ジャックス、市場変化を捉え顧客ニーズに即応したマーケティング活動を実施するためのデータ活用基盤として「Oracle Exadata Database Machine」を導入
@Press / 2021年2月17日 11時0分
株式会社アシスト(本社:東京都千代田区、URL: https://www.ashisuto.co.jp/ 、以下「アシスト」)は、株式会社ジャックス(本部:東京都渋谷区、URL: https://www.jaccs.co.jp/ 、以下「ジャックス」)が「Oracle Exadata Database Machine」(以下Oracle Exadata)を導入し顧客ニーズに即応したマーケティング活動を実施するためのデータ活用基盤として稼働開始していることを発表します。
クレジット事業、カード・ペイメント事業、ファイナンス事業に加え、これらの事業で培ったノウハウを成長著しいASEAN市場でも事業展開するジャックスでは、2018年からスタートした中期3カ年経営計画の重点施策の一つである「生産性の向上と成長基盤の強化」の実現に向けて、積極的なIT投資を行っています。
ジャックスでは従来から、市場変化を迅速かつ的確に捉え、顧客ニーズに合ったマーケティング施策を実施するために、顧客情報が含まれる情報系データベースへの投資が重要と考え、2012年にはデータ分析に特化したアプライアンス製品を導入しました。当初20名ほどで利用を開始したこのデータ活用基盤は、マーケティングや営業部門を含む約300名の利用者に展開されるようになっていたことに加え、情報をアドホックに検索、加工するオンライン処理が主流で、クレジットカード顧客の情報を抽出するようなバッチ処理も並行稼働していました。データ量の急増とさらなるユーザー数拡大に伴い、徐々にデータ活用基盤の性能低下が大きな課題となっていき、リソース増強やチューニングでは立ち行かない状況に陥っていました。
ジャックスでは、今後社内でのさらなるデータ活用の拡大を見据えた上で、中期経営計画の「生産性の向上と成長基盤の強化」の実現に向け、中核となるデータ活用基盤を抜本的に刷新することにしました。刷新にあたり、アシストから複数提案のあった中で、「システムの安定運用実績」、「国内での高い導入実績」、「自社で利用していたBIツールとの親和性」の3点が決め手となりOracle Exadataの採用を決定し、2020年1月には既存環境と並行稼働させながらデータ精査などを行い3月にOracle Exadataへの切り替えを完了しました。
設計から構築までアシストにてOracle Exadataの最適化を実施し、パフォーマンステストでは日本オラクル株式会社とともに性能を最大化する取り組みを実施したことが功を奏し、切り替えから10カ月経過した現在、以下の成果が出ています。
・従来のアプライアンス製品では10億件以上の抽出処理に半日かかっていたが、Oracle Exadataでは数分で完了する。
・4億件のデータのテーブル結合および検索を行うオンライン処理時間が3分の1に短縮できた。
・10本のバッチ処理が1時間以内で完了するようになった。40~50本実行しても問題ないぐらい性能に余裕がある。
また、Oracle Exadataへの切り替えによって、これまでデータ活用基盤の運用に大幅な工数を割いてきた情報システム部門では、運用からデータ活用に関する施策検討やユーザー部門とのコミュニケーション強化へとシフトできるようになりました。データ活用基盤の利用者数も計画に従い2~3倍に拡大できていることから、社内ではデータ活用の文化が定着しつつあり、今後さらにデータ活用が進むことで、ジャックス全体のデジタルトランスフォーメーション推進につながるものと期待されています。
本発表に向けたお客様からのコメント
日本もまさにキャッシュレス時代に突入する中、ジャックス社のブランド価値向上を図るためには、お客様の利用傾向等を分析しタイムリーに代理店へ情報連携することがビジネス上、重要なテーマとなっていました。
従来アプライアンス製品で構築していた当社のデータ活用基盤は、ユーザー数増加に伴い、データ量も増え性能が課題となっていましたが、アシスト社から様々な観点の提案をいただき、最終的にOracle Exadataを選択いたしました。
また新データ活用基盤を構築する上でも、アシスト社には設計・構築・テストの段階でも他システムとの連携などで発生した疑問点や質問に迅速に対応いただき、スムーズにプロジェクトを完遂させることができました。今後の業務拡大に向けて引き続き当社にとって最適なご提案を期待しています。
株式会社ジャックス
システム開発部 開発共通課
課長 黒坂 和弥様
■「Oracle Exadata Database Machine」に関するお問い合わせ
株式会社アシスト 東日本技術本部 情報基盤技術統括部 ビジネス推進部 担当:中村 剛
TEL:03-5276-3653
製品紹介URL: https://www.ashisuto.co.jp/exadata/
問い合わせURL: https://www.ashisuto.co.jp/pa/contact/oracle-exadata-database.html
■ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社アシスト 広報担当:田口
TEL:03-5276-5850
URL: https://www.ashisuto.co.jp/contact/press/
※OracleとJavaは、Oracle Corporation及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
※ニュースリリースに記載された製品/サービスの内容、価格、仕様、お問い合わせなどは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。
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プレスリリース提供元:@Press
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