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当社による株式取得(子会社化)に関するお知らせ

@Press / 2020年11月16日 15時30分

株式会社IMAGICA GROUPの連結子会社である株式会社フォトロン(以下、フォトロンといいます)はこの度、株式会社フォトニックラティス(以下、PhLといいます)の全株式を取得し、子会社化することといたしましたので、下記のとおりお知らせいたします。


1. 株式取得の理由
フォトロンは、映像システム事業において高速度カメラや偏光カメラ等のセンシング技術を用いた特殊カメラを提供しており、研究開発分野から生産技術分野への展開領域の拡大と、新たなセンシング技術を用いた製品領域の拡大を志向しております。
PhLは、東北大学発の研究開発型企業であり、フォトニック結晶の微細な積層パターンを自在に設計および成膜する独自の技術を保有しており、東北大学時代から20年以上にわたりフォトニック結晶光学素子の製造技術確立や、フォトニック結晶を用いた偏光計測機器の製品化を行ってまいりました。
フォトニック結晶技術は光回路、非可視領域への利用拡大、そして計測素子などへの応用が注目されてきました。PhLは長年積み上げた研究開発成果によって偏波多重光通信向け素子、半導体微小欠陥検査向け深紫外偏光素子、偏光カメラ向けマイクロ偏光素子アレイなどの実用化に成功しており、情報通信分野や半導体分野、そして光学計測装置分野における大幅な機能向上に対する貢献が具体化されてきました。
PhLとフォトロンでは10年以上の共同開発関係にあり、偏光高速カメラ「CRYSTA」、複屈折マッピング計測装置「KAMAKIRI」を製品化してまいりましたが、今後のセンシング領域への更なる事業拡大、および最先端の光学素子技術を基とした新市場開拓の為にPhLの子会社化を決定いたしました。
今回の株式取得により、フォトロンとPhLの開発・営業・製造・管理をこれまで以上に一体感のある事業関係を築くことで、開発リードタイムの短縮や製造品質の向上のみならず、今後市場拡大が期待される光通信や半導体製造分野への新たな製品開発およびグローバル市場展開を目指していく所存です。
注)フォトニック結晶:屈折率の異なる材料が周期的に並んだナノ構造体。光の進路制御、光の遅延制御、光の方向制御などを可能とする。


2. 株式を取得する会社(フォトロン)の概要
(2020年11月16日現在)
(1)名称 :株式会社フォトロン
(2)所在地 :東京都千代田区神田神保町一丁目105番地
神保町三井ビルディング21階
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 瀧水 隆
(4)事業内容 :民生用および産業用電子応用システム
(CAD関連ソフトウェア、高速度カメラ・
画像処理システム、放送用映像機器、その他)の開発、
製造、販売、輸出入
(5)資本金 :100,000千円
(6)設立年月日 :1968年7月10日


3. 異動する子会社の概要
(2020年11月16日現在)
(1)名称 :株式会社フォトニックラティス(PhL)
(2)所在地 :宮城県仙台市青葉区南吉成6丁目6-3 LABO・CITY仙台
(3)代表者の役職・氏名:代表取締役社長 佐藤 尚
(4)事業内容 :フォトニック結晶素子の開発、設計、製造、販売
フォトニック結晶素子を用いた光モジュールおよび
機器の開発、設計、製造、販売
上記の技術移転
(5)資本金 :90,000千円
(6)設立年月日 :2002年7月4日
(7)事業年度の末日 :3月31日


4. 今後の見通し
当該株式取得が当期連結業績に与える影響につきましては軽微です。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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