SBペイメントサービス、AIを活用した不正検知サービスを国内の決済代行会社として初めて自社で提供
@Press / 2020年11月11日 11時0分
ソフトバンク株式会社の子会社であるSBペイメントサービス株式会社(以下「SBPS」)は、SBPSのオンライン決済サービスを導入した事業者向けに不正検知サービス「AI不正検知」の提供を、2020年11月11日より開始しました。事業者は「AI不正検知」にお申し込みいただき、AIにより算出される決済ごとのスコアから疑わしい取引について確認することで、クレジットカード決済※1による不正な取引の早期発見が可能です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/234578/img_234578_1.jpg
■ 背景
近年、クレジットカード決済における不正利用被害は拡大を続けており、2019年にはその被害額は273億円を超え前年比116%となりました※2。2020年には新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、外出自粛によりEC利用の需要が高まりを見せています。総務省の発表※3によると、2020年5月のネットショッピング利用世帯の割合は、初めての5割超えとなる50.5%で、前年同月比で8.2%増加し、8月の1世帯当たりのネットショッピングの月間支出額は平均1万6483円で前年同月比108%となりました。今後も、EC利用の需要は増えることが予想され、それに伴い不正利用被害のさらなる拡大が懸念されます。このような状況下で、SBPSは事業者が安価で手軽にECでの不正利用対策を実現できることを目的とし、「AI不正検知」の提供を開始するに至りました。
また、これまで国内の決済代行会社は、外部企業と連携して不正検知サービスを事業者に提供しておりましたが、SBPSは、保有する決済データや決済に関する知見を生かし独自で不正検知サービスを開発することで※4、国内の決済代行会社として初めて※5不正検知サービスの自社提供を行い、事業者のニーズにお応えできるようになりました。
■ 「AI不正検知」とは
「AI不正検知」は、決済情報と機械学習で不正利用を検知するサービスです。年間数億件を超える決済データによって、あらゆる不正パターンを機械学習しモデルを作成することで、人間では見分けがつかない不正パターンとの類似性をスコアとしてリアルタイムに算出することが可能です。SBPSのオンライン決済サービスを導入した事業者は、3つのプランの中からニーズに合わせてプランを選択することが可能で、まずは無料で手軽に「AI不正検知」の利用を開始できます※6。
■ 「AI不正検知」の特長
1. 機械学習を活用
過去の不正パターンを機械学習し、ユーザーがクレジットカード決済を行うタイミングで、当該決済の不正利用のリスクをスコアとして算出します。事業者は、リアルタイムにスコアを把握することにより、不正な取引の早期発見が可能です。
2.手軽に導入
従来の不正検知ツールの導入には事業者からの追加情報が必要なケースが多く、画面の開発や規約改定といった導入負荷が発生していましたが、「AI不正検知」は、決済で利用している情報を利用するため、事業者の導入負荷を軽減できます。
3.動的な対策
不正利用が疑われる取引を抑止できる事業者独自ルールの設定や、疑わしい取引だけに本人認証サービス(3Dセキュア)の認証を追加する機能を提供します※7。この機能を利用することにより、事業者は動的な対策を行い「属性・行動分析」に該当する改正割賦販売法の対応が可能です。
■ ご利用イメージ
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/234578/img_234578_2.png
▼「AI不正検知」の詳細については、こちらをご確認ください。
https://www.sbpayment.jp/solution/security/ai_fraud_detection/
SBPSは、今後もEC事業者のニーズにお応えする利便性の高いサービスを提供していきます。
※1 「AI不正検知」はクレジットカード決済での注文で利用できます。その他の決済手段での注文では利用できません。
※2 一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正利用被害の集計結果について」(2020年3月31日)
※3 総務省「家計消費状況調査ネットショッピングの状況について(二人以上の世帯)」(2020年9月8日)
※4 本開発にあたりセカンドサイト株式会社(代表取締役会長:加藤 良太郎)の技術支援をいただいております。
※5 2020年11月11日現在(当社調べ)。
※6 フリープランをお申し込みの場合は無料で利用できます。スタンダードプラン、アドバンストプランをお申し込みの場合は月額費用がかかります。ECサイトの環境によっては開発が必要な場合がございます。詳細はお問い合わせください。
※7 ご利用にはスタンダードプランまたはアドバンストプランのお申し込みが必要です。
・記載されている会社名および商品・サービス名・ロゴは、各社の商標または登録商標です。
・掲載されている画像はイメージです。実際と異なる場合があります。
【会社概要】
SBペイメントサービス株式会社
表1: https://www.atpress.ne.jp/releases/234578/table_234578_1.jpg
【決済サービスに関するお問い合わせ】
SBペイメントサービス株式会社
表2: https://www.atpress.ne.jp/releases/234578/table_234578_2.jpg
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
ACSiON(アクシオン)、京都銀行の「京銀アプリ」および「京銀ダイレクトバンキング」への不正検知プラットフォーム「Detecker(R)」導入で合意
PR TIMES / 2024年5月9日 19時15分
-
三菱UFJ銀行・メルカリの詐欺サイトが急増、TEPCOの詐欺サイトにも要注意
PR TIMES / 2024年4月26日 13時15分
-
アクル、ブックオフが展開するECへのクレジットカード不正検知・認証システム「ASUKA」の導入事例を公開!
PR TIMES / 2024年4月25日 16時45分
-
「キャッシュレスセキュリティレポート」2023年10-12月版を公開
PR TIMES / 2024年4月16日 18時15分
-
Forter、アシックスジャパンのオンラインストアでUX、かご落ちを大幅に改善
PR TIMES / 2024年4月11日 11時15分
ランキング
-
1「LINEのセキュリティ」は大問題 TikTokと同じ道をたどるのか
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月10日 6時10分
-
2初心者の個人投資家こそ「高配当株」狙うべき理由 「高配当×高成長」で"2度おいしい"投資のコツ
東洋経済オンライン / 2024年5月10日 8時30分
-
3ドア代わりの“緑色の板”をはがした先の「まさかの光景」…リフォーム業者も青ざめる激安ボロボロ物件を「利回り16%のお宝物件」に激変させた驚きの方法【不動産投資の実話】
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2024年5月10日 9時45分
-
4三菱製紙子会社でデータ改ざん=耐熱プレスボード、10年以上前から
時事通信 / 2024年5月10日 17時54分
-
5このキャラはもしかして...? マクドナルドのX、次回の「ハッピーセット」ヒント画像公開で話題に
J-CASTニュース / 2024年5月9日 21時33分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください