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映像制作・管理・流通のクラウド活用をアシストするワークフロー支援サービス「Pharos(ファロス)」を開始

@Press / 2020年10月29日 10時15分

ワークフロー支援サービス「Pharos(ファロス)」操作画面
放送/映像関連機器の開発・製造・販売・輸出入を手掛ける、株式会社フォトロン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀧水 隆)は、クラウド基盤を活用した制作フロー支援サービス「Pharos(ファロス)」を2020年11月上旬にサービス提供を開始いたします。動画ファイル等をクラウド環境にアップロードし、メタデータの登録や検索、ファイル送受信、ファイル変換をはじめとする各種ワークフローを統合管理し、映像制作フローのクラウド活用をサポートします。
初年度100ライセンスの販売を目指します。

サービス名 :Pharos(ファロス)
サービス提供の開始:2020年11月上旬
価格(税別) :150,000円/月~
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/232674/LL_img_232674_1.jpg
ワークフロー支援サービス「Pharos(ファロス)」操作画面

▼ワークフロー支援サービス「Pharos(ファロス)」 製品ページ
https://www.photron-digix.jp/product/photron_pharos/


■開発背景
昨今、映像コンテンツの在り方の多様化に伴い、ワークフローが1つの拠点内にとどまらずオンラインを活用し複数の拠点を往来して制作する機会が増加しています。またスタンダードで使用されている業務用デッキの保守期限が今後数年以内に迎えることからテープ媒体で行われていたマスター保管の在り方が見直され、その代替手段の1つとしてクラウド活用に注目が集まっています。

複数拠点間のワークフロー連携と永続的なマスター保管、それらの両立においてクラウド活用が期待されるものの、そのような用途に対応したシステムを用意するには、大規模なシステム開発を投じるか、クラウド環境上で既存のアプリケーションやサービスを導入するかのいずれかとなり、とくに後者はその連携に手作業が伴うケースが発生するなど、いくつかの課題が残されています。

フォトロンでは、これらの業務に必要な機能を取り揃え、今後利用拡大が見込まれるクラウドリソースの導入をより容易にするとともに、リーズナブルにワークフローを構築できるソリューションとして「Pharos」を開発いたしました。
クラウド環境で映像ファイル等を保管する基本機能に加え、外部システムと連携可能な拡張性を取り揃え、サイジングが自在な構成によって多様なワークフローへのニーズに応えます。


■主な特長
● 日本のワークフローに最適化
既存ワークフローの運用をベースに、クラウドを活用した新たなワークフローを構築するにあたり、メディア業界に携わる様々なジャンルのプロフェッショナルから寄せられたご要望を集結。日本の映像制作ワークフローに適した純国産・自社開発のオリジナルクラウドサービスです。

● 素材のやりとりから原版管理まで
クラウド環境の利用により、拠点の概念から解放され、物理的な移動の伴わないコラボレーション型の映像制作が行われます。そうした環境においてタイムリーに素材を共有できるだけでなくメタデータをしっかり管理する完成原版の預かりまで、様々な用途に対応します。重要データの取り扱いにともなうセキュリティ対策やユーザー権限の設定も充実しています。

● オペレーションの手軽さを追求
従来のコンテンツ管理システムの課題であったファイルの管理体系を見直し、既存のPCのフォルダ構造と同じような自由なツリー階層の操作画面を用意しました。直観的な操作でフォルダ作成や一括アップロードが行えるだけでなく、プロジェクトの複製、メタデータの一括反映がわずかなステップで行えるなど、効率的な運用を実現するアイデアも盛り込み、オペレーションの手軽さを追求しました。

● さまざまな用途のワークフローに拡張対応
これからのクラウドワークフローは、複数のクラウド環境が横断して利用され、相互に大容量のファイルが往来するケースが想定されます。Pharosではワークフローの自動化を実現するオプションサービス「Photron Media Automata(フォトロン メディア オートマタ)※サービス提供予定」とのシームレスな連携により、様々な用途に応じて機能を拡張させることができます。たとえばPharosに保管した動画ファイルに対して、簡単な手順で外部のファイル変換や自動フォーマット編集のサービスを利用し、その結果が再びPharosに再登録される、といったワークフローをサポートします。

● フルマネージドサービス
Pharosはご導入に際してクラウド環境をセットアップ済みで提供し、クラウドサービスに関する知識が必要なくすぐにご利用いただけます。さらに24時間365日の監視も行い、障害時の復旧にも対応し、システム維持に伴う技術要員が不用で運用が行えます。


■機能概要
<ファイル送受信>
● アップロード・ダウンロード(ファイル単位・フォルダ構造単位)
● 一時ユーザー利用(アップロード、ダウンロード)
● ファイル自動登録(トリガーファイルによる検知)
● Amazon S3バケットへの転送
● 専用アップロード・ダウンロードツール(※アップデート予定)
● アップロード同時実行数、チャンクサイズの指定
● アップロード時のHASH利用(MD5)

<プレビュー機能(ファイル情報画面)>
● プレビュー動画ファイルの倍速・低速再生
● コメント登録(タブ表示順の指定)
● プレビュー動画・音声ファイルの自動生成
● プレビュー動画のパラメータ設定の変更
(画角・帯域、生成対象の拡張子指定、TIME CODE反映など)
● プレビュー動画のダウンロード

<プロジェクト管理>
● フォルダ構造によるファイル管理(階層数の制限無し)
● プロジェクト管理者、参加者の登録
● メール通知対象と通知項目の指定
(登録者、プロジェクト管理者、プレビュー可能ユーザーなど)

<ユーザー管理>
● 4段階のユーザー権限(うち3段階は権限の指定が可能)
● ユーザー毎の利用機能の設定(ロール設定)
● 多要素認証の利用
● パスワードポリシーと不正アクセスの抑止

<検索機能>
● ファイルまたはプロジェクトに登録されたメタ情報の検索
● プロジェクト横断検索
● 検索対象のオプション指定
(ファイル名、フォルダ名、カスタムメタ項目)

<カスタムメタの利用>
● 任意カスタムメタ項目の設定(システム設定画面)
● プロジェクトおよびファイル単位のメタ情報の登録
● 表示メタ項目の指定(ファイル一覧画面)
● CSV出力(ファイル情報画面)、CSV登録(プロジェクト情報画面)

<システム共通設定>
● ユーザー通知メッセージのカスタマイズ
● ログイン履歴、通信履歴(アップロード、ダウンロード状況の監視)、
プレビュー生成履歴、ユーザー作成履歴、文字起こし履歴
S3転送履歴 など(ユーザー権限により表示対象の指定)

<アーカイブ管理(※)>
● Amazon S3 Glacierへのアーカイブ・リトリーブ対応

<自動文字起こし(※)>
● 対象言語の指定(日本語または英語)
● 文字起こし結果とプレビュー画面との同期再生
● 文字起こし結果の編集とファイル出力(SRT、CSV)

<ファイル変換(※)>
● Amazon MediaConvertによるファイル変換サービスの利用
● 自動フォーマット編集
● 任意エンコーダによるファイル変換フロー対応(個別対応による)
● ファイル変換結果の通知
● 変換済みファイルの再登録

※アーカイブ管理、ファイル変換は「Photron Media Automata(フォトロン メディア オートマタ)」での対応となります。またファイル変換、自動文字起こしの利用は別途費用となります。


【株式会社フォトロンについて】
本社 : 〒101-0051
東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング21階
代表者 : 代表取締役社長 瀧水 隆
創業 : 1968年7月10日
資本金 : 1億円
事業内容: イマジカグループ企業、放送用映像機器、
民生用および産業用電子応用システム(CAD関連ソフトウェア、
ハイスピードカメラ・画像処理システム、その他)の開発、製造、
販売、輸出入
URL : https://www.photron-digix.jp/


【お問い合わせ窓口】
株式会社フォトロン 映像システム事業本部
TEL : 03-3518-6273
FAX : 03-3518-6279
E-Mail: sales@photron.co.jp


「Pharos(ファロス)」は株式会社フォトロンが商標登録出願中です。
本リリース掲載の会社、商品、システム等の名称は、各社の商標または登録商標です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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