廃棄物量:80t
・発電容量 :1,100kW
・年間発電量 :約770万kWh(一般家庭約2,100世帯電力消費量相当)
・保有設備 :中間処理設備 一式(前処理設備、酸発酵槽、メタン発酵槽、
消化液槽、排水処理設備)
発電設備 一式(発電機、ガスエンジン等)
・建設元請会社:野里電気工業株式会社
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/232575/LL_img_232575_1.jpg
▲羽村バイオガス発電所の外観
【当社納入装置】
・高濃度窒素排水および消化液脱水処理装置 一式
【クリタグループのバイオガス発電事業におけるSDGsへの貢献】
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/232575/LL_img_232575_2.png
SDGsへの貢献
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プレスリリース提供元:@Press
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