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第1回企画展「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」を開催 漆器、陶磁器、織物など、日本各地から7人の名工が登場

@Press / 2021年3月23日 9時30分

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日本の伝統工芸のいまを発信するウェブメディア『職人圖鑑』を運営する株式会社晴レノ日スタヂオ(本社:東京都台東区、代表取締役:瀬戸口ゆうこ)は、2021年3月20日(土)に、オンラインギャラリーをオープンしました。

記念すべき、第1回企画展は、「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」。日本各地から、伝統工芸士を含む選りすぐりの職人・作家7名の作品を展示しています。

本オンラインギャラリーは、PCやタブレット、スマートフォンで閲覧でき、ECサイトとリンクすることで、その場でショッピングもお楽しみいただけます。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252257/LL_img_252257_1.jpg
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■開設背景
コロナ禍の影響で、イベントの開催が困難な状況が続いています。工芸展も例外ではなく、多くの展示会が延期になったり、開催しても集客に苦戦している状況です。そこで、『職人圖鑑』では、伝統工芸に携わる作り手の作品の発表・販売の場として「オンラインギャラリー」を開設いたします。
外出を控えており、展覧会を見に行けない、百貨店などにショッピングに行けないという方にもお楽しみいただけるよう、展覧会さながらの雰囲気を演出。指(マウス)でスワイプするだけで画面を切替えるなど、直感的な操作で誰でもが簡単に展覧できる仕様になっています。


■第1回企画展「春を楽しむ伝統工芸~七人展~」
1. 会期・会場
2021年3月20日(土)~4月4日(日)
https://shokunin-zukan.jp/gallery

2. 出展者(五十音順)
□荒木永子 讃岐かがり手まり(香川県)

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讃岐かがり手まり 荒木永子

江戸時代の庶民に愛された郷土玩具「讃岐かがり手まり」。紙で包んだ籾殻を芯に、草木で染めた木綿の糸を巻いていき、手の感覚だけで球体をつくります。一針一針の手仕事により幾何学的な模様を生み出すのが特徴的です。
荒木さんは、その技を義理の両親から受け継ぎながら、伝統の技と枠にとらわれない自由な感性で作品づくりに取り組んでいます。

□小岩井カリナ 上田紬(長野県)

画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/252257/LL_img_252257_6.jpg
上田紬 竹バッグ/ハンチング 小岩井カリナ

真田幸村の父・昌幸が庶民に奨励した真田織りがはじまりともいわれる絹織物「上田紬」。“裏地を3回替えるほど丈夫”という意味で、別名「三裏紬」とも呼ばれています。
小岩井さんは、伝統的な技と現代的なセンスのデザインと配色で“見て楽しく、着て楽しい”着物を制作。伝統工芸を身近に手に取れるコモノづくりにも力を入れています。

□鈴木工友(中郷窯) 信楽焼(滋賀県)

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色絵銀彩丸皿・長皿/安南角皿 鈴木工友(中郷窯) 信楽焼

信楽の里に工房を構える中郷窯。作風が異なる兄弟2人が営む窯で、おもにホテルや料亭などのうつわを手がけています。今回ご紹介する、兄・工友さんのうつわは、自由闊達な絵付けが魅力。存在感があるデザインながら、料理を邪魔せず引き立ててくれます。洋食器のようなデザインでも、不思議と和食が映えたり、コーディネートがとてもたのしいうつわです。

□鈴木理規(鴨川萬祝染 鈴染) 萬祝染(千葉県)

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萬祝半纏 鶴亀松竹梅 鈴木理規(鴨川萬祝染 鈴染)

大漁を祝福し船主から船子へと贈られた着物「萬祝」。その背中には、鶴・亀・松竹梅といった縁起のよい図柄が染められています。鈴木さんは、「鴨川萬祝染 鈴染」四代目。現在は、伝統的な染め方を継承しながら、若い人にも使ってもらえるようにと、本展でご紹介する萬祝染クラッチバッグや、萬祝×デニムの半纏コートなど新たな作品づくりに取り組んでいます。

□高橋庸子 京鹿の子絞(京都)

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京鹿の子絞 日傘(桃色) 高橋庸子

京鹿の子絞の本疋田絞や疋田絞、一目絞を生業とする高橋さん。家業四代目として、三代目である母と五代目の娘3人で日々、絞括に励んでいます。
本展では、絹の生地を絹の糸で、指10本と指貫のみを使って、一粒一粒を丁寧に括っていく“本疋田絞”の技法を用いた、綿麻製の日傘が登場します。緻密な括りにより表現された、独特の立体感が日傘に優しさと品格をまとわせます。

□田谷喜兵衛(田谷漆器店) 輪島塗(石川県)

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小重溜 田谷漆器店 輪島塗

200年以上の歴史を持ち、十代続く輪島塗の老舗「田谷漆器店」。伝統的な輪島塗の技法を守りながら、クラウドファンディングでの新商品を開発したり、漆器のレンタルサービスを行うなど革新的な取組みを行っています。本展では、創業者である田谷喜兵衛の名を受け継ぐ作品が登場。日本に脈々と受け継がれてきた普遍的な美意識を感じる漆器の数々に思わずため息。

□藤本岳英・江里子(平戸藤祥五光窯) 三川内焼(長崎県)

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色絵金彩 陶彫植木鉢 七宝・唐草 藤本岳英・江里子(平戸藤祥五光窯) 三川内焼

長崎県の三川内皿山にある「五光窯・平戸藤祥」。陶工・藤本岳英さんと、陶画家・江里子さんの夫妻が営む窯です。飽くなき探究心で磨かれた岳英さんの高度なろくろ技術と、繊細でいてどこか優しい江里子さんの絵付け・染め付けが魅力です。本展では、趣向を変えて、食器ではなく、植木鉢をつくっていただきました。重厚感のある盆栽も上品に引き立ててくれる逸品です。


■ウェブメディア『職人圖鑑』とは?
https://shokunin-zukan.jp

陶器や漆、織物、着物など、日本には素晴らしい伝統工芸があります。
しかし、近年は、残念なことに、後継者不足などにより、技術や文化が途絶えてしまうという話も後を絶ちません。
そこで、私たちは、国内外の人々にニッポンの工芸の素晴らしさや、“職人”という生き方や働き方を知ってもらい、興味関心を持ってもらいたいと、『職人圖鑑』日本語版・英語版を立ち上げました。


■会社概要
商号 : 株式会社晴レノ日スタヂオ
代表者 : 代表取締役 瀬戸口ゆうこ
所在地 : 東京都台東区鳥越1-11-3
URL : http://harenohistudio.jp/


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プレスリリース提供元:@Press

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