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名阪特急「アーバンライナー」を使用した貨客混載事業の実施について

@Press / 2021年3月29日 14時0分

運用フロー図(イメージ)
近畿日本鉄道株式会社(本社:大阪府大阪市天王寺区 代表取締役社長:都司 尚 以下「近鉄」)と福山通運株式会社(本社:広島県福山市 代表取締役社長:小丸 成洋 以下「福山通運」)は、近鉄が大阪難波~近鉄名古屋間で運転する名阪特急「アーバンライナー」を使用した貨客混載事業を、本年夏頃を目処に実施することで合意しました。今後、国土交通省に対し物流総合効率化法に基づく総合効率化計画の認定申請を行います。
これまで大阪市内~名古屋市内間の輸送については、翌日以降に配送するサービスが主流であり、当日中に配送するにはトラック等をチャーターする方法が一般的でした。今回の事業では、大阪市内~名古屋市内間の当日配送が安価で可能となり、ご利用者の利便性を向上させます。主な顧客ターゲットとして、名阪間での工業製品・部品、商品(日用品・衣料品)等を配送する事業所間を想定しています。
鉄道を有効利用する運送サービスのため新たな投資を要さず、トラック配送と代替することでCO2排出量の削減につながります。また、道路事情に関わらない安定した輸送ルートの確保やドライバー不足対策などさまざまな効果が期待できます。
近鉄と福山通運は、連携を強化することにより、新たな収益源を確保するとともに、SDGsが目指す持続可能な社会の実現に一層貢献していきます。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/253367/img_253367_1.jpg
運用フロー図(イメージ)
画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/253367/img_253367_2.jpg
アーバンライナーへの積載(イメージ)

【背景】
物流分野においては、全国的に、自動車運送業の担い手不足、消費者ニーズの高度化や多様化、環境負荷の低減などが重要な課題となっています。
このような背景から、近鉄と福山通運は、同じ近鉄グループの鉄道および運送事業者として、既存の資源を有効活用して新たな収益を確保するだけでなく、自動車運送業の担い手不足の解消やCO2排出量の削減という社会的課題を解決することにも繋げるため、列車を使った貨客混載事業の可能性について両社で検討を進めてきました。
その結果、近鉄と福山通運は、大阪難波駅~近鉄名古屋駅間を運転する名阪特急のうち、「アーバンライナー(next・plus)」車両の列車に荷物を積載することで、大阪市内~名古屋市内間の当日配送という新しい輸送サービスを展開していくことに合意いたしました。
この事業では、両社にとって新たなビジネスチャンスとなるだけでなく、SDGsが目指す持続可能な社会の実現にも貢献できるものと考えています。
本年夏頃に事業開始を予定しています。詳細については、物流総合効率化法に基づく総合効率化計画が認定され次第、お知らせします。
画像3: https://www.atpress.ne.jp/releases/253367/img_253367_3.jpg
〈参考〉
・物流総合効率化法に基づく総合効率化計画認定とは
物流分野における労働力不足への対応や環境負荷の低減を推進するため、201 6年10月に施行された改正物流総合効率化法に基づき、環境負荷の低減及び、省 力化に資する流通業務の総合化及び効率化を図る事業に対し、国土交通省が認定を 行い、その認定を受けたものに対し、各種支援が行われる制度です。

・「アーバンライナー(next・plus)」で運転する名阪特急
大阪難波駅・近鉄名古屋駅毎時30分発などで、主要駅に停車する名阪特急として 1日17往復運転しています。
画像4: https://www.atpress.ne.jp/releases/253367/img_253367_4.jpg
アーバンライナーnext

画像5: https://www.atpress.ne.jp/releases/253367/img_253367_5.jpg
アーバンライナーplus




詳細はこちら
プレスリリース提供元:@Press

【関連画像】

アーバンライナーへの積載(イメージ)期待される効果アーバンライナーnext

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