株式会社ANA Cargoと株式会社3rdcompassが業務提携 商流拡大及び生鮮品を当日配送できるサービスを目指す
@Press / 2021年3月25日 15時0分
株式会社ANA Cargo(本社:東京都港区、代表取締役社長:外山俊明、
以下「ANA Cargo」)と産地直送ECで一次生産者応援に取り組む株式会社3rdcompass(所在地:東京都渋谷区、代表取締役:木村幸太郎、以下「サードコンパス」)は、2021年3月25日、生産者支援事業において全国の生産者と消費者を航空輸送で結び付け、スピーディに消費者へ提供するプラットフォーム構築及び拡大を目的とする包括的業務提携を締結しました。
株式会社ANA Cargo : https://www.anacargo.jp/ja/
株式会社3rdcompass: https://edono1.com/ec/
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/252281/LL_img_252281_1.png
ANACargo × エドノイチ
■背景と目的
昨今の新型コロナウイルスの影響で、規格外商材だけでなく販売可能な食材であっても買い手側の事情で納品予定食材が出荷されず滞留率(または廃棄率)が悪化し、生産者にとって厳しい時期が続いています。2021年に入り、緊急事態宣言の延長に伴う飲食店舗時短営業や外出自粛が続き、景況は未だ回復に時間がかかる事が想定されます。
一方生産地では、去年からの滞留食材の累積に伴い、漁獲(収穫)を自主的に制限する生産者も見られます。養殖においては餌・管理等の追加コストに加え、規定以上に育ちすぎた為の価格変動により収支に大きな影響を及ぼし、事業継続を断念する声も上がっています。特に「鮮度にこだわりをもつ」生産者は、加工品や常温品に比べて食材の消費期限が早いため、これまで以上に迅速な輸送手段を構築することが不可欠です。
2020年7月より、ANA Cargoとサードコンパスは、D2Cプラットフォーム「エドノイチ」( https://edono1.com/ec/ )を通じ、首都圏への産地直送・販売事業において協業しています。今回の業務提携により、ANA Cargoの航空スペースの活用・物流課題の解決が今まで以上にスピーディになることが期待され、両社のパートナーシップを深めながら新たなビジネスモデルの構築と最大化を図ってまいります。
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/252281/LL_img_252281_2.png
産地直送の食材イメージ
■業務提携の主な内容
1:商流拡大
・取扱品目(生産者)の共同開発
・取扱エリア・販路の共同開発
・地方自治体や地元企業へのアプローチ・共同プロジェクト参画
生産者(生産地)への情報発信や産地に根付いた取引先への巻き込み・自治体共同プロジェクト等に共同で参画してまいります。
2:物流課題の解決
・当日配達の実現にむけた物流構築
・貨客混載等の他輸送モードとの連携
消費地からの要望として多い国内最速配送を目指すことと共に、空輸以外の輸送モードとの連携も共同開拓し、生産者様へ新たなソリューションを提供していきます。
3:プロモーション
・Transported by ANA Cargoのブランディング強化
・ANAグループの仕組みを活用したマーケティング
Transported by ANA Cargoのブランド活用はもとより、全国各地域のネットワークや、WEBサイト・クラウドファンディングといったANAグループの仕組みを活用したマーケティング・販売促進を強化致します。
この業務提携によって、鮮度落ちが早く高鮮度で出荷・デリバリーすることが難しい全国各地の海産物を“獲れたて”のまま首都圏に届ける独自の物流網が強化され、常温食材や加工品等も簡便に配送できるように取り組みを加速させます。また物流課題に積極的に関与する仕組みを整え、この点を強みとして生産者支援を展開することで地方企業の商流活性化・地方創生事業としての貢献を果たしてまいります。
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ANACargo × エドノイチ「貨客混載」
■「エドノイチ」とは
<「エドノイチ」開設の背景>
魚介類及び農作物等は多くの中間流通を介して消費者に届いています。この商流の中で、セリ(競売)の観点から規格外・定量未満として品質に問題がなくても流通に乗らず、廃棄される食材もあります。
2020年からコロナの影響で、販売可能な食材であっても買い手側の事情で食材が出荷されず、廃棄率が悪化。このような事態が続くと、将来的に農業・漁業の就労人口を更に悪化させてしまう事が懸念されます。
一方、外出自粛でネット生鮮食材宅配の需要は急増しています。家族での外食の代わりに家庭の食卓で鮮度の高い食材を全国各地から選定し、家族で料理を楽しみたい傾向は今後も高まっていくと考えます。
これらの一次生産者に関わる課題の解決策及び消費者が求めるニーズに応えるべく、ANA Cargoとの協業により航空輸送のスピードを生かしたビジネスモデル構築を皮切りに、一次生産者の販売支援を行ってきました。
<「エドノイチ」これまでの取り組み>
2020年7月にβ版の「エドノイチ」を立ち上げ、販売を開始。その後ANA Cargoとの協業拡大し、離島を含めた47空港から発送できる物流を構築しました。
2020年9月からは、農林水産省が推進する「#元気いただきますプロジェクト」に参画。対象となる商品が送料無料になるキャンペーンで、多くの生産者の売上に貢献しました。
その後も、生産者と共同しクラウドファンディング・ライブコマースを活用した販売や、「空港まで遠く商品を運べない」という生産者のニーズにこたえるべく『空港連絡バスを活用した貨客混載』共同輸送を鹿児島空港を起点とした空港路線バスで開始するなど、生産者の販売網・物流網構築を進めています。
■ANA Cargoについて
会社名 : 株式会社ANA Cargo
本社 : 東京都港区東新橋1-5-2 汐留シティセンター
代表者 : 代表取締役社長 外山俊明
設立 : 2013年10月1日
主な事業内容 : 1.倉庫業及び上屋業
2.貨物の受託、仕分け、保管、梱包及び運搬
3.海上・陸上・航空貨物運送事業の取扱業及び代理業
会社ホームページ: https://www.anacargo.jp/ja/
■サードコンパスについて
会社名 : 株式会社3rdcompass
所在地 : 東京都渋谷区渋谷3-5-16 スクエアビル2F
代表者 : 代表取締役 木村幸太郎
設立 : 2020年4月
主な事業内容 : 1.地方創生コンサルティング
2.情報通信事業
3.業務請負業
会社ホームページ: https://edono1.com/ec/
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プレスリリース提供元:@Press
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