「未就学児施設職員のためのストレス・マネジメント・トレーニング」をオンラインで21年5月から実施、本日受付スタート保護者対応やコロナ対策等よるストレスに負けない柔軟性を身につける
@Press / 2020年11月18日 10時30分
有限会社エンカツ社( http://www.enkatsu.jp/ 、所在地:東京都大田区、代表取締役社長:宇於崎 裕美、以下 エンカツ社)は、心理学博士の掛札 逸美氏(保育の安全研究・教育センター)と共同で、保育園やこども園、幼稚園など未就学児施設の職員(施設長、看護師、栄養士、調理師を含む)を対象にした「ストレス・マネジメント・トレーニング」を2021年5月からオンラインで実施します。受付は本日2020年11月18日から開始します。
本トレーニングは、業務の中で職員が感じるさまざまなストレスに対して、個々人がストレスのタイプを的確に分類・把握し、解決に向けて前向きに行動するための知識とスキルを身につけられるよう構成されています。オンラインで園や法人の職員全体を対象集団として実施するため、通信環境が整備できれば全国どこからでも、大人数であっても受講可能です。講義とワーク、フォローアップ・セミナー(計4時間)で、1施設あたりの受講料は9万円(税抜)の予定です。
この「ストレス・マネジメント・トレーニング」が生まれた背景には、保育士など未就学児施設職員が置かれている過酷な労働環境があります。未就学児施設職員は、本来は子どもを対象とした福祉・教育の専門職ですが、保護者対応にも日々直面しています。新型コロナウイルス感染症流行が始まってからは、自身や子どもたちの感染リスクに加え、施設としての責任も背負い長時間労働を続けています。このような事情から心身のストレス症状を訴える職員が増えています。
福祉・教育の名のもと、未就学児施設はあらゆる問題を抱え込みがちです。そこで働く職員はストレス要因に直面した時、事象を客観視し、自分たちの責任の範囲を明確にし、過度な精神的ストレスを抱え込まない思考法を身に着けることが必要です。さらに、感情に流されずに意見を述べたり複雑な情報を正確に伝えたりするコミュニケーション・スキルも求められます。しかし、実際にはこうした思考法やスキルはほとんど知られていません。エンカツ社は、この状況を改善するために本トレーニングを開始することにしました。
すでにエンカツ社は掛札氏の協力を得て、未就学児施設向けのサービスとして「園長、主任向けオンライン・ストレス耐性強化トレーニング」、「園のための危機時初動支援サービス」、「管理者向け危機対応コミュニケーション・トレーニング」、「保護者対応文書作成オンライン・ワークショップ」を展開しています。本トレーニングでは、それらの経験で得た知見が反映されます。
【サービス概要(予定)】
・名称 :未就学児施設職員向け「ストレス・マネジメント・トレーニング」
・対象 :保育園やこども園、幼稚園など未就学児施設の職員
(施設長、看護師、栄養士、調理師を含む)
・内容 :直面しているストレス要因を客観的に区別し、適切な対応方法を考えるスキル
・講師 :掛札 逸美、宇於崎 裕美
*両名による共著
『人と組織の心理から読み解くリスク・コミュニケーション』
(日本規格協会 2012年)
・形態 :Zoomによるオンライン研修。2時間の講義とワーク。
数週間後にフォローアップのセミナー2時間(計4時間)
*受講に際し、カメラとマイクの機能があるパソコンに
Zoomをインストールする必要があります。
・定員 :定員に上限はありませんが、1施設の職員を1単位とします。
・受講料 :税抜9万円(税込9万9千円)
・実施時期:2021年5月以降。日程は相談に応じます。
【申し込み/問い合わせ用メールアドレス】
メールアドレス: renraku@kodomoinfo.org
・受講希望の場合は下記、(1)~(4)を記入の上、メールでお送りください。
*必ず、パソコンのアドレスをお使いください。
*スマホ/携帯のアドレスはお使いにならないでください。
(1) 担当者氏名(必須) (2)園名と所在地(必須) (3)連絡電話番号(必須)
(4) メールアドレス
・お申し込み受け付け後、Zoomの接続確認をします。
・お問合せについても、上記へメールをお送りください。
【講師略歴】
▼掛札 逸美(かけふだいつみ):
心理学博士(社会/健康心理学)。保育の安全研究・教育センター( https://daycaresafety.org/ )。健康診断団体広報室に10年以上勤務後、コロラド州立大学大学院心理学部に留学。博士号取得・卒業後、産業技術総合研究所特別研究員として勤務、2013年に、同センターを設立(2019年末にNPO格返上)。
著書:『保育者のための心の仕組みを知る本:ストレスを活かす 心を守る』『保育現場の「深刻事故」対応ハンドブック』『子どもの「命」の守り方:変える! 事故予防と保護者・園内コミュニケーション』等
▼宇於崎 裕美(うおざきひろみ):
エンカツ社代表取締役社長。リスクマネジメント&危機管理広報コンサルタント。横浜国立大学工学部安全工学科卒。つくば科学万博、リクルート、電通バーソン・マーステラ等勤務を経て1997年有限会社エンカツ社を設立。国内外の官庁、企業、大学等において広報、リスク・コミュニケーション、クライシス・コミュニケーションに関するコンサルテーションならびに研修を実施。現在、横浜国立大学 非常勤講師(リスク共生社会創造センター)。総務省消防庁消防大学校 講師。東京消防庁 広報広聴アドバイザー。失敗学会 理事。安全工学会、日本広報学会、人工知能学会 会員。食生活ジャーナリストの会 会員
著書:『リスクコミュニケーションの現場と実践』、『不祥事が起こってしまった! ー企業ブランド価値を守るー クライシス・コミュニケーション』、『クライシス・コミュニケーションの考え方、その理論と実践』(以上、経営書院)等
e-ラーニングプログラム:「個人情報漏えい発生直後3日間でやるべきこと一覧」(出演講師 東京システムハウスとの共作 インターネット通信教育サイト「いいまなぶ」 https://www.emanabu.jp/course/info.php?id=63 )
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プレスリリース提供元:@Press
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