DSファーマアニマルヘルス、猫・抗甲状腺剤「チロブロック(R)錠1.25mg」、「チロブロック(R)錠2.5mg」新発売のお知らせ
@Press / 2021年1月18日 11時0分
あすかアニマルヘルス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:山口 文豊)とDSファーマアニマルヘルス株式会社(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:高田 和浩)は、あすかアニマルヘルス株式会社が2020年12月に製造販売承認を取得した『猫・抗甲状腺剤「チロブロック(R)錠1.25mg」、「チロブロック(R)錠2.5mg」』を2021年1月18日に新発売することになりましたのでお知らせします。なお、販売はDSファーマアニマルヘルスが担当します。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/243284/LL_img_243284_1.jpg
チロブロック(R)錠 製品パッケージ
【「チロブロック(R)錠」について】
「チロブロック(R)錠」は国内で初めて承認された猫の甲状腺機能亢進症治療薬で、有効成分はチアマゾールです。本剤は甲状腺ホルモンの合成を阻害し、甲状腺機能亢進症に伴う諸症状を改善します。猫・甲状腺機能亢進症は猫に最も一般的にみられる内分泌疾患で、甲状腺ホルモンの産生・分泌過剰により発症する全身性の疾患です。近年、猫の高齢化に伴い、日本国内における猫・甲状腺機能亢進症の罹患率は増加傾向にあります。
「チロブロック(R)錠」は、有効成分の苦味をマスクするフィルムコート錠、分割せずに処方できる低含量錠(1.25mgと2.5mg)かつ飲みやすい小型錠(直径5.6mm)であり、猫にやさしい・猫のための製剤設計を実現しました。投薬コンプライアンスに配慮し、ヒトと猫のQOLの向上を目指した動物用医薬品です。
両社は、「チロブロック(R)錠」を新発売することで、猫の内分泌疾患に対する獣医療の向上に貢献したいと考えています 。
【製品概要】
●発売品目
チロブロック(R)錠1.25mg
チロブロック(R)錠2.5mg
●成分及び分量
チロブロック(R)錠1.25mg:1錠中日局チアマゾール1.25mg
チロブロック(R)錠2.5mg :1錠中日局チアマゾール2.5mg
●効能又は効果
猫の甲状腺機能亢進症
●用法及び用量
本剤の初期投与量は、チアマゾールとして1.25mg/頭/回~2.5mg/頭/回とし、1日1回又は2回経口投与する。初期投与量は、甲状腺機能亢進症と慢性腎臓病、心筋肥大、高血圧等の併発疾患を考慮して決定する。投与開始前、投与開始から投与開始後3カ月までは2~4週毎、投与開始後3カ月以降は2~3カ月毎にモニタリング*を行う。モニタリングの結果を総合的に判断し、投与量を調節する場合には、1.25mg/頭/回又は2.5mg/頭/回で個体毎に適宜投与量を増減する**。投与量の上限は、チアマゾールとして10mg/頭/回の1日2回とする。
なお、本剤の投与を中止した場合、投与再開時の投与量は、チアマゾールとして1.25mg/頭/回~2.5mg/頭/回とし、1日1回又は1日2回経口投与する。
*モニタリング
臨床症状、副作用の問診、身体検査、血清総T4の測定、血液学的検査、血液生化学的検査及び血液凝固検査
**投与量の指標
血清総T4が基準値の範囲(0.5~4.0μg/dL)又は、甲状腺機能亢進症に伴う全身状態・身体検査での改善がみられた投与量
●包装
チロブロック(R)錠1.25mg 100錠(10錠×10)
チロブロック(R)錠2.5mg 100錠(10錠×10)
●発売日
2021年1月18日(月)
【あすかアニマルヘルス株式会社について】
「あすかアニマルヘルス株式会社」は「人と動物が共生できる社会作りに貢献する」ことを企業理念とし、2020年に創立100周年を迎えたあすか製薬(旧帝国臓器製薬)のアニマルヘルス事業を分社化して設立致しました。そして、動物用医薬品事業と動物用飼料添加物事業の二本柱で事業を展開し、畜産及び水産物の生産性の維持向上、さらにはイヌ及びネコ等のコンパニオンアニマルの健康維持に有用な動物用医薬品等の研究・開発、製造、輸入、販売を通じて、生産農家様・獣医療関係者様や飼い主様に貢献しています。
詳細はホームページをご覧ください。 https://www.aska-animal.co.jp/
【DSファーマアニマルヘルス株式会社について】
DSファーマアニマルヘルス株式会社は、動物たちの健康を支えることで、人々の笑顔あふれる暮らしに貢献する企業として、2010年7月に大日本住友製薬株式会社の事業部門から分社化し、設立された研究開発型の動物用医薬品メーカーです。当社は動物薬事業を通じて培った経験と実績を基礎に、人と動物の絆を支える「コンパニオンアニマル事業」、人々の豊かな生活を支える「畜水産事業」、確定診断に必要不可欠な「臨床検査事業」を展開しています。
また、従来、投薬/機能性食品にとどまっていた事業領域を、診察・検査・診断・投薬・アフターケアにわたる獣医師と顧客ニーズの全体(ヘルスケアサイクル)に拡張し、総合的なソリューションを提供する会社への変革を推進しています。
詳細はホームページをご覧ください。 https://animal.ds-pharma.co.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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