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Tokyo International Gallery、気鋭作家によるグループ展「Endless.」を1月19日~2月27日に開催

@Press / 2020年12月24日 10時0分

タイトル
Tokyo International Gallery(TIG)は、山本 雄基、牧田 愛、木下 令子によるグループ展“Endless.”を2021年1月19日(火)~2021年2月27日(土)の期間で開催いたします。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/240806/LL_img_240806_1.png
タイトル

“Endless.”
―流転する景色、繰り返す意識の中で―

境界

円と円
二次元と三次元
意図と無意識

全てに「あいだ」が存在し、
その境界は意識によって決定される

意識に集中することによって視えてくる景色が決まり、
意識を変えることによって視えてくる景色もまた変わっていく

景色の変化が、繰り返す

それこそが
「終わりなき美への追求」

積層する透明層の中に配置された“円”、それらを錯視的に組み合わせた山本 雄基による作品は、
円周率のようにどこまでも続く可能性を秘め、視る者の意識と交錯し、
相互に干渉することでその関係性を拡張していく。

環境から採集したデジタルデータの集合に、フィジカルな筆跡を重ねる牧田 愛の作品は、
キャンバス上と現実世界の融解によって生み出される有機的なイメージとなり、
それは、まるで一本の木が森になるように、視る者の中で成長していく。

偶然の重なりの中で生成される不可逆的な現象に、意図的な行為を織り込んだ木下 令子の作品は、
すでに存在している一瞬の時をフレーミングしながら、作家の意識を落とし込む。
大地に光が差し込むように、視る者に意識の「芽」を芽生えさせ続ける。

宇宙を創り出した「ビックバン」のごとく 山本 雄基、牧田 愛、木下 令子の意識・考え・想いを集めることにより
視る者の意識に解き放たれる視えない力。それこそが境界だと考える。
その境界を探し続けること、それもまた終わりなき美への追求なのかもしれない。
それぞれに思う「美」を感じていただけることを願っている。


■Yuki Yamamoto
山本 雄基
1981年北海道帯広市生まれ。2007年北海道教育大学大学院修了。2012年〜13年札幌市の助成を受けベルリンに滞在。現在札幌市在住。重層的な透明層の中に様々な円を交錯させた作品を制作。層の厚みによる空間と絵画の持つ錯視的な空間の混合、色彩の円とくり抜かれた円の交わりなどの要素から、対立的な物事のあいだについて、絵画を通して思考している。主な展覧会に、PLACE OF HELLO(Mikiko Sato Gallery/2020年)、作品展(板室温泉大黒屋/2018年)、Sighting(ギャラリー門馬/2017年)、VOCA展2014(上野の森美術館/2014年)、道東アートファイル2013(北海道立帯広美術館/2013年)など。第30回ホルベインスカラシップ奨学生(2015年)、第5回大黒屋現代アート公募展 大賞受賞(板室温泉大黒屋/2010年)。2017年よりnaebono art studio共同運営。

Instagram : @yukiyamamoto_studio
ホームページ: http://yamamotoyuki.com/


■Ai Makita
牧田 愛
東京とニューヨークで活動し、機械や金属類、プラスティックなどの人工物をモチーフに描く画家。無機的なモチーフで有機的なイメージを創造し、人工と自然、二次元と三次元の境界はどこにあるかなどをテーマに描き続ける。2013年に東京藝術大学で修士号を取得し、卒業制作は大学美術館の買い上げとなる。近年、ニューヨークのレジデンスプログラムに参加し、滞在期間中に在ニューヨーク日本国総領事館での展覧会の参加アーティストに選ばれ、2ヶ月のあいだ作品を展示。
テラダ・アート・アウォード(東京)、岡本太郎現代芸術賞(川崎)、ポーラ美術振興財団助成(東京)、ART CAKE(ニューヨーク)、Varda Artist in Residency(サウサリート)など、数々の受賞、助成、レジデンスへの参加の機会を得ている。

Instagram : @ai_mkt
ホームページ: https://www.ai-makita.com/


■Reiko Kinoshita
木下 令子
1982年熊本県生まれ。2009年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。
皺や折り目、感光や日焼けによる経年変化などをもちいて、人の意図と無意識との境界をさぐる絵画を制作。木下の絵画は、描画用の筆ではなく塗装用のスプレーガンをつかって絵の具を霧状に吹きつけることで制作される。近年は「移ろいゆく時間の経過そのものを絵にすることはできるだろうか」という問いから制作後も変化を伴う作品や、支持体そのものの形状記憶を用いた絵画などを思考している。主な個展は2019年「憬」crossing/岐阜、2018年「夕べがあり、朝がある」LOOP HOLE/東京、2017年「日のふるまい」HAGISO/東京、「ゆるやかな仕掛け」switch point/東京、2016年「日照時間」komagome cas14-1/東京、2015年「日のなかの点」清須市はるひ美術館/愛知など。
その他、2020年『うつす』二人展Second2./東京、2017年「Spring Fever」グループ展 駒込倉庫/東京、2012年第27回ホルベインスカラシップ奨学生など。

Instagram : @reikoknst
ホームページ: https://reikokinoshita.tumblr.com/


■Tokyo International Gallery(TIG)
トウキョウ インターナショナル ギャラリー
閉鎖的な日本のアートシーンに世界で活躍するアーティストとグローバルな手法を紹介することを使命とし、2019年に設立。環境問題や都市構想、歴史的伝統や表現の自由、個人や集団、主観や客観といった関係性の中で生まれる問いや表現など、社会におけるアートの立場を問い直すとともに、枠組みに捉われない切り口や今まで積極的には語られてこなかった主題もボーダレスに扱いたいと考えており、さまざまな個性を持つアーティストによる実験的な作品を展示することを目指す。またTIGは国際的なアーティストに重点を置いており、アーティストの作品を東京はもとより海外でも展示することも計画中。
最先端の現代アートシーンから数歩遅れている日本のアート市場において、TIGが気鋭注目のアーティストを紹介することで、日本のアートシーンを活性化し、香港、ロンドン、ニューヨークなど世界に匹敵するレベルまで高めたいと考えている。2020年10月、TERRDA ART COMPLEX IIにてギャラリースペースをオープン。

Instagram : @tig_official_jp
ホームページ: https://tokyointernationalgallery.co.jp/


【開催概要】
・タイトル :Endless. ―流転する景色、繰り返す意識の中で―
・会場 :Tokyo International Gallery
・所在地 :〒140-0002
東京都品川区東品川1-32-8 TERRADA ART COMPLEX II 2階
・開催期間 :2021年1月19日(火)~2月27日(土)11:00-17:00
・オープニングレセプション:2021年1月19日(火)17:00-21:00
・休廊日 :日・月・祝日


■安全・安心への取り組み
・入口にアルコール消毒液を設置しております。
・スタッフ、出展者の健康・体温チェックを行い、手洗い・うがい・手指消毒等を徹底しております。
・スタッフはマスクを着用しております。


詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

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山本 雄基 作山本 雄基 作牧田 愛 作

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