トップリーダーから見る理想の上司の条件は? 第1回「日米新旧リーダー理想の上司」調査結果(動画あり!)
@Press / 2021年1月15日 17時45分
法人会員向けに与信管理ASPクラウドサービスを提供するリスクモンスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:藤本 太一、以下 リスモン)は、第1回「日米新旧リーダー理想の上司」調査結果を発表いたしました。
[調査結果]
(1) 日米の新・旧リーダーのうち、最も上司にしたいのは誰ですか?
日本の新・旧総理大臣の「菅義偉」、「安倍晋三」、米国の新・旧大統領の「ジョー・バイデン」、「ドナルド・トランプ」の4名のうち、最も上司にしたい人物は誰かを調査したところ、1位「ジョー・バイデン」(回答率 35.6%)、2位「安倍晋三」(同 29.2%)、3位「菅義偉」(同 22.0%)、4位「ドナルド・トランプ」(同 13.2%)という結果になりました。
年代別では、60代において「ジョー・バイデン」(同46.0%)が他の年代に比べて回答率が高く、「ドナルド・トランプ」(同9.0%)の回答率が低下しています。20代においては、4名の回答率がほぼ均等であるのに対し、年齢層が高まるにつれて回答率に明確な差が表れています。
また「菅義偉」と「ドナルド・トランプ」は若年層になるほど回答率が上昇し、「安倍晋三」と「ジョー・バイデン」は高齢層ほど回答率が上昇しており、40代以上の回答順位は同位でした。(図表A)
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/243553/LL_img_243553_1.png
図表A
(2)上司にしたい理由は何ですか?
上記(1)の人物を選択した理由について調査したところ、上司にしたい人物1位のジョー・バイデンは、「人柄が良い」(回答率54.5%)、2位の安倍晋三は「リーダーシップがある」(同41.8%)、3位の菅義偉は「人柄が良い」(同62.7%)、4位のドナルド・トランプは「決断力がある」(同68.2%)が、それぞれ最も多い選択理由となりました。
「人柄が良い」が上司にしたい理由として重要視されている一方で、ドナルド・トランプにおける「人柄が良い」は3.0%に留まり、「決断力がある」が最も多い回答となりました。上司したいと感じる理由としては、「人柄の良さ」や「リーダーシップ」、「決断力」といった点が重要視されている傾向が表れています。
日米の旧リーダーは、「リーダーシップ」が評価された一方で、「人柄の良さ」はあまり評価されていないことから、新リーダーの「菅義偉」と「ジョー・バイデン」は、旧リーダーになかった「人柄の良さ」が期待されているといえるでしょう。(図表B)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/243553/LL_img_243553_2.png
図表B
(3)日米の新・旧リーダーのうち最も上司にしたくないのは誰ですか?
日米の新・旧リーダーの4名のうち最も上司にしたくない人物は誰か調査したところ、1位「ドナルド・トランプ」(回答率55.2%)、2位「ジョー・バイデン」(同16.2%)、3位「菅義偉」(同14.4%)、4位「安倍晋三」(同14.2%)となりました。
1位「ドナルド・トランプ」の回答率は、2位「ジョー・バイデン」を39.0ポイント上回っており、突出して上司として嫌厭されていることが表れています。
男女の比較では、女性における「ドナルド・トランプ」の回答率(同60.8%)が男性の回答率(同49.6%)を11.2ポイント上回っており、特に女性からの支持が低下しています。また年代別では40代以上において「ドナルド・トランプ」の回答率が過半数となり、中年層以上における人気のなさがうかがえます。(図表C)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/243553/LL_img_243553_3.png
図表C
(4)上司にしたくない理由は何ですか?
上記(3)の人物を選択した理由について調査したところ、上司にしたくない人物1位のドナルド・トランプは「人柄が信用できない」(回答率81.2%)、2位のジョー・バイデンも「人柄が信用できない」(同53.1%)、3位の菅義偉は「リーダーシップがない」(同59.7%)、4位の安倍晋三は「人柄が信用できない」(同69.0%)がそれぞれ最も多い選択理由となりました。
「人柄が信用できない」が上司にしたくない理由として重要視されており、特に上司にしたくない人物1位のドナルド・トランプにおいては、大統領権限を用いた強引な政策の進め方や歯に衣着せぬ物言いが高い回答率に繋がったと推察されます。また菅義偉においては昨今の経済対策等への対応遅れが「リーダーシップがない」、「決断力がない」という回答に繋がっていると考えられます。(図表D)
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/243553/LL_img_243553_4.png
図表D
[総評]
2020年9月16日、衆参両院の首相指名投票により菅義偉議員が指名され、日本の総理大臣が7年8か月ぶりに交代することとなりました。一方、米国でも2020年11月3日に大統領選挙が行われ、ジョー・バイデン氏が当選し、2021年1月20日に第46代大統領に就任する予定となっています。
日米にて同時期にリーダーが代わるタイミングで今回リスクモンスターが独自に行った第1回「日米新旧リーダー理想の上司」調査(12月14日~12月15日実施)に対しては、500人から回答を得られました。
「菅義偉」、「安倍晋三」、「ジョー・バイデン」、「ドナルド・トランプ」、4名の日米リーダーのうち、最も上司にしたいのは誰かという質問では、1位「ジョー・バイデン」(回答率 35.6%)、2位「安倍晋三」(同 29.2%)、3位「菅義偉」(同 22.0%)、4位「ドナルド・トランプ」(同 13.2%)という結果となりました。
年代別にみると20代では4名の回答率がほぼ均等であったのに対して、40代以上では全体順位と同様の順位結果となっており、高齢層になるほど回答の差が生じています。国別では「ドナルド・トランプ」よりも「ジョー・バイデン」、「菅義偉」よりも「安倍晋三」を選択する傾向が顕著に表れています。
4名のうち最も上司にしたくないのは誰かという質問では、1位「ドナルド・トランプ」(同 55.2%)、2位「ジョー・バイデン」(同 16.2%)、3位「菅義偉」(同 14.4%)、4位「安倍晋三」(同 14.2%)となり、男女別、年代別のすべてのセグメントにおいて「ドナルド・トランプ」が圧倒的に高い回答率となりました。
また、上司にしたい理由では「人柄の良さ」を評価した回答が多く、上司にしたくない理由としては「人柄が信用できない」がすべての人物で上位となっていることから、上司には「人柄の良さ」が最も重要であるといえるでしょう。
8割以上から「人柄が信用できない」と回答されたドナルド・トランプにおいては「リーダーシップ」や「決断力」を評価する声が多く、同様に「安倍晋三」においては「リーダーシップ」が評価された反面、「人柄の良さ」はあまり評価されていない結果となりました。新リーダーの「菅義偉」と「ジョー・バイデン」には、旧リーダーになかった「人柄の良さ」が期待されているといえるでしょう。
本調査では上司として好まれる資質とともに、日米リーダーに対するイメージも浮き彫りとなりました。日本では菅義偉首相の就任後早くも5か月が経過し、米国でもジョー・バイデンの大統領就任が目前に迫っています。今回の調査では、共に「人柄のよさ」が最も評価される結果となりましたが「人柄のよさ」だけではリーダーとしての責任は果たせないでしょう。日米の新リーダーには、人柄だけでなく、世界の経済をけん引する先進国のトップとして高いリーダーシップを発揮し、難局を乗り越えてほしいと期待します。
※ 本編は以下掲載サイトでもご覧いただけます。
https://www.riskmonster.co.jp/mailmagazine/post-8216/
■リスモン調べ動画
今回発表の調査結果について、「日米リーダー対決 理想の上司」動画を作成しました。今回は特別ゲストをお迎えして解説しております。
掲載サイトよりご覧ください! https://youtu.be/QK4w6iFvWrI
画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/243553/LL_img_243553_5.png
動画キャプチャ
[実施概要]
・調査名称 :第1回「日米新旧リーダー理想の上司」調査
・調査方法 :インターネット調査
・調査エリア :全国
・期間 :2020年12月14日(月)~12月15日(火)
・調査対象企業:20歳~69歳の男女
・有効回収数 :500サンプル
■リスモン調べとは
リスモンが独自に調査するレポートのことです。これまでリスモンでは企業活動関連の調査として他にも「100年後も生き残ると思う日本企業調査」「環境への配慮が感じられる企業調査」や「この企業に勤める人と結婚したいアンケート調査」などを発表しており、今後も「企業活動」に関するさまざまな切り口の調査を実施することで、企業格付の更新に役立てていくとともに、情報発信を行うことで新しい調査ターゲットの創出、新サービスの開発などに取り組んでいます。
掲載サイトはこちら https://www.riskmonster.co.jp/study/research/
■リスモンの概要(東京証券取引所第二部上場 証券コード:3768)
2000年9月設立。同年12月よりインターネットを活用した与信管理業務のアウトソーシングサービス、ASPサービス事業を開始しました。以来、法人会員向けビジネスを要にサービス分野を拡大し、各事業部門・子会社(与信管理サービス、ビジネスポータルサイト(グループウェアサービス等)およびBPOサービス)ごとに取り扱うサービスについて包括的な戦略を立案し、事業活動を展開しております。
リスモングループ法人会員数は、2020年9月末時点で12,997(内、与信管理サービス等6,587、ビジネスポータルサイト等3,174、その他3,236)となっております。
ホームページ: https://www.riskmonster.co.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
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