プラスチック新法案、有料化検討の動きを受けて土に還る『使い捨てスプーン・ナイフ・フォーク』のセット販売を開始 脱プラと衛生面の両立を叶える新素材
@Press / 2021年3月11日 15時0分
環境・エネルギー分野向け最先端材料を研究開発する化学会社 GSアライアンス株式会社(本社:兵庫県川西市、代表取締役社長:森 良平博士(工学))は、使い捨てプラスチック製品の削減を目指す新法案「プラスチック資源循環促進法」が閣議決定されたことを受け、このプラスチックの代替素材となる、新素材でできた≪100%土に還るスプーン、ナイフ、フォーク≫のセット販売を開始しました。廃棄後も二酸化炭素を排出せず、「脱プラ」と「衛生面」の両立ができる商品です。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/250834/LL_img_250834_1.jpg
土に還るスプーン・ナイフ・フォーク
■100%土に還る、使い捨てスプーン・ナイフ・フォーク
3月9日、政府は、脱プラの一環で、コンビニ店に使い捨てのフォークやスプーンの提供を規制することなどを盛り込んだプラスチック新法案を閣議決定しました。今後、コンビニに限らず、飲食店やホテルなどのアメニティなども対象とする可能性があるとされています。この動きを受け、GSアライアンスでは、代替素材となる、天然バイオマス系生分解性樹脂を使った、土に還るスプーン・フォーク・ナイフのセット販売を開始いたしました。
見た目は、プラスチックと変わりませんが、植物成分のリサイクル材料を使用したセルロースナノファイバーを使用しているため、廃棄後も二酸化炭素を発生させず、微生物の動きによって自然に分解する≪土に還る使い捨てのスプーン・フォーク・ナイフ≫です。
※土や気温の条件によっては生分解性する時間は長年かかる場合もあります。
天然バイオマス材料ならではの生分解性を維持しながら、木と石を使った成分を添加材として入れることで、弱点といわれていた強度、耐久性、成形性などを克服した新素材です。
■コロナ禍の衛生面の高まりと脱プラの両立を
コロナ禍での衛生面の高まりを受けて「使い捨て」の良さも見直され、以前、飲食店などに当たり前のようにあったカトラリー類は、衛生面への懸念から姿を消しました。現状多くの使い捨てのカトラリーが使われているなか、すぐに以前のような飲食店で洗いながら使う状況やスプーン・フォークなどを持参する「マイカトラリー」に切り替えることも難しい現状があります。
この≪土に還るフォーク・ナイフ・スプーン≫ではこの衛生面と脱プラを両立することができるだけでなく、耐久性もあるので、持ち帰っていただければ、再利用することもできます。
≪土に還るスプーン・フォーク・ナイフ≫
価格 : 240円
素材 : セルロースナノファイバー複合100%天然樹脂系材料
販売場所: 楽天市場 Nano Sakura Shop
URL : https://item.rakuten.co.jp/nano-sakura/004/
■GSアライアンスが生み出した新素材「NANO SAKURA」
植物を原料とした生分解性・天然バイオマスを100%使用した“石油ゼロ”の土に還る新素材です。
木や石を添加剤としていれることで、強度、耐熱性、成形性などを克服しました。
石油ゼロ、天然バイオマス原料、廃棄後の排出なし、生分解性を兼ね備えた地球にやさしい新素材です。
NANO SAKURAの製品で現在用いられている製品は、生分解性で最終的には土と二酸化炭素に分解されますが、耐久性もありますので水洗いをして再使用するなど、できるかぎり資源の無駄遣いとならないような使い方を推奨します。
また、カトラリーだけではなく、この新素材を使いその他の商品も販売しています。
<NANO SAKURAその他の製品>
・歯ブラシ
・皿
・ペットボトル
・ネイルチップ
・マスククリップ など
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/250834/LL_img_250834_2.jpg
プラスチックと見た目は変わらない
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/250834/LL_img_250834_3.jpg
天然生分解性樹脂ネイルチップ
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/250834/LL_img_250834_4.jpg
天然バイオマス系生分解性樹脂ネイルチップ
販売場所: 楽天市場 Nano Sakura Shop
URL : https://www.rakuten.ne.jp/gold/nano-sakura/
【開発者の想い】
兵庫県川西市にあるGSアライアンスは、プラスチックごみ問題を今後絶対に避けては通れない社会課題とし、自然に還る生分解性プラスチックの開発・研究を続けてきました。
母体は、昭和13年創業の色材メーカーで、その4代目社長でもある森 良平が自社の商品も含め、今後もっと環境に配慮したものを、と「自然由来の、土に還る」素材にこだわって作っており、今後は、海洋問題とともに、食糧問題にも目を向け、非可食性の生分解性プラスチックでの製品づくりにも力を入れて参ります。GSアライアンスは現在国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成を目指せるスタートアップ企業として採択されており、今後国連事業への採択を目指し、国内外の事業展開を進めてまいります。
■会社概要
商号 : GSアライアンス株式会社
代表者 : 代表取締役社長 森 良平博士(工学)
所在地 : 〒666-0015 兵庫県川西市小花2-22-11
事業内容: 環境、エネルギー分野の最先端材料、技術の研究開発
URL : https://www.gsalliance.co.jp/
詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press
【関連画像】
この記事に関連するニュース
-
バイオマスストロー400万本販売で、温室効果ガス排出の削減量を約3t(ストロー100万本分)突破!!(シバセ工業)
PR TIMES / 2024年7月31日 12時45分
-
大阪・関西万博 竹中工務店の「森になる建築」へ天然由来素材酢酸セルロース樹脂「CAFBLO(R)」を提供
PR TIMES / 2024年7月27日 14時40分
-
ハイケム、清華大学発のバイオベンチャー企業と提携
PR TIMES / 2024年7月25日 10時0分
-
廃木材、廃紙、オレンジの皮などのバイオマス資源廃棄物からGSアライアンスが量子ドット型抗菌剤を開発
@Press / 2024年7月16日 10時30分
-
7月は脱プラスチック月間!「廃棄ココナッツ由来」のサステナブルブランド never leather (ネバーレザー)が、夏の限定キャンペーン実施
PR TIMES / 2024年7月12日 14時45分
ランキング
-
1「日本の歴史に残る急落」日経平均2200円超の暴落にNISAで投資する人は? 今後の株価はどうなる?背景にアメリカ経済への不安感【news23】
TBS NEWS DIG Powered by JNN / 2024年8月3日 13時40分
-
2松屋が「200円台」朝定食を値上げ! 代わりに大幅値下げしたメニューとは? 外食チェーンの「朝食」競争に新展開
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年8月3日 6時15分
-
3円の暴落どころか紙くず化が始まってもおかしくない…儲けるのではなく資産防衛のため持つべき株と金融商品
プレジデントオンライン / 2024年8月3日 7時15分
-
4「ハリス大統領誕生」にはまだ多くの関門がある 大統領選まで100日弱、息を吹き返した民主党
東洋経済オンライン / 2024年8月3日 9時30分
-
5「校内スマホ禁止」は絶対か?動き始めた生徒たち 生徒主導の「校則見直し」西武文理の場合ー前編
東洋経済オンライン / 2024年8月3日 8時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)