固形有機物を低コストで消滅処理できる処理装置「ZEROSONIC」を2月25日より販売開始
@Press / 2021年2月26日 9時30分
環境関連技術開発を手掛けるWEF技術開発株式会社(所在地:滋賀県大津市、代表取締役:青山 章)は、このほど固形有機物を低コストで消滅処理できる処理装置「ZEROSONIC」の販売を開始しました。
これで、大量のプラスチック油化から植物性残渣リサイクル、リサイクル不適物の消滅処理まで、固形有機廃棄物のほぼすべての処理が可能になり、分別が難しいアジア各国にも積極的に販売展開していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/248676/LL_img_248676_1.png
「ZEROSONIC」SUT-1.0 1立方メートル/6h処理
■「ZEROSONIC」販売の意味
弊社は活性酸素で有機廃棄物を短時間に分解・減容化してリサイクル利用する「α-Gaia(アルファガイア)」を開発・販売してまいりました。この装置は強固な細胞膜を瞬時に分解することが出来るので、余剰汚泥、野菜残渣、加工食品残差、生ゴミ等の処理には適していますが、汚れたペットボトルや食品残差がこびりついたプラゴミの処理はできません。
世の中にはリサイクルが意味のあるものと、リサイクルすることがかえって社会に負荷を与えるものがあります。平たく言えば費用対効果になるのですが、大規模処理ではあまり問題にならなくても、小規模になると大きな手間暇がかかってしまうことが、往々にしてあります。そこで、リサイクルが難しい汚れたペットボトル、食品残渣や油がこびりついたプラスチック、医療系廃棄物、オムツ類等は消滅処理することにしました。
リサイクルが有効なものは「α-Gaia」処理、リサイクルが向いていないものは「ZEROSONIC」で消滅処分と考え、この度販売を開始しました。
■「ZEROSONIC」について
処理のメカニズムは以前からある熱・磁気分解です。この処理方式は画期的といわれてきましたが、それほど広まりませんでした。その理由は実用化技術が完成されていなかった、にもかかわらず各企業が販売を始めたところにあります。最初の処理メカニズムが学会等で発表されてからほぼ10年を経て、このほどコンパクトで高性能な熱磁気分解装置を提供できるようになりました。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/248676/LL_img_248676_4.png
図(1)
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/248676/LL_img_248676_2.jpg
「ZEROSONIC SUT-1.0」
【商品概要】
名称 : 「ZEROSONIC」
販売開始日: 2021年2月25日
機種 : (1)SUT-1.0(1立方メートル/6h処理)
(2)SUT-3.0(3立方メートル/6h処理)
共に排ガス浄化装置付
販売価格 : (1)SUT-1.0 ¥15,000,000(希望最終価格 消費税別)
(2)SUT-3.0 ¥30,000,000(希望最終価格 消費税別)
電源 : ガス浄化用に使用する100V電源のみ
処理内容 : 処理物は上部より投入。
6時間後に容量で1/300~1/500のセラミック残渣のみになる。
販売店 : 現在直販のみ。販売代理店募集中。
<機器仕様>
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/248676/LL_img_248676_5.png
図(2)
■分解処理のメカニズム(2005年日本物理学会発表資料から)
その分解機構は、炭素分子フラーレンの化学的電気的機能の発現機構を本質的に解明するために提唱された高尾らのニュートリノ形態波動共鳴理論で説明できる。すなわち、ナノ水滴の内部で生じる虚・実境界域の零点経由で正、反ニュートリノが対発生し、それらが生ゴミなどの環境廃棄物の構成原子と衝突し、発熱的に原子・分子連続転換が起きることで分解されるというメカニズムとなる。
1200℃でないと分解できないダイオキシンが分解できているのはこのような周囲常温局所高エネルギーの分解、すなわちフラーレン型分解が起きるためである。それがまた従来の焼却法に比べて10倍近い減量効果をもたらす主因である。
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図(3)
尚、最後にはセラミックが残るのですが、これは有機物が変化したものではありません。身の回りにある材料のうち、鉄やアルミなどの金属、プラスチックやナイロンなどの有機物を除いた材料が全てセラミックスなのです。
■個体有機廃棄物処理装置ラインアップ
(1)連続個体有機物油化装置:バッチと連続の2種類あり、それぞれ5~100t/日処理
ペットボトル、プラスチック、タイヤ、ゴム製品、塗料残渣、油スラッジ、医療廃棄物等、あらゆる有機物から粗燃油をケミカルリサイクルします。
(2)活性酸素分解処理装置:100~3000kg バッチ処理。活性酸素が1時間で有機物の細胞膜分解。
生ゴミ、食品残差、農業廃棄物、余剰汚泥、水草、牛糞・豚糞
On-Site分散型、処理物の肥料化・飼料化リサイクル、焼却場の負荷低減
(3)強制好気性発酵処理装置:100t/日の有機廃棄物の堆肥化
アジアのごみの山をそのまま堆肥化し、処理後分離が可能
生ゴミ、余剰汚泥、家畜糞尿等すべて混合処理が可能
以上に今回の消滅型処理装置を加えることで、固形有機廃棄物の種類、処理量、設置場所、処理費用、リサイクル利用等にかかわらず提案できる体制が整いました。
■会社概要
商号 : WEF技術開発株式会社
代表者 : 代表取締役 青山 章
所在地 : 滋賀県大津市堂1-19-15
設立 : 2016年7月
事業内容: 水処理、廃棄物リサイクル、Mg関連技術開発、販売
URL : https://aoyama-wefit.com
https://mgworld.aoyama-wefit.com/ (マグワールド)
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プレスリリース提供元:@Press
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