美しい三陸の海の水中写真展を開催 東日本大震災から10年――。水中写真家・鍵井靖章(かぎいやすあき)がカメラに収めた、宮城・岩手の海に生きる命とは。特別出展として、日本を代表する水中写真家・中村征夫(なかむらいくお)も参加。
@Press / 2021年2月25日 12時0分
株式会社宮城テレビ放送と株式会社横浜八景島 仙台うみの杜水族館は、2021年3月10日(水)~4月4日(日)に「ミヤギテレビ開局50周年記念 鍵井靖章 水中写真展 特別出展 中村征夫 Sanriku再生のうみ」を開催いたします。
東日本大震災の津波で甚大な被害を受けた、東北の三陸の海。震災から10年が経った今、その海の中の世界に目を向け、かつての美しい姿へ再生しようとする海の力、生命の姿を、貴重な水中写真を通して紹介します。
本写真展では、震災後すぐに岩手県の海に潜り、以降も定期的に三陸の海の様子をカメラに収めてきた注目の水中写真家・鍵井靖章(かぎい やすあき)の作品を中心に展示しています。日本を代表する水中写真家・中村征夫(なかむら いくお)も特別出展として参加し、それぞれの作品を通して、これからの三陸の海に希望を感じられるような内容となっています。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/248604/LL_img_248604_1.png
三陸の海を泳ぐ魚 (C)YASUAKI KAGII
―写真展概要―
■サブタイトル :ミヤギテレビ開局50周年記念
鍵井靖章 水中写真展 特別出展 中村征夫
■メインタイトル:Sanriku再生のうみ
■日程 :2021年3月10日(水)~4月4日(日)
■時間 :3月10日~3月19日 10:00~17:00
3月20日~4月4日 9:00~17:30
■場所 :仙台うみの杜水族館 2階展示企画室
■入場料 :無料(ただし、水族館の入館料は必要です)
■共催 :株式会社宮城テレビ放送 / 株式会社横浜八景島 仙台うみの杜水族館
■展示作品 :およそ40点~50点(予定) ほか、グッズ販売も予定
【参加写真家】
鍵井靖章 かぎい やすあき
http://kagii.jp/
1971年兵庫県生まれ。大学在学中に、プロ写真家の伊藤勝敏氏に師事。その後オーストラリアやモルディブ共和国などで水中撮影に励み、1998年に帰国後、フリーランスフォトグラファーとして独立。生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心掛け、多彩な視点と色使いで水中写真のポピュラリズムを狙う。一方、東日本大震災以降は、震災を経験した海に生きる生命を定期的に記録している。日本写真協会新人賞、日経ナショナルジオグラフィック優秀賞など受賞歴多数。
▼直近の展示会予定
■『海流が育むいのち』 フジフイルムスクエア(東京都港区) 2021年3月12日~4月1日
5人の水中写真家による写真展です。日本の自然の成り立ちや、2つの海流「黒潮」と「親潮」に着目し、海の環境と生き物たちについて写真を通じてお伝えします。
■『is Blue』 フジフイルムスクエア(東京都港区) 2021年3月12日~4月1日 ※上記展示と同時開催
世界各地で撮影した夢のように美しい水中写真が高く評価されてきた鍵井靖章氏と、ダイビングと海の生き物たちに魅了され、プライベートはアウトドアで過ごすことが多いという女優・木村文乃氏の2人による展示。写真家と俳優、それぞれの分野の第一線で活躍する2人が「ダイバー」として共に日本の海を潜り歩き、独自の感性で撮影した写真でコラボレートします。
【特別出展】
中村征夫 なかむら いくお
https://squall.co.jp/
1945年秋田県生まれ。独学で水中写真を始め、専門誌のカメラマンを経て、31歳でフリーランスとなる。沖縄の開発によるサンゴ礁の滅亡や白化、諫早湾の開拓など、海の環境問題に対しても関心が高く、報道番組で生中継を担当するなど「海の報道写真家」としても活躍してきた、日本を代表する水中写真家。
作品収蔵:東京都写真美術館、日本カメラ博物館、秋田県立美術館、土門拳記念館 ほか
▼近年の展示会
『中村征夫 軌跡~人・地球・出会い~』 秋田県立近代美術館(秋田県) 2020年4月18日~7月5日
2011年の東日本大震災で被災し、その後閉館した「マリンピア松島水族館」の生き物やスタッフを引き継ぐ形で、「復興を象徴する水族館」として2015年、仙台市宮城野区にオープン。フカヒレの原料として宮城県内ではなじみのある「ヨシキリザメ」の国内最長飼育記録(873日)を持つ。
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プレスリリース提供元:@Press
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